5月30日(水)−東海チャンピオンシップ:「清水エスパルス」戦

前半の試合の流れ

〜前半15分

雨の中での第6回:東海チャンピオンシップ・第1戦。清水エスパルスとの戦いがまもなくキックオフ。
今日は久しぶりに先発スタメンのGK:本田・DF:中谷の両選手の活躍を期待したい。

前半左から右に攻める名古屋グランパスエイトに対し、右から攻める清水エスパルスのキックオフで試合開始。
右サイドの石川対アレックス。左では中谷対市川のそれぞれのマッチアップは結構見物だ。
開始から3分、ここまでは両チームとも様子見のようでどちらもボールが落ち着かない。
4分、右からのCKは、清水DFの頭にはじき出されてしまう。
5分、ピクシーのヒールから早いボールを岡山が受けると、相手DFの裏に抜けるウェズレイに出してゆくが、これはボールが長すぎてしまった。
6分、右に出たウェズレイが中央から広がってきた岡山にパス。これを折り返そうとするがここは清水DFが足に当てる。
7分、清水陣内深くでの右からのFK。相手GKの前に流れるボールに遠いサイドを走り込むが、ここはGK・真田に阻まれてしまう。
8分、右サイドを清水の選手に抜かれそうになるが、ここは真ん中のDFがクリアする。
9分、左サイド深くで清水のFK。澤登の蹴ったボールを、一度はGKが弾くが、こぼれ玉をアレックスにゴール前にあげられると、高い打点のバロンに頭で決められてしまい、0−1に。
中盤でのボールチェックが清水は厳しく、グランパスはボールは持つものの、なかなか相手ペナルティ内に攻め込めない。
12分、ピクシーからのスルーにウェズレイが反応して、相手GKの前に走り込むが、これは先に奪われてしまった。
14分、右サイドを攻め込まれゴール前にあげられるが、これはクリアで何とか逃れる。

〜前半30分

17分、ピクシーのパスを受けて右サイドを石川が上がると、ゴール前に折り返そうとするがボールが大きく流れてしまい、誰もこれを受けることができなかった。
ピクシー・ウリダ・山口らが何とか突破をはかるが、清水の中盤は厚くなかなか思うようにプレーさせてもらえない。
20分、相手陣内でのセットプレーのチャンス。ピクシーが早いボールを入れてゆくがこれも清水DFにはじき返されてしまう。
21分、石川からのスローインのボールを直接後ろにピクシーが技ありのボールを出して、GKの虚をつくが、味方選手の打ったボールはゴール右にはずれてしまう。
この時間帯は両チームとも開始からの攻め疲れか、早い攻撃展開も見受けられず、ボールを回している場面が目立っている。
27分、相手ゴール正面でウリダがボールを持つとシュートまでゆこうとしたところを倒されたように見えたが、これはファウルはもらえなかった。
28分、左からの清水のアレックスのフリーのシュートは本田が足に当てて好セーブで追加点を逃れる。
29分、早い展開からピクシーがウェズレイの頭を狙ってパスを入れるが、相手DFに当たCKに。左からCKが続いたが、GKのパンチングにあい、こぼれ玉も最後押し込むことができず、得点を挙げることはできなかった。

〜前半終了

攻めあぐねているグランパスに対し、徐々にペースをつかみだした清水が、左のアレックスの前のスペースに再三狙ってきている。何とか今は凌いでいるが、この攻撃のため石川が攻撃参加が少なくなってしまった。
35分、久しぶりに左からの展開。ウリダからのボールを中谷が上がりながら、ゴール前の岡山に当ててゆくと、これを岡山が右にすらして、ウェズレイに合わせようとするが大きくなって流れてしまった。
38分、カウンターから岡山が左サイドを持って上がり、ゴール前に折り返すが、長くなってしまって遠いサイドで待っていたウェズレイは拾うのが精一杯だった。
41分、名古屋1人目交代:岡山→滝澤(怪我による交代、ちょっと心配だ)
42分、相手ペナルティエリア近くでボールを拾うと、ゴール前の選手に当ててゆこうとするが清水DFの固い守りにあいパスをうまく繋ぐことができない。
44分、清水のカウンター。バロン、アレックスがゴール前に攻め込んでくるが、GK本田が果敢に飛び出し、シュートのボールを体に当てる好セーブを見せる。
ロスタイム1、ウリダがピクシーとのパス交換からゴール前にクロスを入れるが、これもDFにクリアされてしまう。
ロスタイム2、清水陣内に攻め込み再三シュートを試みるが、清水DFに弾かれてしまう。こぼれたボールをミドルシュートを放つも。これもGK正面にいってしまい、清水のゴールをこじ開けることはできなかった。前半がここで終了。最後、いい形がいく
つか作ることができただけに得点できなかったことが惜しまれる。後半に期待したい。

後半の試合の流れ

〜後半15分
前半終了間際、いくつか早い展開から攻めの形ができていたので、この展開を後半に生かしてほしいところだ。

後半、名古屋2人目交代:酒井→中村
清水1人目交代:横山→山崎
1分、清水が交代で入った山崎が左サイドを持って上がるとそのままシュート。しかしこれはGK本田が正面でキャッチ。
2分、相手DFの裏に抜けたウェズレイにボールがでると、これに飛び出したGK真田の頭をトラップでウェズレイが抜いてフリーになるが、これはウェズレイがハンドを取られ得点を挙げることはできなかった。
4分、ピクシーが中に切れ込んで相手選手の間の狭いスペースにパスを入れてゆくが、ここは反応が遅れ、味方が詰める前に相手ボールになってしまった。
6分、左でピクシーが上がってきた中谷にDFの裏に走り込むようパスを出すが、ここは相手DFが先に詰め奪われてしまった。
8分、左から中谷が持ち上がると、クロスを上げようとしたが、清水DFに当ててしまう。
10分、ピクシーが早い展開からDFの裏に抜けようとしたウェズレイに放り込んでゆくが、飛び出したGK真田に弾かれてしまった。
12分、左から右サイドにパスが流れると、右に待っていた山口がクロスを上げてゆくが、清水DFの頭に弾かれてしまう。
13分、中央で中村が受け早いパス回しから、左に駆け上がる中谷に出してゆこうとするが、長すぎてしまいサイドを割ってしまった。

〜後半30分

16分、ゴール前のスペースに走り込ませようとするが、GK真田の早い反応に走り込んだ選手は、結局シュートを打つことはできなかった。
17分、右サイドからの早い攻めでCKを得ると、ピクシーが右から早いボールでゴール前に詰めている選手に当ててゆこうとするが、ここも清水のDFに弾かれてしまう。
こぼれ玉も拾うも清水の選手に詰められ、思うように扱えずシュートまで持ってゆくことはできなかった。
19分、右から中村がクロスを入れると、DFの間に体を入れうまく抜けたウェズレイがシュート体勢になるが、これを空振りしてしまい、得点を挙げることができなかった。
22分、名古屋3人目交代:中谷→福田
23分、左のアレックスからのボールに山崎が詰めてゆくが、ここはGK本田が先に飛び出してボールを奪う。
24分、ピクシーの縦パスに石川が走り込み、ラインぎりぎりでゴール前に折り返そうとしたが、清水DFに詰められボールを上げることができなかった。
25分、右の山口からのボールをウリダが受けて、DFのあいたスペースに居たウェズレイに渡すとこれをループシュートするが、わずかにクロスバーの上に。
26分、清水2人目交代:アレックス→村松
27分、左に流れた滝澤が早いクロスを上げると、これを詰めていた中村が頭であわせるが、清水GK真田が好セーブでこれをキャッチしてしまった。同点にできる惜しい場面だっただけに残念だ。
29分、名古屋4人目交代:平岡(靖)→吉元。

〜試合終了
30分、相手ゴール前の混戦で福田が何度もシュートを試みるが相手ディフェンダーに当たり、ゴールを割ることはできなかった。
31分、カウンターから最後、山崎にフリーでシュートを打たれてしまい、0−2になってしまう。
32分、相手ペナルティエリア近くでのセットプレーのチャンス。ゴール前のスペースに福田を走らせ、速いパスでゴールを狙うも、わずかにタイミングあわず足に当てることができなかった。
34分、カウンターからウェズレイが右に開いたピクシーに流してゆくが、ピクシーが雨で濡れたピッチに足を取られ転倒、チャンスをものにできなかった。
35分、またも清水のカウンターにあい山崎にペナルティー内に攻め込まれるとこれを古賀が倒してしまい、なんとPKを取られてしまう。このボールを澤登が落ち着いて決め、試合はついに0−3に。どうしたグランパス!
38分、清水3人目交代:谷川→バロン
39分、長い縦パスにピクシーが走ると、ゴール前のスペースに走り込んだ福田にあわせて入れてゆくが、右足に当てたシュートボールはわずかにゴール右にはずれてしまう。
41分、清水4人目交代:市川→高木(純)
意外というか、あまりの展開に瑞穂に詰めているサポーターもほとんど応援する声も挙がらなくなってしまった。
43分、清水5人目交代:澤登→鈴木
ロスタイム、後半、ほとんど攻めきれずこの時間帯を迎えてしまった。ゴール前にボールを入れてゆくもワンパターンのため、清水DFにことごとく弾かれてしまった。
結局、このまま試合は良いところなく終わってしまった。第2戦:ジュビロ磐田との戦いに期待したいところだ。
最後まで応援ありがとうございました。