【ACWC準々決勝について】

いつも名古屋グランパスエイトを応援いただき、ありがとうございます。

3月3日(土)の中国・大連−大連ピープルスタジアムでの練習の様子及び、3月4日(日)に行われた、
アジアカップウィナーズカップ準々決勝vs大連戦(中国)の様子です。

3月3日(土):試合前の練習の様子

 アジア・カップ・ウイナーズ準々決勝の大連実徳(中国)戦、第1レグをアウェーにて戦うべく、関西空港よりの航空機にて定刻11時40分に中国・大連国際空港に到着した。
出迎えのバス2台に分乗し、宿泊ホテルに到着した。1時に昼食をとり、しばし休憩ののちに翌日の試合会場である大連人民体育場で4時より軽く1時間練習が行われた。

練習風景1
日が傾くとともに冷え込んできた競技場でランニングのあとにウォームアップ、2人1組になりピッチを確かめるためのパス練習が行われ、ハーフピッチを使いコーチやドクターを交えたミニゲームで仕上げた。
練習風景2

中国でのサッカー熱を物語る ように競技場に敵チームの練習を観戦に来た観衆387人。横1列になり知っている限りの日本語で罵声とも応援とも思える声援がおくってくれていた。
夕食時にはこの日36歳の誕生日を迎えたストイコビッチの誕生日をバースデーケーキで祝い、食事後には大連実徳チームの試合のビデオを食い入るように見ていた選手たちが印象的であった。
この日の夜8時過ぎには、テレビにて大連実徳チームの応援番組が大連一台という放送局で1時間以上放送されており、5万5千人収容のホームスタジアムの価値がわかったような気がした。

【PHOTO & REPORT by Michi ISHIJIMA】

3月4日(日):試合の様子

14時45分:大連ピープルスタジアムでのキックオフ。
天候は晴れたものの、気温2.5度の上強風という最悪のコンディションの中での戦いでした。先発は大方の予想通り、GK:楢崎、DFに平岡(直)・海本・古賀・大森、MF:ウリダ・山口・酒井、その前に岡山・滝澤、そして、FW:ストイコビッチをワントップにおくという守備的な布陣で望んだカルロス監督でした。
後半35分に岡山に変えて福田が入ったほかは目立った動きを見せることなく試合は流れ、結果は前・後半通じて両チームともゴールネットを揺らすことはなく、0−0の引き分けとなりました。
 3月14日(水)第2レグは、ホームに大連を迎えての試合となります。アウェイでの厳しい天候を考えれば、コンディション的にも問題はなくチャンスは充分あると言えるでしょう。準決勝進出への期待も大きく楽しみです。引きつづきの皆さんの応援宜しくお願いします。