ACWC2回戦第1戦「HAPPY VALLEY」戦

前半の試合の流れ

〜前半15分

アジアのクラブナンバーワンを決める、第11回アジアカップウィナーズカップ2回戦第1戦。
昨年の10回大会では清水エスパルスが見事優勝して、その名をアジアに示したと言えます。
快調なグランパスも是非勝ち上がって欲しいと思います。

開始から積極的に攻め上がったグランパス。再三ゴール前でのチャンスもあったが、5バック気味に守る香港ハッピーバレーに対して、攻めあぐねていると言った感じであった。
ウェズレイがポストとなって、ピクシーが自由に動いていると言った感じであった。
途中、滝澤が2度の決定的なチャンスで、シュートを外してしまい、得点を挙げることができなかった。

〜前半30分

15分、相手ペナルティ右サイドからのセットプレーから、ピクシーがゴール左奥にいた古賀の頭に合わせる。しかし一度は相手GKにあたるが、最後こぼれ球を詰めていたウェズレイが押しこんで1−0に。
18分、同じような位置からまたもFKのチャンス。今度は相手DFが、古賀に何とか競り勝つが、今度はCKになる。
19分、CKは低いボールだったが相手DFに弾かれ再度CKに。しかし2度目のボールはゴ−ルラインを割ってしまい、相手ゴールキックになってしまう。
守備的な戦いを見せる香港に対し、積極的に攻めに込んでいるグランパスだが、なかなか追加得点を決めることができない。
24分、左サイドをカウンター気味に攻め上がると、中央で待っていたウェウレイに早いボールが。このボールを流し気味に受けたウェズレイだったが惜しくもゴール右横に。
26分、相手ペナルティ左外でファウルでFKのチャンス。ピクシーが遠いサイドのゴール前に出していったが走り込む選手がなく、相手ボールになってしまった。
27分、相手陣内で山口がボールを持つと、ゴール前に長いボールを入れるが、これは相手DFに弾き出されてしまった。
28分、岡山が右サイドで左サイドからのパスをうけると、トラップが流れてしまい、結局最後折り返すボールが遅れてしまい、ゴール前で待っているウェズレイに合わせることができなかった。
29分、左サイドで大森がファウルを受けFKのチャンス。このボールをピクシーが直接右足で蹴り込み2−0になる。
30分、相手ゴール前で岡山とウェズレイがワンツーで攻め込もうとしたが、相手に寄せられシュートを決める事ができなかった。

〜前半終了

34分、右サイドから石川が切れ込み、最後左サイドにいた滝澤に絶好のパスをだす。しかしこのボールを滝澤が慎重になりすぎて、左足で蹴ったボールはゴール右に外してしまう。
35分、ゴール前左でピクシーが粘ってしゅーと。しかし弾かれるが、このボールを詰めてきた滝澤がシュート。しかし今度は相手GKに当ててしまい、得点することができなかった。
この時間帯はほとんどグランパスが攻め込んでいる場面ばかりで、香港は足が止まってしまっている。
39分、ゴール前で岡山がボールを取ると、直接シュート。しかしわずかにゴール上に外れてしまった。
40分、左サイドからのボールをゴール正面で待っていた岡山が走りながらヘディングシュート。しかし、マイナス気味にはいって来たこのボールをうまく当てることができず、ゴールを割ることはできなかった。
41分、香港が久しぶりに自陣ペナルティ外側でのFKのチャンス。直接このボールをシュートしてきたが大きく外してしまった。
43分、中央にいた滝澤が左サイドのピクシーにパス。ピクシーがこれをヒールで流すと、滝澤が入れ替わって走り込んでゆく。最後、もう一度ピクシーに渡すと、ピクシーが右再度を走ってきた石川に大きくパスをだすが、オフサイドになってしまった。
ロスタイム、グランパスの選手に少々攻め疲れが見えてきたようで、ピッチで止まっている選手が見受けられるようになった。そしてここで前半が終了です。

後半の試合の流れ

〜後半15分

後半から、滝澤に代え呂比須が入る。香港も1名交代する。
開始いきなり大森がドリブルで攻め上がるが、ファウルを受けてしまい、FKのチャンス。
ピクシーが強いボールで走り込んだ呂比須に合わせるが、わずかにゴールの上に外れてしまった。
2分、味方選手が譲り合ったボールを奪われると香港の選手がミドルシュート。しかし落ち着いてGK本田がこのボールを処理する。
4分、相手ゴール前・ペナルティすぐ外でFKを得るが、直接ピクシーがこのFKを蹴るが相手DFに阻まれてしまった。
5分、香港が自陣ペナルティ近くでファウルを受けてFK。しかしこの場面は果敢に飛び出したウリダが、止めて得点にはさせなかった。
7分、ウリダ、ピクシーで相手DFを翻弄すると、ゴール前まで切れ込むと最後正面にいた選手にパスするが、相手DFが先にこのボールをカットしてチャンスはつぶされてしまった。
9分、古賀が怪我で退き、交代で平岡(直)が急遽入る。
11分、左サイドでピクシがボールを持つと、右サイドで走り込んできた岡山にロングパス。しかしこのシーンはオフサイドになってしまった。
13分、代わって入った平岡(直)が左サイドを攻め上がるがこのボールは相手DFに詰められ奪われてしまった。

〜後半30分

15分、縦パスに抜け出したウェズレイが相手DFと競り合いながらシュートするが相手GK正面に行ってしまった。
16分、右からのCKはピクシーが蹴ったが、相手DFにクリアされてしまった。
18分、ピクシーが右サイドに抜けボールを受けると、前に走る岡山にパス。これを岡山がぎりぎりまで持ち込んでクロスを上げるが、最後相手DFに弾かれてしまった。
20分、右サイドでピクシーが相手DFを抜くと、ゴール前に速いクロスをいれる。このボールに呂比須が走り込んでいったが先に相手DFに触られてしまい、シュートまで行けなかった。
22分、ゴール前で競り合いでこぼれたボールをピクシーが前にいた呂比須の頭に合わせ、これを呂比須が擦り込むように頭で押し込み、ついに3−0になる。
25分、岡山が相手DFの間を抜け出すが、トラップがわずかに大きくなってしまい、相手GKに先にボールを奪われてしまった。
27分、相手選手のパスがうまく通じ、DFが真ん中を破られてしまい、香港の11番の選手にゴールを決められてしまった。(3−1)

〜試合終了


30分、相手ペナルティ左側でボールを持ったピクシーがゴール前に浮き球を入れると、ウェズレイがそこに合わせようとしたが、これはオフサイドを取られてしまった。
31分、ピクシーが今度は右サイドでボールを持つと、ゴール前に入れてゆくがこれは相手DFに阻まれてしまった。
33分、香港が2人目のメンバーを交代。
35分、中央で岡山がボールを拾うと、ドリブルで仕掛け相手DFが寄せてきたところでピクシーにパスを流すがこれは相手DFに取られてしまった。
36分、ピクシーが左サイドにいるウェズレイに速いスルーパス。しかし、このボールは球足が速すぎてウェズレイが間に合わずゴールラインを割ってしまった。
38分、左サイドで呂比須がボールをもつと、走りながら右サイドのピクシーへパス。これを右足で豪快にシュートをするが、相手GKがナイスセーブで、得点を奪うことができなかった。
39分、ゴール前で呂比須がシュート。これを相手GKがはじき、こぼれたところをピクシーがシュートするが外してしまった。
ここで香港は3人目を交代させる。
42分、相手ゴール前でウェズレイがドリブルで仕掛けそのままシュート。しかし、これは相手GKが直接つかんで得点にはならなかったが、相手選手のファウルでペナルティすぐ内側での間接FKを得る。このボールを流してピクシーがゴール右隅に狙って行くがわずかに上に外れ、惜しいチャンスを逃してしまった。
ロスタイム、味方陣内で山口がパスを香港に渡してしまう形で奪われ攻め込まれるが、香港の選手はほとんど攻め込んでおらず、最後味方DFが弾いたボールを直接ミドルシュートで打ってくるが、このボールはGK本田正面に。そして試合終了の笛がなり響く。皆さん最後まで応援ありがとうございました。