6月13日(水)−ヤマザキナビスコカップ2回戦:「ヴィッセル神戸」戦
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前半の試合の流れ
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〜前半15分
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来年のW杯のピッチを目指して各選手の熱い戦いに目が離せません。今日の神戸戦も今後を占う意味でとても楽しみだ。
ピッチでは小雨もぱらつきだし厳しいコンディションになりそうだ。
左から攻める神戸に対して、右にエンドを取って攻めるグランパスのキックオフで試合が始まる。
ゆっくりとボールをまわしながら相手の出方をうかがうグランパス。
1分、早速ウェズレイがポストになって走り込む石川にパスが出ると、相手GKと1対1に。右足で押し込もうとしたが、相手GKの稿セーブに合い得点することは出来なかった。
2分、神戸・吉村がDFの裏を狙ってくるが、これはDFがコースを読んで足で弾き返す。
4分、酒井からウェズレイにパス。これを左に流して、右に着ていたピクシーに出そうとするが、これは相手ボールに。
5分、神戸・ダニエルが左サイドに出た長いボールに走り込んでゆくが、これはDFが先にボールをタッチ、サイドにクリアする。
スローインのボールを和多田がゴール前に長く入れてくるが、ここはDFが詰めて、ヘディングシュートさせなかった。
7分、中盤でボールを奪うと酒井がドリブルで持ち上がり、DFの裏に走る滝澤を狙ってスルーパスを出すが、相手DFに止められてしまった。神戸は中盤を省略して、センターラインあたりから長いボールをどんどんDFの裏に入れてFWを走らせてきている。
10分、左に出たボールを滝澤がゴール前に入れてゆくが、はっていた古賀は相手DFを押さえてしまい、シュートすることなく相手ボールにしてしまった。
11分、右サイドでウェズレイがボールを拾うと、左に走っていた滝澤にロングボール。これを滝澤がワントラップして右サイドを走り込んだウェズレイに戻すが、わずかにタイミングが合わずボールはそのままラインを割ってしまった。
13分、ウェズレイがボールを持つと、スペースにウリダが走り込んでここに出たボールを直接ウリダがシュート。しかし、これはクロスバーを大きく越えてしまった。
15分、自陣中央あたりでの神戸のFK。望月が遠いサイドの和多田にあわせて行くが、ここはDFが体を寄せてシュートを外させる。
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〜前半30分
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全体的に神戸の方がボールを支配している時間が長く、なかなか攻めのタイミングが作れないグランパスだ。
18分、中盤でのボールを拾うと相手DFの裏に出たボールに酒井が一気に走り込んでゆくが、ペナルティの外まで出た相手GKがこれを処理。惜しい場面だった。
20分、センターラインあたりからの神戸の長いパスに和多田が走り出すがこれはオフサイドに。相変わらず神戸の方が攻撃が積極的だ。
22分、右サイド深くでの神戸のスローイン。またも和多田がロングスローでゴール前に落とすと、フリーで待っていたダニエルに右足でシュートされるが、これはシュートが浮いて大きくゴールを越えていった。危ない、危ない。グランパスは
ボールを奪ってからのパスの精度が悪く、前線になかなか良いボールが出てこない。また出てきたボールをウェズレイやピクシーが拾った後のフォーローの選手がいないため、結局奪われて、相手のボールになってしまっている。もう少し中盤を作って攻撃に行って欲しいところ。
27分、左サイドのスペースに滝澤が抜けて前に上がろうとしたところを、相手DFに寄せられてボールを奪われるが、ここはCKを得る。
28分、左からのCK。ピクシーが遠いサイドの選手を狙うが、誰も触れず、残念ながらゴールラインを大きく割ってしまう。
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〜前半終了
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なかなか前線でボールがもらえず、下がり気味になってきたピクシー。プレーも少々いらだち気味になってきている。落ち着け、ピクシー!
神戸は中盤でのプレッシャーがよく、グランパスの選手がボールを持つとどんどん寄せていって、パスミスを誘いボールを奪う場面が目立つ。
33分、右サイドから望月がゴール前に切り込んでくると、そのまま左足でシュートしてくるが、これはポスト左に外れる。
34分、左サイドを切り込まれ、ゴール前に抜けた和多田の右足でボールを押し込まれるが、これはオフサイド。DFラインが高めに位置して、オフサイドを狙ったが、危ない場面ではあった。
36分、相手ゴール正面のペナルティアークすぐ外という絶好の位置でのセットプレーのチャンス。ここでウェズレイが右足でゴール左隅を狙うと、吸い込まれるように相手GKのとんだ先を抜けゴールネットを揺らす!見事ここで先制で1−0に。
38分、相手陣内右サイドでの相手のファウルでFKを得る。ゴール前に多く集まった選手を狙ってゆくが、神戸DFに頭でクリアされてしまった。
40分、右サイドを望月に抜かれるが、ここはDFがしっかりと詰めクリアする。
41分、真ん中あたりからボールを拾ったウェズレイが右サイドをドリブルで持ち上がり、そのままペナルティ内まできたところで直接シュートに持ってゆく。しかしわずかに、左に外れる。
42分、神戸に右サイドを抜かれると、吉村が切り返してゴール前に良いボールを入れてくると、藪田に頭で合わされシュートを打たれる。このボールはGK楢崎の手に一度は当たるものの、弾いて抜けゴールネットを揺らし、この時間帯で同点にされてしまった。
44分、相手陣内でウェズレイが後からきたウリダに落とすと、これをウリダが左足でシュート。しかし、相手DFに当たってしまい、ゴール迄届かせることは出来なかった。そして、この後はどちらも攻め手を欠き、前半が終了。先制して波に乗ろうとしたところでの同点はちょっと痛いが、気持ちを切り替えて後半に望みたい
ところ。
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後半の試合の流れ
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〜後半15分
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エンド代わって、左から右に攻めるグランパス。
1分、カウンターから山口がウェズレイとワンツーで抜けようとしたが、パスが短く相手ボールに。
2分、左サイドを上がる滝澤にDFの裏に抜ける良いボールが出るが、これは残念ながらオフサイドをとられてしまう。
3分、右サイドを酒井が駆け上がって、中央に早いボールを折り返すとウェズレイが詰めてきて当てようとするが、DFに寄せられシュートできなかった。続くプレーで相手がCKに逃れる。
4分、ピクシーの左からのCKは遠いサイドを狙うが、ボールが流れてしまい合わせることが出来なかった。
6分、左からまたもCKのチャンス。今度はピクシーが走り込んだ平岡(靖)の頭にどんぴしゃりで当て、これを見事押し込み、2−1にする。
7分、神戸1人目交代:シジクレイ→松尾
9分、右サイドを攻め込まれ。ゴール前にはっていた選手に押し込まれそうになるが、このボールはクロスバーに当たり、危ない場面の逃れる。
10分、ウェズレイが競り合いから、走りだした滝澤にスルー。これを滝澤が折り返し気味にシュートするが、戻ったDFにクリアされてしまった。
11分、今度は右サイドから石川が折り返したボールをDFが弾いてこぼれたところを滝澤が左足で強烈なシュート。しかし、これは相手選手に当たってしまった。
12分、前半のウェズレイのFKと同じような位置でのFKのチャンス。今度はピクシーが打っていったがDFに当たってしまいCKに。
右からのCKのボールは一度はクリアされるが、今度はこぼれ球を滝澤がゴール前の選手を狙って入れてゆくが、GK武田が飛び出してこのボールを体を張って奪い取る。追加得点を上げてからグランパスの選手は俄然動きが良くなってきた。逆に神戸は攻め疲れたのか、中盤でのチェックが甘くなってきた。 |
〜後半30分
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神戸は疲れが見えているだけに、この時間帯で追加点を挙げ、神戸の息の根を止めて欲しい。
17分、吉村のボールにDFの裏に抜けたダニエルが1対1からシュート。GK楢崎がこのボールを弾くが、こぼれたところを和多田に押し込まれてしまい、2−2の同点にされてしまう。
22分、右サイドを望月にドリブルで突破されそうになって大森が倒してしまい、危ない位置での神戸のFK。望月が早いボールで遠いサイドの選手を狙ってゆくが、DFがしっかり体を寄せてこのボールをクリアする。
23分、名古屋1人目交代:石川→海本
25分、DFの裏に抜けたウェズレイにボールがとおると、これを右足でシュート。しかし、このボールはポスト左に当たってゴールには入らなかった。(くーーーっ、惜しい!)
27分、大森がドリブルで右サイドを持ち上がり、一気にペナルティ内まで行こうとしたところで、相手のファウルを誘い、良い位置でのセットプレーのチャンス。ピクシーが相手GKとDFの間に絶妙なボールを入れてゆくと、走り込んだ、海本が合わせようとするが、わずかにタイミング合わずゴールラインを割ってしまった。
30分、名古屋2人目交代:酒井→福田
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〜試合終了
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ジョアン・カルロス監督は福田を交代で入れて、攻撃的な布陣で仕掛けてきた。
33分、神戸・松尾が藪田を使って左を抜けようとしてくるがパスミスになりサイドを割る。
34分、ピクシーが左足で相手DFの裏を狙って長いボール¥出すと、走っていた滝澤が拾いに行くが、相手GKが飛び出して先にこれを処理する。通れば追加点のチャンスだっただけに押しい場面だった。
36分、ウリダから左のウェズレイにボールが出ると、これをドリブルしながら中央に切れ込むと、反対サイドの選手に当ててゆくが、ヒールでゴール前に流したボールは誰も反応できず、チャンスを逃してしまう。
38分、滝澤が左サイドで粘るとこれを相手選手に滝澤が当ててCKを得る。左からのピクシーのボールは遠いサイドのゴール枠ぎりぎりを狙っていったが、GKが何とか手を伸ばして当て、弾き返す。
39分、神戸2人目交代:藪田→森
40分、ウェズレイが右サイドをドリブルして駆け上がると豪快にシュート。しかし、GK武田が手に当てポスト右に弾く。
41分、左のウェズレイから右に開いたピクシーに大きく展開。このボールをピクシーが相手DFをかわして、後からきたウリダの前にパス。これをゴール正面からウリダがシュートするがふかしてしまい、大きくごーるをこえてしまった。う〜ん、残念!
両チームともボールを拾うと、前線への長いボールからのカウンター攻撃と再三ゴール前を脅かすが、なかなか得点まで結びつけることが出来ない。
ロスタイム1、中盤でピクシーがボールを持つと、前線に走る福田を狙ってボールを出すが、これに戻ったDFに足ではじき出され、福田はシュートまでもって行けなかった。結局、この後は両チームとも目立った展開を作ることなく試合終了の笛を聞くことに。最後まで応援ありがとうございました。 |