2003 Jリーグ ヤマザキナビスコカップ・予選
西京極総合運動公園・19:00キックオフ
◆主審:梅本博之 ◆副審:江角直樹・平野伸一
◆入場者数:5,580人 ◆天候:晴 ◆ピッチ:全面良芝/乾燥

名古屋グランパスエイト

1

前 半

0


京都パープルサンガ
0

後 半

0
前半 22分 ウェズレイ
得点者  
74分 マルケス原 竜太
74分 藤本 主税山口 慶
89分 海本 幸治郎海本 慶治
交 代 45分 森 勇介松井 大輔
62分 石丸 清隆大野 敏隆
62分 中村 忠斉藤 大介
41分 古賀 正紘 警 告 21分 角田 誠
49分 石丸 清隆
89分 林 裕煥

90 45   45 90
2
7
0
17
0
0
0

4
3
1
8
2
1
1

6
10
1
25
2
1
1
シュート
GK
CK
直接FK
間接FK
(オフサイド)
PK
11
6
6
26
5
4
0
5
3
3
15
3
2
0
6
3
3
11
2
2
0

スターティングメンバー
名古屋グランパスエイト 京都パープルサンガ
監督 ベルデニック 監督 ピム
GK 楢崎 正剛(1) GK 平井 直人(1)
DF 大森 征之(4)
パナディッチ(3)
古賀 正紘(5)
DF 角田 誠(27)
林 祐煥(32)
手島 和希(5)
鈴木 和裕(4)
MF 海本 幸治郎(17)
中村 直志(7)
吉村 圭司(25)
滝澤 邦彦(13)
藤本 主税(11)
MF 森 勇介(29)
中村 忠(3)
石丸 清隆(6)
鈴木 慎吾(7)
FW マルケス(9)
ウェズレイ(10)
FW 中払 大介(14)
高 宗秀(30)
SUB GK:本田 征治(16)
DF:海本 慶治(18)
MF:山口 慶(31)
FW:原 竜太(20)
FW:氏原 良二(24)
SUB GK:上野 秀章(21)
MF:斉藤 大介(16)
MF:美尾 敦(13)
MF:大野 敏隆(31)
FW:松井 大輔(10)
ハーフタイムコメント
名古屋:ベルデニック監督 京都:ピム監督
●しっかりボールをキープすること。
●集中力を切らさず、運動量を増やすこと。
●ボランチを使ってサイドチェンジをしよう。
●サイドのスペースを有効に使おう。
●ロングボールに対して、最終ラインはコンパクトをキープするため、あまり早く下がらないように。
試合終了後コメント
ベルデニック監督:
サッカーとは最終的には、点をとらないといけないスポーツです。グランパスがうまくいったということ。しっかりと戦った中での結果であるが、プレーのクオリティ自体はそれほど高くはなかった。前半のほうがよかった。ボールをキープし、その中で相手を崩してチャンスを作ることが出来た。1度決定的なチャンスを作り、そこどPKを得たわけです。後半はクオリティが落ちたが、それは京都が非常にアグレッシヴにきたためであり、うまく受け止めることができなかった。相手が点を取れなかったことがラッキーでした。前回の神戸戦では、100%のプレーをしてしっかり戦えた。今日もしっかり戦って勝ったということで、心理的な面では良い影響があるが、ガンバ戦に向けては、選手達が非常に疲れている。
Q.後半について、選手達に得点したいという気持ちが薄れていたのでしょうか?
取りたいという気持ちは当然あったが、それができなかった。取りたい気持ちと、実際の結果は全くべつのもんだいである。後半は、3本のパスが通らなかった。そう言う意味で、今日の勝利は非常にラッキーなものだった。
Q.先取点をとってからの戦い方については?
守備的な指示を出したわけではない。相手チームが非常にアグレッシヴにきたことで、中盤でボールを奪われ、相手ののサイドバックが上がってくることで、サイドハーフが守備に偏ってしまい、攻撃参加することができなかった。しかし京都も、焦りからミスをして、そのため得点できなかった。去年は、1点リードしたじょうたいから2点取られ敗れたが、今回はそのことに対して準備出来ていた。前線からプレスをかけることは重要であり、それが出来ないと中盤でも競り負けてしまい、こちらのゴール前でのプレーが増えてしまう。
Q.前半の1点については?
トレーニングで何度もやってきていることで、他にも何度かチャンスがあったが、それがうまくいった。トレーニングでは、いかにして相手DFの裏にボールを出すかと言うこと。相手のディフェンスラインが高かったため、その裏に出せばチャンスがあると思っていた。ここ数試合では、試合ごとに1、2回そういう攻撃が出来ています。
Q.神戸戦と比べて、マルケス選手の評価は?
ここでは比較は出来ない。神戸戦の後半、非常に良いプレーをしたが、神戸がフィジカル的におちて、攻撃できなかったためもある。今日の試合については、相手が1人しかりマークし、その後ろに1人あまっていた。前半に関してはそれなりのプレーをしていた。
藤本選手:
Q.今日の内容については?

ウェズレイ、マルケスとの3人でのコンビネーションで生まれたPKのあの場面だけが良かった。今日はどこでボールを取れば良かったかが分からなく、後手後手に回って、悪い状態になってしまったが、アウェイで守って勝てた、と言う意味では、良かったと思う。
Q.ハーフタイムでの監督のコメントは?
もっとしっかり繋げ、(ボールを)簡単に失いすぎ、と言われた。もっと組み立てにも参加しろとも言われた。あと、相手が攻めてくるのでしっかり守れとも言われた。
中村選手:
Q.積極的にミドルシュートを狙っていたが?

もっと前でシュートを打ちたかったが、監督の指示で、後半は少し下がって、押さえ気味にして守備の意識を高くした。
Q.チームのバランスは?
グランドの状態が悪かったし、体力的にもみんな疲れていたので、パスコースも少なかった。確かにチャンスは少なかったと思う。
Q.ナビスコ杯の予選を勝ちあがったが?
今日はどんな内容でも勝ちたかったので、結果には満足している。勝ち点3を取りに行かなければいけない状況の試合で、結果が出せたので自信に繋がったと思う。
ウェズレイ選手:
Q.今日の結果については?

決勝点となる得点を決められてホッとしている。
Q.PKは自分で決めようと思った?
チームの結果が大事だったので自分が行ったが、誰か他の選手が来たら、蹴らしていたかもしれない。
Q.これで公式戦5試合連続ゴールだが?
とても気持ちが良いです。特に1st開幕当初から、長い間得点に見放されていたので、連続して得点する事は、胸がスッとしている。
Q.今後はもっと得点を期待できるか?
勿論です。これからチャンスがくれば、1試合で2点3点と狙ってゆきたい。
楢崎選手:
Q.苦しい試合だったのでは?

あんなものだった、思ったほど悪くはなかったと思う。
Q.苦しい中で勝てたことについては?
勝たなければいけなかったので、目標を達成できたという意味では良かったと思う。ここ数試合、ずっと京都には勝てなかったので、チームにとっては良い結果だと思う。
Q.(監督の代わった)京都の戦い方については?
そんなに変わったとは思わないが、(監督が代わったことで)モチベーションは高かったと思う。ただ、調子が悪いと言っても侮れる相手とは思ってはいなかった。逆に、自分としては、集中力を保たせる必要はあった。
Q.これまで相性の良くなかった京都にアウェイで勝てた要因は?
自分たちがしっかり守備をした事だと思うし、少ないチャンスの中で2トップを活かして、良い攻撃が出来たことだと思う。ただ、終了間際で守る時間帯が多かったことは、流れの上で仕方がなかったと思う。そして、それを耐えて勝てたので良かったと思う。
Q.相手がボールを持つ時間も多く、苦戦しているように見えたが?
嫌なミスとかが絡んで失点しない限りは、やられる試合とは思わなかった。チャンスは少なかったが、前半で取った得点を守りきろうとみんなで意識した。ただ、追加点が取れればもっと楽にはなったと思う。
Q.次のナビスコ杯に向けては?
負ければ終わってしまう、勝たなければいけない試合で勝てたことが良かったと思うので、チームとしては自信を深めた試合だと思う。今後も、リーグ戦を含め、諦めずに頑張りたいと思う。