第１５節「川崎フロンターレ」戦

前半の試合の流れ

〜前半１５分

いよいよリーグ最終節となった今日の川崎Ｆ戦。ここまで４連敗となってリーグ優勝からかなわなかったものの、ホーム最終戦ということもあり集まったサポーターの皆さんのためにも気持ちのいい試合を見せて終わって欲しいと思います。

右から攻めるグランパスはウェズレイもウリダも戻ってきており、ほぼフルメンバーで挑みます。
１分、石川が仕掛け、中央のウェズレイに流し込むがこれは相手DFの正面に。
２分、中央でウェズレイが個人技で見せると、これをピクシーがさらに技ありで抜いて左サイドを切れ込んでゆくが惜しくも相手DFにボールを奪われる。
３分、中央からドリブルで持ち込んだ川崎がそのままミドルシュートを放ってくるがこれはゴール右横へ外れてゆく。
５分、中央でのファウルからのボールをウリダが左に抜けるウェズレイにパス。しかしこれは長すぎてしまった。
６分、右サイドを持ち上がられると、川崎・我那覇が真ん中に折り返してくるがここはDFがクリア。
この時間帯はどちらも攻め手に欠き、ボールの奪い合いで終始するといったところ。
８分、右サイド中あたりでの川崎のFKはボールが大きくなってGK楢崎が直接キャッチする。
９分、左サイドを切れ込まれるとペナルティすぐ外でファウルを与えてしまう。しかしこの場面は相手のボールに精度が無く、合わせる選手が無くクリアする。
１１分、左サイドでの連携ミスからボールを奪われると、そのまま切れ込まれ折り返えされるがここも落ち着いてDFが弾き出す。
１２分、ウリダが持ち上がって相手ペナルティまでドリブルで攻め込むと、最後ウェズレイに決定的なボールを出すが、ここは相手GKが先に飛び出して体で止め、最後シュートすることができなかった。
１４分、小川誠一が左サイドを抜け、中央のウェズレイに早いボールを入れるがこれはオフサイドに。
１５分、原がボールを持つと正面から攻め上がりそのままシュートまで行こうとしたが、相手DFに奪われてしまった。

〜前半３０分

１６分、左からのCKのチャンス。ピクシーのボールに競り合うがクリアされ再度CKに。
２度目のCKは相手GKが飛び出してパンチングで弾かれてしまった。
１９分、右から攻め込まれると遠いサイドのフリーの選手に折り返されるがこれを何とかCKに逃れる。右からのCKのボールは川崎の選手が何人か頭で合わせようとつっこんできたがタイミング合わず得点にはならなかった。この時間帯は川崎の積極的な攻め上がりが目立っている。
２１分、原が右サイドで仕掛けようとしたが相手DFに寄せられ、最後相手を倒してしまいチャンスにすることができなかった。
２２分、左からのクロスにウェズレイが飛び出し、相手GKと１対１になるがここもオフサイドを取られる。
２４分、またも右に展開され仕掛けられるが、ここは折り返したボールにDFが詰めマイボールに。
グランパスは中盤でボールを奪ってからの展開が悪く、なかなかFWのウェズレイにいいボールが入らない。
２７分、相手陣内右サイドでのファウルで良い位置からのFKを得るが、ピクシーが蹴ったボールは相手DFに頭で弾かれてしまった。

〜前半終了

なかなか前線へのパスがうまく繋がらないグランパス。
３２分、自陣真ん中でのファウルからFKを直接狙われるが、このボールは精度無く、大きくクロスバーの上に外れる。
３３分、相手のクリアミスからウェズレイが相手ペナルティへ持ち込み、相手DFの寄せに倒れるが相手ファウルには成らず、ボールを奪われる結果に。
３５分、ハーフウェイあたりでウリダがボールを持つと、相手DFの裏に抜けようとしたウェズレイにスルーパスを入れてゆくが、相手GKが前に飛び出してきて足で弾かれてしまった。
３６分、左サイドでピクシーが相手選手を振りきり中央のウェズレイにパスを出すが、わずかに短く相手ボールになる。
３７分、ピクシーが右サイドを駆け上がる石川に合わせてパスを流すと、これに石川がぎりぎりで合わせて折り返したが相手DFが足に当てCKに。続くCKはゴール前の選手に合わせて入れてゆくが川崎のDF陣が集中してこれを凌ぎきる。
３９分、中盤でボールを奪うと前線に走るピクシーの前に長いボールを入れてゆくが、これは惜しくも長すぎてしまった。
４１分、相手陣内でのファウルからセットプレーのチャンスを得たが、岩田が右に抜ける石川に合わせることができず、ボールを奪われてしまった。
４３分、山口・ピクシーのワンツーから最後右に抜けた原に良いボールが入るが、原の右足のシュートはバランスを崩して大きくゴールを終えてしまった。惜しい場面だった。
４４分、川崎が左からのCK。フリーの選手に頭で合わせられるが、このシュートが右のポストに当たって外れ得点にはならなかった。危ないシーンだった。前半はこのまま、ほとんどロスタイムもなく終了してしまった。

後半の試合の流れ

〜後半１５分

両チームともメンバーを代えてきた後半。
グランパスは原に代え呂比須を、岩田に代え岡山が入る。川崎は我那覇に代えて森山が入る。

２分、川崎が自陣ペナルティすぐ外のFKのチャンス。しかし直接狙ってきたボールはDFがはじき返す。
３分、左からのCKのチャンス。大森が遠いサイドで待ち受け頭で折り返して、中央の呂比須に合わせようとしたが、GKに奪われてしまった。
４分、右に走る森山にボールがでてこれを折り返されるが、ここはGK楢崎が飛び出してボールを奪う。
６分、展開の早い川崎がまたも右サイドから仕掛けてくるが、ここもゴール前のDFが頭ではじき返す。川崎は森山が入ったことで展開が早くなっている。
７分、中央でピクシーがウェウレイからボールを受けると右サイドから走り込む呂比須の頭に合わせてゆくが、相手DFに寄せられバランスを崩してしまった。
８分、左に早い展開からピクシーが中央のウェズレイに合わせてゆくがこれもDFに弾かれる。しかし９分、左にこぼれたボールを呂比須が拾うと、右サイドのウェズレイに入れてゆき、これをウェズレイが右足で押しこんで、ついに待望の先取点が入る。
この時間帯は、１点選手してグランパスの選手のうごきががぜんよくなり、ボールの支配率が上がっている。

〜後半３０分

後半開始早々は早い動きを見せていた川崎だったが、先取点を取られて次第に動きが悪く合ってきたように見える。
１７分、川崎はメンバ−交代（浦田OUT、池田IN）
１８分、自陣右サイドでのファウルで川崎がセットプレーのチャンス。ゴール前に速いボールを入れてきたが、ここはDF陣が頭に当てはじき返す。
２０分、左からピクシーが相手選手をかわして中央の岡山に流すと、これを相手DFに寄せられながら持ち込もうとしたが、最後倒され奪われてしまった。
２１分、相手陣内への長いボールに飛び出した川崎のGKを抜いてウェズレイが走り込むが、戻ってきた選手に先にクリアされてしまった。抜けていれば追加点を得るチャンスだっただけに惜しい場面であった。
２４分、左サイドでウェズレイがボールを受けるとゴール前のスペースに早いボールを入れてゆく。ここに呂比須が走り込んで合わせてゆくが、惜しくもわずかにクロスバーの上に外れてしまった。
川崎も左右の選手が広がり中央の選手に当ててゆこうとするが、なかなか決定的な場面が作れない。グランパスは動きが良くなったものの、最後ゴール前での川崎のDF陣の固い守りにあい、追加点が奪えない。２８分、小川が中に切れ込んで、DFの裏に入り込んでゆくが良いボールが山口からもらえず、チャンスにできなかった。

〜試合終了

３１分、右サイドペナルティすぐ外で小川がファウルを与えてしまい、川崎のFKになるが、ここはDF陣が踏ん張り守りきる。
３３分、右に広がったウェズレイにボ−ルがでると、これを石川に戻して、石川が中央に折り返すと、フリーでいた岡山が豪快に直接シュートを放つが、惜しくも相手GK正面に飛んでしまい、弾かれてしまった。
３５分、右に抜けたウェズレイが折り返したボールに反対から走り込んだピクシーが合わせようととしたが、GKを抜けて来たボールは相手DFに蹴り出されてしまった。
３６分、相手ゴール正面でのFK。呂比須が直接打ってゆくが相手の壁に当ててしまった。
跳ね返ったボールをもう一度シュートを狙って行くが、これは大きく外れてしまった。
３８分、左からのCK。ピクシーが遠いサイドの呂比須を狙うがボールが大きくなってしまい、頭で当てるだけが精一杯となってしまった。
４０分、右に岡山が抜けて、ウェズレイと仕掛けようとしたが、相手DFにボールを奪われてしまった。
４１分、相手ボールを奪ってのカウンター攻撃で、ウリダが一気にドリブルで持ち上がるが倒されてしまった。抜けていればチャンスに繋がる惜しい場面だった。
４３分、相手陣内中程でのセットプレーのチャンス。相手ゴール前に浮いたボールを入れてゆくが競り合いからボールは奪われてしまった。
ロスタイム、川崎がDFの裏に抜けた森山に合わせてくるがここはオフサイドで難を逃れる。
右サイドに岡山が受けるとゴール前に折り返す。このボールにウェズレイがオーバーヘッドで合わせてゆくが、惜しくもクロスバーの上に外れてしまった。そして審判の試合終了を告げる笛が鳴り、何とか最終戦を勝利で終えることができました。今ひとつ未消化な展開での試合内容でしたが、ホームで勝利を挙げてこの後の天皇杯に挑むことができます。最後まで応援ありがとうございました。