2002年J1リーグ2ndステージ第10節:「ベガルタ仙台戦」
前半の試合の流れ
肌寒さというより、底冷えさえ感じさせるほどの瑞穂陸上だが、この時間帯になってやっとサポーターの応援にも力が入ってきたのか、スタンドのボルテージが上がり始める。そして、両チームの選手が入場。ともかく今日は結果が全てだといっても良いだろう。地元サポーターの前で納得できる内容の試合を見せて欲しい。
右にエンドを取った仙台に対し、左から右に攻め上がる名古屋。仙台のキックオフで前半が始まる。 【得点】開始45秒、相手陣内深くペナルティすぐ外での原からのボールを右足一閃振り抜くと、これが相手DFに当たったのもものともせず、ゴール左に突き刺さり、早速先制する。さい先の良い出だしだ。
11分、仙台・村上が左サイドを上がってくると、ゴール前に折り返してくるが、このボールは楢崎が直接キャッチ。 12分、相手陣内ゴール正面の位置で岡山からのボールを受けた原が振り向きざまに右足でシュートにゆくが、これは右に大きくはずれてしまう。 13分、自陣左中程の位置での仙台のFK。仙台・シルビーニョの右足からのボールは誰も触れることなく、ラインの外へ。
開始こそ先制したものの、その後は淡々としたボールが行き交うだけの盛り上がりに欠ける試合展開が続いている。仙台も積極的に攻め上がってこないだけに、このあたりで、主導権を一気に手にするための追加点が欲しいところだ。
16分、自陣深く左の位置での仙台のFK。シルビーニョが遠いサイドを狙って蹴ってきたが、ここは詰めていた仙台の選手のミスに救われる。 18分、ゴール正面のペナルティすぐ外での位置で仙台・シルビーニョを倒してしまい、危険な位置でFKを与えてしまう。
26分、自陣中程での仙台のFK。シルビーニョが右足で直接狙ってシュートを打ってくるが、これはクロスバーの上に。 27分、DFの裏に出たボールに仙台・山下が抜け出して、あわや、GKと1対1になりそうになるが、楢崎がすぐに飛び出して足で大きくボールをクリアする。 29分、岡山からゴール前の原にパスを出すと、これを胸で右のスペースに落とす。これに酒井が走り込むも、僅かに間に合わず、相手GKのボールに。
後半の試合の流れ
前半開始いきなり、ウェズレイの強烈なシュートによる先制で、今日は一気に行くかと思われたが、中盤でのミスもあって、仙台に押し込まれ初め、同点にされてしまってからは、ほとんど仙台ペースになってしまった。後半は早い時間帯に追加点が欲しいところだ。
エンド変わって、右から左に攻め込むグランパスのボールで後半がキックオフ。
1分、中村から左に出たボールに平岡が受けると、縦に上がって中に折り返そうとしたが、相手DFに足で弾かれてしまう。
33分、名古屋2人目交代:山口(素)→山口(慶)