第9節「FC東京」戦

前半の試合の流れ

〜前半15分

第9節、今日はホームにFC東京を迎えての試合。前節福岡戦に惜しい負け方をしてしまったグランパスだが今日は気持ちを切り替えて試合に望んで欲しいと思います。

左にエンドを取ったグランパスのキックオフで始まった今日の試合。FC東京の早い足を使ったサッカーにどう挑むか楽しみなところです。
1分、相手ペナルティすぐ外でファウルを受け早速のチャンス。ピクシーの蹴ったボールは相手選手に当たりCKに。右からのピクシーのCKは相手DFにクリアされてしまった。
3分、ウェズレイがポストになって右に抜けた岡山にパス。岡山がこれを右サイド深く持ち込んで切り返すが、受けた選手が蹴ったボールは惜しくも相手選手にあたりゴールを割ることはできなかった。
6分、東京が左サイドで粘って、中央の選手に折り返すがここは落ち着いてカバーに入り相手ボールを奪う。
7分、縦パスに岡山がフリーで抜けようとするが、相手DFに寄せられバールを受けることができなかった。
8分、相手がクリアしたボールをピクシーが拾い、相手GKのポジションを見てミドルシュート。しかしこのボールは惜しくもクロスバーの上に行ってしまう。
9分、相手ペナルティ内での浮き球にウェズレイがあわせようとしたが、バウンドがあわず力強いシュートを打つことができなかった。
11分、相手陣内深くの左サイドでのFKのチャンス。ピクシーがゴール前の選手に合わせようとしたが、東京のGKの飛び出しが早く取られてしまった。

〜前半30分


15分、左からのCKのチャンスも、ピクシーの蹴ったボールに相手GKが飛び出しパンチングで弾かれてしまった。
16分、東京がゴール前でFKを得る。このボールを直接狙ってきたがGK楢崎ががっちりとキャッチ。
20分、相手左サイドでCKのチャンスになるが、またも相手GKに弾かれてしまった。
21分、左サイドで滝澤がドリブルで持ち込み直接シュートを放つが、惜しくもゴール右横に外れてしまった。
22分、今度は右からのCK。ピクシーが蹴ったボールは相手GKを逃げるように遠いサイドの古賀にあわせていったが、相手DFに競り負けてしまった。
24分、相手ゴール前、ペナルティすぐ外で大森がファウルを受けFKに。ピクシーが直接ゴールを狙っていったがわずかにクロスバーの上に行ってしまった。
25分、ピクシーがヒールで浮かせるという凄いパスを岡山に出し、抜け出した岡山がこのボールをシュート。しかしわずかにクロスバーの上に行ってしまった。
27分、東京が縦パス1本でツゥットにパスを出す。このボールを味方DFが抜かれ1対1になるが、GK楢崎が体を張って飛び出しナイスセーブで危ないシーンを切り抜ける。
29分、東京がFKでチャンスを作るが、相手選手が蹴ったFKのボールは味方選手の正面に。

〜前半終了

33分、東京・ツゥットが個人技で抜けようとしたがDFが落ち着いて寄せ、ボールを奪う。
34分、縦パスにピクシーが抜け出し右サイドでCKを得るが、上げたボールを古賀にあわせようとするが、東京の高いDFにクリアされてしまった。
ここにきて、前半攻めていた名古屋に少々疲れがでたのか、攻撃が消極的になってきた気がする。37分、東京が右からCK。しかしこの場面は味方DFが落ち着いてクリア。
39分、味方ペナルティすぐ近くで東京にファウルを与えてしまい、FKになる。
41分、東京が左サイドでフリーのツゥットにパスを出し、これを味方DFが抜かれ、落ち着いて左足で豪快に決められ、0−1になってしまう。
この後は一進一退の状態が続き、両チームともいい形まで行くことができず時間が過ぎてゆく。
ロスタイム、東京・ツゥットがまたもフリーでシュートを打ってくるが、今度はGK楢崎が正面で捕らえ、得点にはならなかった。
名古屋も前半終了間際に、右からのCKのシーンがあるが結局決めきれず、そのまま前半が終了してしまう。

後半の試合の流れ

〜後半15分

前半、攻め込みながらゴール前でのもう一工夫にかけ得点できなかったグランパス。
後半は気持ちを切り替え、早い時間帯での同点、そして逆転へとサポーターを勝利に導いて欲しいと思います。

0分、岡山、ピクシー、滝澤と早いパスで抜けようとしたが、最後滝澤がトラップしたボールを相手GKに奪われてしまった。
1分、東京が右からドリブルで早いボールを折り返してくるが、ここはGK楢崎が飛び出しよく奪う。
2分、相手ペナルティすぐ外側でファウルを受けFKのチャンス。直接ゴールを狙って行くがGK正面にいってしまった。
4分、左サイドでピクシーが相手選手を振りきり最後CKを得る。
そして、ピクシーが蹴ったボールに飛び込んだ岡山が見事に決め、1−1の同点に。
6分、縦パスに抜け出したピクシーが相手ペナルティ内で切り返してマイボールにするが、最後相手側を向いて攻めようとした所で、ゴールラインを割ってしまった。
8分、右サイド抜け出した選手が中央のウェズレイに折り返し、このボールをウェズレイが右足で豪快に蹴り込み。2−1で見事逆転に!
10分、東京:神野OUT・アマラオIN。
11分、ペナルティ外でファウルを与えてしまう。東京は直接狙ってくるがGK楢崎の正面に。
15分、ゴール前でピクシー、岡山が粘って最後山口が押し込み、これで3−1に。

〜後半30分

グランパスは滝澤に代え呂比須を投入。
東京は小林に代え戸田を、そして小池に代え浅野を入れてくる。
30分、ピクシーが右サイドでフリーになると、ゴール前のスペースにパス。そこに飛び込んだウェズレイがこの日2点目となる得点を頭できめ、ついに4−1に。


〜試合終了

35分、岡山に代え岩田昌浩を投入。
39分、グランパスは3人目の交代として福田をウェズレイに代えていれてくる。どこまでの攻撃の手をゆるめないカルロス監督である。
ここに来てすっかり余裕もでてきたグランパスの選手だが気を緩めず、このまま、最後まで攻め込んで欲しいものです。東京も残り時間の少ない中で果敢にゴール前にボールを入れてくるが、今日のグランパスDF陣は集中している上に、得点でも大きくはなしているためか充分落ち着いて対処している。
44分、ピクシーが左サイドをふりーで駆け上がり、ゴール前の福田にスルーパス。しかし、このパスはわずかに長く、相手GKに先に取られてしまった。
ロスタイム、岩田が右で粘ってCKの得るが、ピクシーが蹴ったボールは相手GKに弾かれる。
福田が相手ペナルティ内でしつこく粘って、最後直接シュートまでゆくが相手GK正面に行ってしまった。
ピクシーがまたも右で粘って今度はゴール前に走りこんできた岩田にあわせようとするが、わずかに届かず、残念ながら追加点にはならず。そして審判の笛が鳴り響き、試合終了。いやあ、きょうは痛快な勝利でした。皆さん最後まで応援ありがとうございました。