３月１７日（土）−１stステージ第２節：「ジェフ市原」戦

前半の試合の流れ

試合は１点先行した市原が中盤での動きも良く、ボールをほとんど支配している場面が多く、グランパスはなかなか攻撃への糸口がつかめない。
ピクシーもボールを持つシーンが少なく、相手陣内で孤立している場面が目立つ。
１９分、相手陣内右でのFK。山口が右に流して酒井とのワンツーから抜けた大森が攻め上がろうとしたが相手DFに阻まれ、結局ボールを触ることができなかった。
２１分、ウリダが持ち上がり左のピクシーに流すが、ボールが滑って流れてしまい、上がっていた滝澤が取りに行ったところで相手DFに当たりCKになる。
２２分、左CKのボールは遠いサイドの古賀の頭に合わせてゆくが、市原DFがここはしっかりと寄せてきてシュート前での体勢にいくことができなかった。
２３分、右に上がってきた、市原・中西がボールを持ち込もうとしたが、ここはDFが詰めてボールを奪う。
２４分、右にいた滝澤がボールを持って中に入ってくるが、ウェズレイとタイミングが合わず相手にボールを奪われてしまう。
２５分、右サイドで大森が開きながら、ボールを持っていこうとしたが詰められサイドを割ってしまった。
２６分、右サイドからのボールが中央の選手に抜けてしまい、GK楢崎が１対１になるが、個々は判断良く相手シュートをはじき、追加点を奪われそうだった場面を逃れる。
２８分、左に上がってきた平岡（直）に流そうと長いボールを入れるが、ここもDFにはじかれる。
２９分、右サイドでボールを持ったピクシーがゴール前に入れてゆこうとしたが、相手DFの出した足に当たり、パスが通らない。

３１分、酒井が相手陣内でボールを拾うと、前が空いてると見て直接シュート。しかしこれはわずかに左にはずれてしまった。
３３分、滝澤、ウリダ、ピクシーと渡り、これをヒールで流して再度滝澤に渡そうとするが、滑って流れてしまい相手ボールになる。
３５分、自陣近くでボールを回されるが、ここは相手のパスミスでマイボールに。
３６分、ウェズレイが相手ペナルティ内で倒され、これはPKか？と思われたが、主審はこれを取らずそのまま流されてしまった。
３７分、相手陣内右サイドでFKを得る。ゴール前の遠いサイドの選手に合わせようとしたが、ここもDFに体を寄せられシュートまで持ってゆくことができなかった。市原２人目交代：林→山本
４０分、中盤の空いたスペースにボールが出るが、相手DFが寄せが早く、ウリダはゴール前までもってゆけなかった。 押し上げができるようになって、相手陣内でのキープが目立つようになってきた。
４３分、右サイドからゴール前のウェズレイに良いボールが出、これをワントラップでシュートまで持ってゆくが、これはハンドを取られてしまう。 ピッチの状態は相変わらず滑りやすようで、DF陣もボールをキープしずらそうでトラップミスが目立つ。
ロスタイム、ウリダが相手ペナルティ正面でボールを持つとそのままシュート。しかし右足で蹴ったシュートはゴール左サイドのはずれてしまった。試合はこのまま前半が終了。ほとんど良い場面を見せることなく前半が過ぎていったという試合展開でした。後半に期待したい。

後半〜試合終了の試合の流れ

１７分、ウリダがドリブルで持ち込みそのまま強烈なシュートを放つが、相手GK判断 く飛び出しこのボールをナイスセーブ。ビッグチャンスだっただけに惜しいシーンだった。
１９分、左のピクシーから滝澤にボールを出ると、これを折り返すが大きく流れてしまい、ゴール前の選手に合わせられなかった。
２０分、左からのCKは、低い弾道で近いサイドを狙っていったが、相手DFが頭ではじき返す。
２２分、ウリダから滝澤にまた左で渡ると、滝澤が今度はグラウンダー気味にクロスを入れるが、相手DFが先に詰めてシュートまでいけなかった。 一人少ないながら市原が検討しており、グランパスも相手陣内に攻め上がるものの決定的な形が、相変わらず作れないこの時間帯。
２５分、相手陣内右サイドでのいい位置でのセットプレーのチャンスだったが、味方選手に合わせていったボールはゴールに行くことなくラインを割ってしまった。
２７分、ウェズレイが流れながらパスを受けると、右の大森に出してゆく。これを折り返そうとしたがここはDFに寄せられ奪われてしまう。
２８分、相手ゴール正面の絶好の位置でのFKを得る。ピクシーがゴール前に絶妙のボールを入れてゆくがCKになってしまう。
２９分、名古屋２人目交代：平岡→岡山 。監督は足の速い選手を入れDFを３枚にして攻め込もうとしてきた。

３０分、右サイドを突破され、ゴール前に折り返されるがDFが戻ってこれをクリア。
３３分、右サイドを攻め上がり中央のウリダに良いボールが出るが、前に詰められシュートコースを見つけられず、結局相手に奪われてしまう。
３４分、大森の右からのボールにゴール正面のワンツーからウェズレイがDFの裏に抜けるが、これはオフサイドをとられる。
３６分、右サイドの大森から岡山にマイナス気味にクロスが出るとこれを直接シュートするが、残念ながらクロスバーの上に行ってしまった。 名古屋３人目交代：山口→中村
３８分、こぼれ球を岡山が強烈なミドルシュート。しかしこれは相手選手に当たってしまい、ゴールに届かず。
３９分、相手ペナルティすぐ外でのいい位置でのセットプレーのチャンス。ここでピクシーと見せてウェズレイが打ってゆくが相手選手に当たりわずかにゴール枠をはずれるが、CKになる。左からのCKのボールは相手GKが一度ははじくが押し込めず得点にすることはできなかった。
４１分、右から切り込まれゴール前に折り返されるがDFが辛うじてクリア。
４３分、左サイドで森山が粘って倒されFKを得る。ピクシーが遠いサイドに合わせようとしたがボールはそのままゴールを越えて外へ出てしまった。
４４分、左サイドフリーのピクシーがいい位置でボールを拾い、パスを出そうとしたがDFに詰められボールを奪われてしまいチャンスにはできなかった。
ロスタイム１、右からのピクシーのCKのボールがゴール前で一度は決められずこぼれてしまうが、このこぼれたボールをウリダが左足で押し込み、なんと、ぎりぎりのところでついに１−１の同点に。その後、何度か右サイドから市原が攻め込み再三ゴール前にボールを入れ込んでくるが、GK楢崎が体をはってこの場面を凌ぐ。
ロスタイム２、楢崎が接触で出血し試合が一時中断してしまう。が、何とか怪我の処理をして戻ってくることができた。そして、ここで後半終了の笛が鳴る。試合は延長戦に突入。