第8節「アビスパ福岡」戦

前半の試合の流れ

〜前半15分

前節・横浜F戦を逆転勝ちして、4連勝と波に乗るグランパスエイト。
今日のAWAYでのアビスパ福岡との1戦もがっちり決めて、さらに快進撃を見せて欲しいものです。

右にエンドを取ったグランパスのキックオフで始まった今日の試合。
開始1分、早速相手陣内右サイドでファウルを受け、FKのチャンスだったが、これはFKのボールを入れる前にファウルを取られてしまった。
4分、右サイドを抜けた岡山のボールを、ピクシー、山口、大森と抜けて、このボールを大森が粘ってCKのチャンスにつなぐ。
そして左からのピクシーのコーナーのボールに遠いサイドで待っていた平岡が頭であわせてまず1点目。
6分、今度は左で滝澤が抜け出し、キーパーの横を抜ける鋭いシュートを左足で狙っていったが、これは惜しくもゴール横に外れてしまった。
9分、岡山が中央を抜け出し、ピクシーに一回戻すと、ピクシーがこのボールを右に走り込んできた石川にふわりと浮かせて絶妙なパスとしたが、石川のトラップがわずかに大きくGKに取られてしまう。
10分、福岡が久しぶりに攻め上がり、右サイドでDFを一人抜くと中央の空いたスペースにグラウンダーで流してくるが、走り込む選手が無くチャンスにならず。
12分、早いパス回しから右のピクシーに渡り、さらに中央のウェズレイに渡すが、折り返したボールを取られてしまった。
14分、ウリダが前線の選手にスルーを出すがこれはオフサイド。
福岡がゴール前に攻め込んでくるが味方DFが体を張って防ぎコーナーに逃れる。続くコーナーはDFが体を寄せてうまく防ぎマイボールにする。

〜前半30分

16分、味方陣内でファウルを与え、ペナルティすぐ外でのFKのピンチ。
しかし、このFKも体を張って押さえ得点を与えることはなかった。
18分、石川が右から中央の選手に折り返そうとしたが、パスミスになってしまった。
20分、大森が左サイドから一気に切れ込んできて、相手ペナルティすぐ外でのファウルを誘う。
ピクシーの蹴ったボールを大きく左に曲がりながら走り込んだ選手の頭に合わせようとしたが、今度は相手GKの方がわずかに飛び出し早く奪われてしまった。
22分、福岡がゴール前で早いパス回しから、最後バデアが左足でシュートを放つが、これはクロスバーの上に外れる。
24分、滝澤が前線に張っていたウェズレイに通そうとしたが、これは相手DFに当たってしまった。
25分、福岡の右からの折り返しに一度はクリアしたものの、こぼれたところを後ろから来たビスコンティに決められ、1対1の同点になってしまう。
27分、同点に追いついて意気上がる福岡が攻め込み右からのCKになるが、この場面は落ち着いてクリアし、最後はゴールキックにする。

〜前半終了

30分、相手陣内左で大森がまたもファウルを受け、FKのチャンスになるがこの場面でピクシーの蹴ったボールは、走り込む選手とタイミングが悪く、相手GKの正面にゆくボールとなってしまった。
この時間帯、福岡のDF陣の集中力が高く、組織だった動きも良くできていて、なかなか付け入るチャンスを見つけられないでいると言った感じである。
34分、福岡がカウンター気味に持ち上がり、ミドルシュートを放ってくるが、これはゴール左横に外れる。
36分、相手DFの上がっていたところをスルーパスを出し、抜け出したピクシーが相手GKと1対1になるが、これをピクシーが振り切り、最後は無人のゴールにシュートを決め(というか、ゴールの中へ置きに行った?)2−1にする。
39分、福岡の選手がペナルティー内にドリブルで切れ込んできて、これを平岡が倒してしまいPKになってしまう。そしてこのボールを、福岡・モントージャが落ち着いて決めまたも同点になってしまう。
激しい点の取り合いになってきた今日の試合だが、ここは落ち着いてせめてゆきたいところだ。
43分、山口が右に流して、岡山がそのまま満ち込み、最後、相手ゴールの遠いサイドに来ていたウェズレイの頭に合わせようとしたが、わずかに間に合わず、相手DFに先にクリアされてしまった。
ロスタイム、縦パスに抜け出したピクシーが相手選手を振りきって、走り込んできたウェズレイにパスを出すが、なんとこのボールをウェズレイ選手が丁寧にゆこうとしてワントラップした後、空振りしてしまい、前半に突き放すチャンスを逃してしまった。(う〜ん残念。)そしてここで前半が終了。
さて、今日の試合はいったいどんな結末になることでしょう?

後半の試合の流れ

〜後半15分

前半から激しい点の取り合いとなった今日の試合。グランパスに勝てば上位が伺えることもあり、気合いの雰囲気の福岡である。後半で一気に突き放して欲しいと思います。

1分、右サイドを岡山、石川とワンツーで抜け、最後ピクシーにわたしたところで、とられてしまった。
2分、アビスパがドリブルで左を抜け出て、そのままシュートしてくるがこのボールはゴールの上を大きく外れていった。
3分、左サイドを滝澤が持ち上がり、反対側の岡山に大きく展開士、岡山がこれを後ろから来た山口にながす。このボールを山口が直接ミドルシュートを打つが、ふかしてしまい、ゴールマウスにはゆかなかった。
5分、相手陣内で岡山がファウルを受けFKのチャンス。このボールをピクシーが山口にショートパス。さらに山口、滝澤とわたるが最後、ヘディングシュートは枠の外へ行ってしまった。
8分、今度は石川が右から中央にショートパスで流し、最後縦パスを相手DFの裏に出すが、ウェズレイがパスに対し逆に飛び出し、相手GKにに取られてしまった。
11分、福岡が左サイドを抜け出しゴール前に折り返しの鋭いボールを入れてくるが、幸いにも走り込んでいる選手が無く、危うく難を逃れる。
12分、ここで岡山に代えて呂比須が交代で入る。

〜後半30分

17分、縦パスから呂比須が抜け出て、受けたボールをワントラップして左サイドにパス、走り込んできた選手にわずかに合わず惜しいチャンスを逃してしまった。
この時間帯は、ほとんどを福岡の攻撃に取られてしまい。防戦気味のグランパス。頑張って凌いで追加点を奪って欲しいと思う。
24分、中央のピクシーが右のウェズレイにパス、ウェズレイが相手選手を抜いて早いグラウンダーのパスをゴール前に入れてゆくが、走り込む選手にわずかに合わず得点にはならず。
25分、福岡は久永に代え中払を、グランパスは滝澤に代え福田を入れてくる。
27分、福岡・モントージャが一人で持ち込みシュートを狙ってくるがこのボールはクロスバーの上に外れる。
29分、ピクシーが右サイドから前線に縦パスを入れる。しかし、相手GKが先に飛び出しパンチングで弾かれてしまった。
ここで福岡が二人目の交代(服部→江口)。


〜後半終了

32分、福岡3人目の交代(服部→三好)をする。
33分、ウェズレイが右でボールを受けて中央の呂比須に折り返すがこのボールは相手にインターセプトされてしまった。
この時間帯に入っても福岡の守備に対する集中力がとても高く。攻め入る隙をなかなか見せてこない。また、相手の執拗な守りに対するいらだちと暑さとでパスミスやタイミングが合わなかったりと、グランパスの方が若干集中力を欠いているような感じで心配だ。
38分、相手ゴール前でウリダが前に流して呂比須が振り向きざまにシュートを放つが、惜しくもゴールの上に外れてしまう。
41分、疲れの見えたウェズレイに代え、岩田が入る。
43分、左サイドからピクシーが相手ゴール前にセンタリング。このボールを呂比須が頭であわせようとしたがわずかに合わず。
ロスタイム1、CKのチャンスを得るが、相手DFに阻まれ最後シュートまで持ってゆくことができなかった。
ロスタイム2、呂比須、ピクシーと渡り、折り返したボールに岩田がヘディングであわせてゆくが弾んでしまいゴールを奪うことはできなかった。
ロスタイム3,福岡がゴール前でボールを回し、最後、グランパスのDFに当たってこぼれたところを、2列目の選手がミドルを放つがこれはゴールマウスの上に外れる。
そしてここで後半も終了、延長戦になってしまう。

延長前半〜終了までの流れ

前半と打って代わって膠着した状態のままに試合を終えた両チームだった。

1分、後ろからのボールを右サイドで呂比須がボールを受けようとしたところで、中央ではっていた福田がオフサイドに。
2分、ピクシーが左サイドから持ち込み、中央にグラウンダーを折り返すが、相手DFの正面に行ってしまい奪われてしまった。
4分、左で呂比須が粘って、後ろから来たピクシーにヒールパス。このボールをゴール前の福田に浮き球で流すと、福田がヘディングで後ろに流し込むようにシュートするが、惜しくもゴールの上に行ってしまう。
5分、大森がドリブルで相手陣内深く切れ込むが、相手DFに倒されてしまい、いい形を作ることができなかった。
7分、相手ペナルティ内でウリダが粘って、最後左に抜け出しゴール前の福田パス。このボールを福田が胸で落として振り向きざまシュート。しかしこのシュートは惜しくも相手GKの正面に。
9分、右からの福岡のCK。ビスコンティの蹴ったボールを遠いサイドの中払がシュート。
しかし、このボールが一度はゴールポストに当たるが、はね返ってきたボールがGK楢崎に当たってしまい、このボールがゴール揺らし、なんと痛恨の逆転Vゴール負けの結果になってしまった。皆さん最後まで応援ありがとうございました