今日の試合に勝てたことに関して、非常に満足しています。このチームの100%の力を出してくれたと思いますし、特に後半は良いプレーをしてくれたと思います。前半はゲームの内容ではFC東京のほうが良かったと思います。守備面ではグランパスも良かったのですが、攻撃面では前線でボールをキープできないことや、相手に簡単にボールを奪われる場面が多かったと思います。後半はグランパスが主導権を握り、相手陣内で多くのプレーをすることができました。そのなかで多くのCKやFKを得ることができ、交代も良いタイミングで行えましたし、多少ラッキーな面があったとは思いますが、勝ちたいという気持ちで相手に勝っていた結果だと思います。今日の試合で、若い選手たちに対しても状況によってはある程度計算できるなと理解できました。そのことについて、特にうれしく思っています。戦術的にも良いプレーをしていたと思います。ただ、決定的なチャンスを作る場面が少なかったとも思います。
−若い2TOPに対して、試合前になにか特別な指示はあったのですか?
試合前に若手の3人(原・片桐・山口慶)を集めて話しましたが、それ以外では普段トレーニングでやっているとおりのことをすれば良いわけですから、特に特別の要求というものはしませんでした。
−初スタメンの片桐選手の評価は?
片桐選手に関しては当初は後半途中くらいで、本来はトップの選手ではありませんが、岡山選手と代えるといったアイデアもあったのですが、しっかりと動いていたと言うことでそのまま交代させませんでした。彼は技術的に優れていて、意外性のあるプレーをしますが、ただ個人プレーに走る場面が少し多い印象もあります。 |