2002年J1リーグ2ndステージ第10節:「ベガルタ仙台戦」

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前半の試合の流れ

〜前半15分

肌寒さというより、底冷えさえ感じさせるほどの瑞穂陸上だが、この時間帯になってやっとサポーターの応援にも力が入ってきたのか、スタンドのボルテージが上がり始める。そして、両チームの選手が入場。ともかく今日は結果が全てだといっても良いだろう。地元サポーターの前で納得できる内容の試合を見せて欲しい。

右にエンドを取った仙台に対し、左から右に攻め上がる名古屋。仙台のキックオフで前半が始まる。
【得点】開始45秒、相手陣内深くペナルティすぐ外での原からのボールを右足一閃振り抜くと、これが相手DFに当たったのもものともせず、ゴール左に突き刺さり、早速先制する。さい先の良い出だしだ。

2分、酒井が自陣からドリブルで上がり、岡山に渡して、さらに戻したボールを右サイドの原に上がらせようと縦に蹴っていったが、これは長すぎてしまう。
5分、左で中村からのボールを受けたウェズレイだったが、前を向く前に倒されてしまう。
6分、右サイドを上がった岡山からの中へのボールは平岡が詰めるが、相手DFが寄せてしまい止められてしまう。
7分、岡山が右に出たボールを追いかけて上がってゆくが、相手DFに体を寄せられ、ワンタッチのボールはそのままゴールラインを割ってしまう。
8分、仙台・マルコスがDFの裏へのボールに飛び出してくるが、ここは海本が落ち着いて楢崎に頭で戻す。
9分、右からのCKのチャンス平岡が遠いサイドに上がった古賀を狙うが、飛び出した相手GKにパンチングで弾かれてしまう。

11分、仙台・村上が左サイドを上がってくると、ゴール前に折り返してくるが、このボールは楢崎が直接キャッチ。
12分、相手陣内ゴール正面の位置で岡山からのボールを受けた原が振り向きざまに右足でシュートにゆくが、これは右に大きくはずれてしまう。
13分、自陣左中程の位置での仙台のFK。仙台・シルビーニョの右足からのボールは誰も触れることなく、ラインの外へ。

〜前半30分

開始こそ先制したものの、その後は淡々としたボールが行き交うだけの盛り上がりに欠ける試合展開が続いている。仙台も積極的に攻め上がってこないだけに、このあたりで、主導権を一気に手にするための追加点が欲しいところだ。

16分、自陣深く左の位置での仙台のFK。シルビーニョが遠いサイドを狙って蹴ってきたが、ここは詰めていた仙台の選手のミスに救われる。
18分、ゴール正面のペナルティすぐ外での位置で仙台・シルビーニョを倒してしまい、危険な位置でFKを与えてしまう。

20分、仙台・マルコスの蹴ったFKのボールはポスト右に僅かに外れる。
21分、相手陣内中程右よりの位置でのFK。岡山が前線に上がっていたウェズレイに蹴っていったが、ここはDFと競り合ったウェズレイがファウルを取られ、相手ボールに。
22分、相手陣内でのこぼれ玉を拾った酒井がDFの裏に蹴ったボールに原が飛び出すが、相手GKが先にキャッチ。
23分、自陣で相手ボールをインターセプトした岡山が酒井に渡すと、これを中村がもらってそのままドリブルで上がり、遠目からシュート。しかし、味方に当たってコースが変わったボールは相手GKの正面に。
25分、中村からのスルーに反応したウェズレイがドリブルで上がると、GKと1対1になるものの、戻ってきたDFに後ろからシュートしようとしたボールを押さえ込まれてしまい、シュートすることができなかった。

26分、自陣中程での仙台のFK。シルビーニョが右足で直接狙ってシュートを打ってくるが、これはクロスバーの上に。
27分、DFの裏に出たボールに仙台・山下が抜け出して、あわや、GKと1対1になりそうになるが、楢崎がすぐに飛び出して足で大きくボールをクリアする。
29分、岡山からゴール前の原にパスを出すと、これを胸で右のスペースに落とす。これに酒井が走り込むも、僅かに間に合わず、相手GKのボールに。

〜前半終了
31分、自陣入っての位置で仙台のFK。縦にDFの裏へ出そうと蹴ってきたボールは簡単にクリア。
32分、岡山が酒井から右に出たボールに走り込み、さらに前に上がってゴール前に折り返すと、詰めてきた酒井がフリーで受けると、左足でダイレクトでシュートを試みるが、これはポスト左に外れてしまう。
34分、仙台陣内からDFの裏を狙ってパスが出るが、これはDFが相手FWをしっかりケアして、飛び出しを阻む。
【失点】35分、右に上がってきた仙台・安藤の中へのボールをマルコスに右足で決められ、追いつかれてしまう。
38分、左サイドから平岡の持ち上がってきたボールをもらった中村だったが、相手DFにスライディングで倒されボールを奪われてしまう。
39分、仙台の左からのCK。ゴール前の選手に合わせられるが、ボールは僅かに右に外れ、救われる。
40分、仙台の左からのCK。シルビーニョの遠いサイドへのボールを頭で折り返されるが、これは古賀が大きくクリア。同点にしたことで仙台のボールへの寄せが早くなり、押し込まれる場面が目立つこの時間帯。
42分、原が相手陣内深く左よりのペナルティすぐ外で倒されFKを得る。中村がゴール前に放り込んでゆくと、相手GKが弾くがこれを拾う前にクリアされてしまう。
43分、左からのCKのボールは、大きくは流れてしまい、遠いサイドに上がった選手を越えていってしまった。
44分、自陣中程左よりの位置での仙台のFK。シルビーニョのゴール前に入れてきたボールは平岡がクリアする。
ロスタイム1、自陣左深い位置での仙台のFK。シルビーニョの蹴ったボールに仙台・森保が詰め、頭で合わせてくるが、クロスバーの上に大きく外れる。ここで前半が終了。後半は早い時間帯の得点で試合の主導権を早くつかみたい。後半に期待だ。

後半の試合の流れ

〜後半15分

前半開始いきなり、ウェズレイの強烈なシュートによる先制で、今日は一気に行くかと思われたが、中盤でのミスもあって、仙台に押し込まれ初め、同点にされてしまってからは、ほとんど仙台ペースになってしまった。後半は早い時間帯に追加点が欲しいところだ。

エンド変わって、右から左に攻め込むグランパスのボールで後半がキックオフ。

1分、中村から左に出たボールに平岡が受けると、縦に上がって中に折り返そうとしたが、相手DFに足で弾かれてしまう。

2分、相手陣内中程からDFの裏を狙っていた原にボールを酒井が出してゆくが、DF2人に挟まれ、思うようにプレーさせてもらえず、ボールはそのまま相手GKに。
4分、中村が自陣からドリブルでボールを持って上がると、右に流れながら中へ折り返してゆく。これに原が詰めてゆくが、僅かにボールが長く合わせることはできなかった。
5分、仙台・村上が自陣ゴール前でのこぼれ玉をシュートを打ってくるが、これはクロスバーを大きく越えてゆく。
7分、仙台の右からのCK。シルビーニョのゴール前の早いボールに飛び込んでくるが、これは反対サイドに流れる。さらに拾った選手が中に折り返してきたが、古賀が何とかクリアする。
9分、中央でボールを持った山口が左の平岡に出すと、これを前線にけり出してゆくが、精度が悪く、ボールは大きく相手ゴールを越えてしまう。
10分、右に上がってきた仙台・鈴木がゴール前に折り返してくるが、これは大きすぎて、楢崎がそのままキャッチ。
11分、平岡が左サイドでボールを持つと、アーリークロスをゴール前に入れてゆくが、これは相手GKのそのままキャッチされる。
12分、名古屋1人目交代:平岡→滝澤
【得点】14分、左サイドでウェズレイがボールを持つと、さらに左に前のスペースに走る滝澤にパスを出す。これをラインぎりぎりから折り返すと、ファーサイドに飛び込んだ原が頭でどんぴしゃりであわせて、追加得点を見事決める。やった、やった、竜太ナイスだ!!
〜後半30分
16分、相手ゴール正面の好位置でFKを得る。ペナルティアークから10m弱の位置だったがこれをウェズレイが直接ゴール左隅に狙って蹴ってゆく。しかし、僅かにクロスバーの上に外れてしまう。く〜っ、惜しい!
18分、仙台1人目交代:村上→岩本
19分、仙台の左からのCK。変わった岩本がマイナス気味のボールをマルコスに蹴っていったが、ここはDFがマークにしっかりと付き、このボールを競り合い、シュートさせることはなかった。
21分、仙台の右からのCK。岩本が入れてきたボールは辛うじてクリア。こぼれ玉を拾った仙台・安藤が右足でシュートを蹴ってくるが、これはクロスバーの上に僅かに外れる。
22分、自陣で相手ボールを奪った岡山が左にいた中村に出すと、これを縦に出してウェズレイに。さらに滝澤が左サイドをオーバーラップしようとしたところで、その前のウェズレイがオフサイドで、これを生かせなかった。
25分、仙台2人目交代:鈴木→山田
26分、相手ペナルティ内に進入した中村が寄せられると、後ろから詰めた岡山に戻す。これをゴール前に放り込もうとしたが、反対サイドに大きく流れてしまうが、滝澤がジャンプしながらダイレクトで中に折り返す。しかし、惜しくもこのボールは相手GKにキャッチされてしまう。ここの選手の動きがここへきて良くなりはじめ、仙台陣内でのプレーの場面が増え始める。いいぞ、いいぞ!
29分、仙台・安藤からの中へのボールはパナが弾くが、こぼれたところをさらに岩本に拾われると、折り返されそうになるが、ここは岡山が飛び込んで、体でこのボールを弾き出す。
〜後半終了
疲れが出始めたのか、両チームとも中盤が省略気味になり始める。

33分、名古屋2人目交代:山口(素)→山口(慶)

34分、酒井がボールを持って上がり、中の中村に渡すと、これを相手DFをかわしてシュートを試みるが、ここは相手DFに前を阻まれ、シュートを跳ね返されてしまう。
35分、左サイドでウェズレイがボールを持つと、これをドリブルで上がって、DFの裏を狙って中に走る原にスルーを出そうとしたが、相手DFの足に当たってしまい、チャンスを生かせなかった。
37分、岡山が相手陣内でドリブルで真ん中を寄せる選手をかわして入り込もうとしたが、2人かわしたところで止められてしまった。久しぶりに積極的なプレーを見せてくれた。
38分、自陣でウェズレイのパスしようとしたボールを拾った仙台・シルビーニョがそのまま右足でシュートを試みてくるが、これは大きくクロスバーを越えてゆく。
40分、左サイドをボールを持った滝澤がドリブルで上がってゆくと、DFが詰めてくるがこれを粘ってかわして、ペナルティ内へ入っていったところを倒されてしまう。これで見事PKを得る。
【得点】41分、PKをウェズレイが見事右足でゴール左隅に決め、これで3−1に。名古屋3人目交代:原→片桐
42分、仙台・山田が右サイド深くで中に切れ込もうとしてくるが、パナがしっかりこれに付いて、ボールを外へ弾き出す。
43分、仙台の右からのCK。岩本が入れてきたボールはゴール前で競り合いになるが、仙台のファウルで味方のボールにする。
44分、仙台の左からのCK。岩本の入れてきたボールはパナがクリア。さらにこぼれ玉を拾った岩本へはウェズレイが詰めてボールを奪う。
ロスタイム1、自陣でボールを得た岡山が前線の片桐に出すと、これを相手DFに寄せられながらも抜け出そうとしたが、このボールは相手に奪われてしまう。
ロスタイム2、山口Kが右サイドでボールを受けると、もう慌てることなくボールをキープして時間を稼ぐ。そして、ここで試合が終了。3−1で見事試合を決めたグランパス。まさに、ほっと一安心といったところだ。後半始まってしばらくはじれったい場面もあったが、交代した滝澤がズバリ当たり、2得点を生むことに。最後まで応援有り難うございました。