今日の敗戦は、不運だったというわけではありませんし、順当な結果だったと思います。相手の方が強かったということです。スピードのある選手がたくさんいますし、それは生まれもったもので、トレーニングで補うのは難しいことです。そのスピードでうちの中盤を突破し、ちゃんとゲームを作ってきました。現時点での力の差が今日出たと思います。チームが疲れているような印象を受けました。前半はフレッシュさもなく、戦う姿勢も少なかったように思います。後半はそういう面は改善されましたが、効果的な攻撃ができなかったと思います。パナディッチが終盤、前へ上がりましたが、そこへの効果的なパスもでませんでした。これからは1位とかと言うことを考えず、ただしっかりとトレーニングを積んでいくだけです。もしかしたら、チームとして苦しい状況に陥ることがあるかもしれません。日本のサッカーは非常に精神的な面が必要ですから、こういう負け方をした後は、連敗をしてしまうと言うこともあるかもしれません。ですから、しっかりと落ち着いてチーム力をあげていく仕事をしたいと思います。この2試合は内容も悪く、順当な結果だったと思います。
−両サイドハーフについての評価は?
3人ともがんばったと思いますが、どの選手でも十分ではなかったと思います。
−今後のサイドの選手については?
リーグ戦中にころころ選手を代えるのは非常にリスクを負います。新たなチャレンジということになれば大きなリスクを背負うことになりますし、全く若い選手でいくのかこれまでの選手でいくのかと言ったような決断も、私の方で必要だと思います。 |