9月22日(土)−J1リーグ第6戦:「ジュビロ磐田戦」
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前半の試合の流れ
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〜前半15分
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満員の豊田スタジアムに響き渡る両チームのサポータの声援に応え両イレブンがピッチに登場。いよいよ2nd優勝を占う大きな一戦が始まる。グランパスにとっては2nd前半の天王山といえる大一番だ。
左にエンドを取ったグランパスのキックオフで試合が始まる。対して右から左に攻めるジュビロ。
開始いきなり、今日先発の大森が相手DFの裏に走る森山にボールを出すが、これはオフサイドに。
1分、スローインからのボールを磐田・服部が前線に清水を走らせるが、ここは西澤が詰めてクリアする。
3分、相手陣内でウェズレイがキープして相手DFの裏に出してゆこうとしたところはファウルを受けてしまう。しかしここで得たFKをウェズレイが直接打ってゆくが、残念ながら相手GK正面に。
4分、右からのCKのチャンス。中村が右足でゴール前近いサイドに上がった海本の頭に当ててゆくが、ヘッドは流れてクロスバーの上に。
5分、自陣中央やや右寄りでの磐田のFK。名波が早いボールでゴール前には行ってゆく福西を狙うがここはDFが頭でクリアする。続くCKは精度が悪く落ち着いてはじき返す。
7分、自陣ペナルティエリアすぐ外でのこぼれ玉を何度も磐田が繋いで、最後藤田が右足でシュートしてくるが、これは枠の右に外れる。
8分、右からのCK真ん中でDFが流してとおいサイドのウェズレイの前にボールが落ちるが、これをシュートミスしてしまう。コースが空いていただけに惜しいチャンスだった。
10分、中央を福西がドリブルで上がり、左の空いたスペースに走る中山に流すとこれをゴール前に上げられるが、ここもDFが足ではじき返す。
11分、ウリダが相手陣内に攻め上がりDFを寄せたところで左に空いたスペースにいた中村に流すと、これを中村が直接シュート。しかし相手DFが詰め足に当てられゴールまでは行かなかった。
12分、相手陣内まで上がった岡山が後ろから来たウェズレイに戻すと、これをシュート気味のクロスをウェズレイが上げようとしたが、これは大きく外してしまう。一進一退の攻防が続くこの時間帯だ。
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〜前半30分
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ここまで名古屋DF陣はしつこい磐田の攻撃をしっかり押さえ込んでおり、まずまずの出だしといえよう。
対する磐田も中盤でボールを回す場面が目立ちだし、ここは態勢を整えてこようと言うところか。
18分、磐田の藤田・奥のワンツーで抜けられそうなところを倒してしまい、ペナルティすぐ外、ゴール真正面という位置でFKを与えてしまう。奥が直接狙ってきたがボールが低く壁に当たり、このピンチは逃れることができた。
20分、山口がドリブルで相手陣内へ攻め上がったところでミドルシュートを放つが、これは精度悪く枠は捕らえることが出来なかった。
21分、名波が左サイドでドリブルから上がると、岡山が詰めるがフェイクをかけられ振り切られる。しかし、ゴール前に折り返してきたボールは、西澤が頭でキッチリと捕らえはじき返す。
24分、攻め込まれた相手のボールを奪うとカウンターで一気に上がり、ウリダがDFの裏に縦へ長いボールを出してゆくが、これは相手DFに奪われてしまった。
25分、石川が右サイドを高速ドリブルで上がってゆくと、これを磐田・奥がたまらず倒し良い位置でのFKを得る。ウリダがこれを蹴っていったが、ボールが低く相手の壁に弾かれてしまった。
磐田の攻撃に押され、今日はここまで大森・石川ともほとんど良い上がりを見せていない。ここでなんとかこの閉塞感を破るような攻撃が欲しいところだ。
29分、中央でボールを拾った山口が、左サイドを一気に駆け上がる中村にパスを出すが、これは中村がトラップミスしてしまいボールはラインを割ってしまった。
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〜前半終了
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31分、磐田が左からのCK。ゴール前に早いボールを入れてきたがここもDFが落ち着いて弾き出す。
グランパスは前線までなかなか良いボールが出てこず、ウェズレイに繋がったときも磐田DFがしっかりと寄せてきており、フィニッシュまで行かせて貰えない。
【得点】35分、左サイドで岡山が服部に抜かれると、服部がゴール前にクロスを上げる。このボールを正面で待っていた選手が胸で落とし、ここに走り込んだ藤田に左足で決められ先制されしまう。
36分、相手陣内でDFの裏にウェズレイが抜けると、ここにパスが通るが、左サイドからゴール前にウェズレイが上げたボールは相手Gkにパンチングで弾かれてしまった。
39分、右サイドで岡山から石川にボールが通ると、これを中央の山口に。さらに山口がペナルティに入ってゆこうとしたところを倒され絶好の位置でのFKのチャンス。
ここではもちろんウェズレイが右足で枠の左上を狙って蹴っていったが、僅かに枠の外に。数少ない得点チャンスだったがものにすることは出来なかった。
43分、早いパス回しから山口からのボールを右で石川がうけアーリークロスを入れていこうとしたが、詰めてきた磐田の選手に体で止められてしまう。
ロスタイム1、相手のボールをインターセプトしてカウンターで上がってゆくが、中央に流れた中村がボールを受けたところを倒されFKを得る。かなり遠い位置からだったがウェズレイが直接ゴールを狙って蹴っていったが、これはボールの抑えが効かず大きく枠の上に。
ロスタイム2、久しぶりに左サイドを上がった大森が深い位置で倒されFKのチャンスをもぎ取る。ゴール前に入れようとしたボールは壁に弾かれるがそのままCKに。中村が左から蹴ってゆくが、ゴール正面に上がったボールは磐田DFに頭で弾かれてしまい、ここで前半終了の笛が。攻め込まれながらも途中までは押さえ込んでいたが、やはり王者・磐田、ここぞという場面でキッチリ決められてしまった。後半に期待したい。
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後半の試合の流れ
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〜後半15分
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前半善戦しながらも先制されてしまっただけに、後半早い時間帯で同点にして、まず振り出しに戻したい。
1分、長い縦パスに中山が抜け出すが、ここは海本が戻ってボールを処理する。
3分、大森からの縦へのボールに中村が上がると、これをゴール前にマイナス気味に入れてゆくが、誰もここに詰める選手がなく相手に渡す結果となってしまう。
4分、ゴール前に持ち込まれ混戦での奪い合いとなるが、なんとか海本がボールを掻き出し危ない場面は逃れる。
7分、左サイドに抜けた中山にペナルティに切れ込まれるが、西澤が詰めて抜かれた後のフォローに石川がキッチリは入り、ここはボールを弾き出す。
8分、中央から攻め上がり中村が相手DFが絞り込んできたところを右のスペースに出すと、森山がこれを受けようとしたが、戻ったDFに先に足で弾かれ、貰うことが出来なかった。通ればチャンスだっただけに惜しまれるシーンだった。
この時間帯は両チームとも中盤のチェックがかなり激しくなり、ボールの奪い合いが続いている。
12分、相手ボールを中村が奪うと、一気にカウンターで上がり右に上がった岡山から左サイドを上がって遠いサイドの森山にクロスが通るが、パスが流れてしまいこれに合わせることが出来なかった。
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〜後半30分
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なかなか最後のつめが出来ないグランパス。
15分、中村がボールを持つとゴール前の狭いスペースに入れようとするがこれはDFに弾かれてしまう。
16分、相手ゴール前でウェズレイから出たボールをゴール前に岡山が落とすと、これに森山が左足で合わせようとしてゆくが、僅かに届かずこれを押し込むことが出来なかった。
18分、左サイドのスペースに出たボールにウェズレイが走り込むと、寄せてきた相手DFをものともせず強烈な左足でのシュートを打ってゆく。しかし、このシュートは相手GKに左で弾かれてしまい、枠の外に弾き出されてしまった。
20分、名古屋1人目交代:中村→マルセロ
21分、磐田1人目交代:清水→前田
両監督ともここでFWを交代させてきた。ここが動きどころなのだろう。
24分、左サイドをじりじりと大森が上がり、DFを振り切ろうとしたが詰められてボールを奪われてしまった。
25分、左サイドでこぼれ玉を拾ったウリダがゴール前に早いボールを入れると、これに森山が合わせようと飛ぶが僅かにタイミングが合わず、頭で当てるのが精一杯だった。
26分、右に開いたマルセロにボールが出るとこれをグラウンダー気味に入れていったが、ゴール前に上がった岡山が合わせる前にDFに弾かれてしまった。
27分、磐田2人目交代:藤田→金沢
29分、中山がペナルティすぐ外で粘って、上がってきた名波に流すとこれをゴール前に上げられるが、遠いサイドに抜けたボールには誰も詰めてきていなかったため、このボールは押し込まれることはなかった。
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〜試合終了
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32分、ゴール正面で中山・前田にボールを回されるが、ここは海本、西澤がおちついてこれを凌ぐ。
磐田はこの時間帯になっても、動きが衰えることはなく、グランパスの選手はなかなか良い形でボールを持つことが出来ない。
34分、右に開いた森山からのボールをゴール前で待っていたウリダが合わせようとしたが、磐田のDFの高さに勝てず、結局、ボールを触らせて貰えることはできなかった。ここへきて磐田のここの選手がボールをキープする時間が長くなってきた。
38分、磐田の右からのCK。名波のボールに福西が頭で合わせてくるが、ボールは僅かにクロスバーの上へ外れる。
40分、名古屋2人目交代:大森→中谷
三浦監督は守備的な大森に替えて、中谷を入れいよいよ最後の勝負に出てきた。
41分、中央にいた中谷から右サイドのマルセロにボールが出ると、これをゴール前に上げてゆくが遠いサイドに流れたボールには、誰も合わせることが出来なかった。
43分、中谷からの左からの早いクロスにゴール前の森山が合わせようとしたが、これもDFに体を寄せられ思うように合わせることが出来なかった。中谷が代わって入ったことで、やっと攻撃にリズムが出来てきたこの時間帯だけに、なんとか同点に追いつきたいところだ。
ロスタイム1、ウェズレイ、マルセロと繋いだボールを最後左から入ってきた中谷に入れようとするが、ここはDFが寄せてこのボールをインターセプトされてしまった。
ロスタイム2、上がっていたDFの裏を抜けた中山にドリブルで攻め上がられると、最後GK楢崎と、戻ってきたウェズレイがディフェンスに詰めるが、かわされてしまい前田に押し込まれて、痛恨の追加点が入ってしまった。そして、試合終了の笛の音がスタジアムに響くとグランパスサポータはショックに言葉を失ってしまった。しかし、最後まで果敢に守備に攻撃にと良い内容の試合を見せてくれただけに、最後はピッチ上の選手に熱い声援を送っていた。後半途中からは攻め込んでいただけに惜しまれる内容の試合といえよう。う〜ん、残念。最後まで応援ありがとうございました。
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