2002年J1リーグ1stステージ第8節:「ジェフ市原戦」
前半の試合の流れ
小雨が降ったりやんだりの怪しい天候の中、いよいよ試合が始まる。 右から左に攻め上がるグランパスに対し、左から攻め込んでくる市原のボールでキックオフ。
1分、早速市原が右サイドから中央にボールを蹴ってくるが、大森が簡単にカット。相手がこぼれたところを拾おうとしたが岡山がしっかりと詰めてはじき出す。 2分、市原も右サイドでのFK。モラフチクがゴール前に蹴ってきたがこれは山口が頭でクリア。 3分、市原の右からのCK。ゴール前に上がったボールを楢崎が飛び出して大きくパンチング。これにはスタンドから大きな声援が飛ぶ。
5分、自陣ゴール前でのボールを市原・村井がペナルティの外から左足で蹴ってきたが、これは力無くポストの右外にはずれる。 6分、市原の右からのCK。モラフチクが左でファーに蹴ってきたがこれも楢崎がパンチングではじき出す。 8分、自陣のボールをパナが大きく前線に走るウェズレイに出していったが、これは長すぎてしまい頭に当てるのが精一杯で、そのままラインを割ってしまった。 9分、左サイドに流れた中村がドリブルから、相手GKをみて左隅にシュート。しかし、これは相手が反応CKに。
16分、ヴァスティッチが相手陣内深くで個人技でDFをかわしながら前を向こうとするが、DF3人に詰められ戻すしかなくなってしまった。 17分、市原の右からのCK。モラフチクが先ほどとは逆の右足で蹴ってきたが、風でファーに流れるボールには市原の選手が誰もふれることができず、結局こぼれたところを頭で戻してくるのが精一杯で、これを楢崎が処理する。 20分、右サイドを中村が岡山に預けて縦に抜け出してゆくが、相手DFに前を阻まれボールを捕まえることはできなかった。
【失点】ロスタイム1、市原が右サイドの深い位置でのFK。上がってきたミリノビッチの頭にどんぴしゃりであわされてしまい、言ってる矢先での失点をしてしまった。 そして、約2分のロスタイムご前半が終了。2点とも集中力を切らしたときの失点だけにちょっと残念だ。何とかしてハーフタイムで立て直して後半に挑みたい。
後半の試合の流れ
名古屋1人目交代:滝澤→中谷
1分、岡山が右サイドを上がってゴール前にあげてゆくと、これを相手DFが頭でクリアしCKに。右からニアに蹴ってゆくとゴール前に上がっていた海本があわせるもボールは枠には決まらなかった。 2分、相手陣内深く左でのFK。パナにあわせて蹴っていったが惜しくもあわせることはできなかった。続くCKも相手GKの前にあげていったボールは押し込むことができなかった。
延長の試合の流れ
右から左に攻めるグランパスのボールで試合再開。
開始早々はどちらも相手の出方を伺ってか、大きな展開は見せていない。 1分、DFの裏に大柴が抜け出して来て楢崎と1対1になるが、飛び出した楢崎がこれをキャッチ。 2分、相手陣内深く左よりの位置でのFK。ヴァスティッチがセットしたボールを直接狙っていったが、壁に当たってCKに。右からのCKはこぼれ球を受けた中谷が左サイドにウェズレイを走らせようとパスを出していったが流れてしまった。 4分、相手DFのボールを高い位置でカットした中谷が前線に出すとこれをヴァスティッチが拾って上がってゆく。ペナルティ内まで攻め込んだところでゴール正面に折り返すが、詰めていたウェズレイが蹴ったボールはDF正面に。もったいない場面だった。 6分、自陣右中程の位置での市原のFK。ファーに早いボールを蹴ってくると、ミリノビッチが飛び込んできて足であわせるが、僅かにボールはポスト左に外れる。あわやVゴールのシーンだった。