2002年J1リーグ2ndステージ第6節:「東京ヴェルディ1969戦」
前半の試合の流れ
少々大げさなアナウンスに続いて、両チームの選手が入場。東京V・エジムンドは好調ということもあり、迫力十分堂々の入場だ。
【得点】8分、右からのCKのチャンス。滝澤がニアポストにけると、詰めていた選手が頭で流し、これをファーで待っていた古賀が頭で受け、そのままゴールネットを揺らす。幸先のよい先制点を決める。よっしゃ、古賀! 11分、自陣左中程の位置での東京のFK。ゴール前に入れてきたボールはパナが頭で弾き飛ばす。 12分、東京が右からゴール前にあげてくると、古賀がカットしたボールは浮いてしまうが、楢崎が飛び出して詰めたエジムンドと競り合う。(結果はエジムンドのGKチャージに) 14分、中央の岡山から左サイドを上がるウェズレイに大きくボールが出ると、これを受けたウェズレイが中に上がってきた滝澤にパス。これを後ろに流してウェズレイに再度戻そうとしたが、これは意志の疎通が悪く相手にとられてしまう。
16分、左から平岡がボールを拾ってあげてゆくが、ここは相手DFに当たってしまい、ゴール前には運ぶことができなかった。しかし、こぼれ玉を山口Kが拾うが、前を向かせてもらえなかった。 17分、東京・エジムンドが中央から右に流れながらペナルティ内へ進入を計ると、パナがこれにぴったりとマークに張り付き、最後までシュートには行かせなかった。 先制はしたものの、ここまでは若い東京の方が積極的にボールを持って攻め入ってきている。しかし、グランパスDF陣も落ち着いたプレーを見せ、攻撃をきっちり凌いでいる。 20分、左サイドを東京・相馬がスピードを上げて上がってくると、右から上がる平本の足下にボールを入れてくるが、これは精度が悪く、触れることなく、そのままラインの外へ。
31分、相手陣内右よりの位置で山口Kの執拗な追い回しでスローインを得ると、流れていた滝澤がスローインのボールをもらって中に切れ込もうとするが、惜しくもここは止められてしまう。 33分、ゴール正面、ペナルティすぐ外の狭い密集地帯を縫うように東京・エジムンドがドリブルで上がってスルーパスを入れてこようとするが、ここはパナがしっかりとこれを呼んで、ボールを止め、奪う。 34分、自陣左中程の位置での東京のFK。直接狙ってきたがボールは大きくはずれる。 36分、東京・柳沢が右から攻め上がると、ゴール正面に放り込んでくるが、ここは戻っていた滝澤が左足で大きくクリア。 37分、右からの東京のCK。ゴール前へのボールは簡単にDFがクリア。 38分、相手陣内左サイドを上がってきた滝澤の前にボールがこぼれると、これを直接シュート。しかし、東京のDFがこれを体を張って止めてしまう。
後半の試合の流れ
前半終了間際、いやな時間帯での失点で、試合は1対1の振り出しに。後半は気を抜かない内容を期待したい。
東京1人目交代:玉乃→桜井 エンド変わって、左から右に攻め上がるグランパス。後半は東京のボールで再開。
1分、東京・エジムンドが左から中に上がりながら、左サイドを上がる相馬に流すが、これはオフサイドに。 2分、滝澤が左サイドを上がって、ゴール前に放り込むが、詰めていたヴァスティッチに届く前に相手DFにクリアされてしまう。 3分、東京・桜井にDFの裏にボールを出されると、これに平本が走り出すが、ここはオフサイド。