監 督 コ メ ン ト

名古屋グランパスエイト : ベルデニック監督

ハーフタイムコメント

・相手のプレッシャーに耐える。
・最後まで集中してプレーすること。

試合終了後コメント

 サッカーの世界では、決定的なチャンスをはずせば負けることがあると言うことです。それ以上、言うことはありません。もう一つは、チームのまだ未熟な部分で、相手がどんどんセンタリングを上げこぼれ球を拾ってくるというプレッシャーの中で、耐えきれることができませんでした。やはり自信のなさ、自分自身に対する自己評価の低さからそのようなピンチに陥ったときにパニックになり点を決められるということです。

−先制するまでは、プラン通りのゲームだったのですか?

 ボールをしっかりキープできないという部分をのぞいてはプラン通りにゲームを進めることができましたが、やはりまだ自信が無く、脱しつつあるとはいってもまだ危機的状況の中にあると思います。いつボールをキープし、いつボールを前に出すのかという判断ができていないと思います。

−前半に比べ後半が攻撃できていたと思うのですが、何か変化があったのでしょうか?

 1つは相手が体力的にきつくなってきたためだと思います。相手のプレーの特徴としては強引にでも前へボールを出して突破してくる、そのなかで審判が笛を吹いてFK等を得るというテンポを持続できなかったためです。ゲームの展開は私の予想通りでしたが、まさか点が入らない、ポストに当たるということは考えていませんでした。

−ヴァスティッチがここ8試合ゴールをあげれていないのですが、その不調の原因は?

 点をあげていませんが、他の選手に良いボールを出していますし、今日も何本か良いパスを出しています。点をとるだけの選手ではなくて、他の選手の得点も演出できる選手です。ただやはり、チームとしてどこかで点をとらないといけません。

−今日はDFを4人という形をとりましたが、これからも相手によって変更はあるのでしょうか?

 今後に関しては分かりません。DFラインに4人いると言うことで、ボールを奪った時の中盤での人数の少なさという問題もありますし、中盤の選手が1人で相手の3人目の選手をマークできるのなら3バックが良いかもしれませんし、その辺はまだ分からないことです。

−次のゲームまで2週間あきますが、その間で修正するべき点は?

 フィジカル的なトレーニングを加えながら、もう一度、ボールをしっかりキープすると言うことをやっていきたいと思います。サッカーというのは戦うだけではなく、頭も使わないといけないものです。今のグランパスは逆転してしまって、戦ってばかりで、冷静に頭を使えなくなっている状況になっています。


京都パープルサンガ : エンゲルス監督

ハーフタイムコメント

・前半は両チームとも守備的だった。
・後半は前線がもう少しボールをキープして欲しい。前半一発を狙ったシーンが多かった。
 相手はマンツーマンなので、もう少しパスを回すなどメリハリをきかせて、ワンツーなどで打開しよう。
・後ろから早めに前線にフィードすることも織り交ぜよう。