第13節「ガンバ大阪」戦

前半の試合の流れ

〜前半15分

晴れ渡った秋空の下、多くのサポーターが集まった今日の名古屋瑞穂陸上競技場。
我らが名古屋グランパスの第13節の相手は、もっか好調のガンバ大阪。
2ndステージでの優勝のチャンスもあるあるだけにキックオフ前の様子も気合い充分といったところ。

対するグランパスはここ2試合完封負けという、まったく良い試合ができていないだけに得点力不足がちょっと心配。果たして今日はどんな試合を見せてくれるのでしょうか?

左に先にエンドを取った名古屋グランパスエイトに対し、右から攻めるガンバのキックオフで試合が始まった。
開始早々、山口が相手Dfの裏に長いボールを入れてゆき、これに福田が走り込むがこれは相手DFが先に戻ってクリア。
1分、藤田が、大阪・稲本に奪われこれをゴール前に入れられるが、ここはGK楢崎が先にでて奪う。
中盤でのボールの奪い合いが続き、中央をボールが行ったり来たりしているがどちらもいい形まで持ってゆけない。この展開を先に制した方が試合の主導権を握るだけに、この時間帯は目が離せない。
5分、中央で、ガンバFWがボールをトラップにしてゴール前に抜けようとしたが平岡が落ちついてカバーする。
6分、左サイドを抜かれそうになるが、相手のパスが長くこれはサイドにでてマイボールに。
8分、またも左サイドを抜け出そうとしてくるが、ここは藤田が落ち着いて頭でクリア。
9分、相手陣内でピクシーが粘ってボールを中央に流す。このボールを原が左足でシュート。相手GKの右を抜けあわやと思われたボールはわずかにゴール右横に抜けてしまった。
11分、左サイドで大森が上がってきて原とワンツーで抜けようとしたが相手DFに阻まれてしまった。
13分、ガンバに右サイドからゴール前に攻め込まれると、ブーレ、吉原が相次いで押しこもうとしてくるが、ここはDF陣が踏ん張ってクリアする。

〜前半30分

15分、右サイドのDFの裏に抜けられGKと1対1に場面を作られるが、ここはGK楢崎が飛び出して大阪・ブーレのシュートをはじき返す。
16分、今度は左のDFの裏に長いボールをいれられ、ここに走り込まれるが、ここはDF大森が戻ってクリアする。
17分、ガンバが左からCK。ゴール前に上がったボールは相手選手と競り合いながら何とか弾き出す。
18分、右サイドのガンバのDFの裏にボールがでて福田が走り込むが、間一髪相手GKが先に飛び出し奪われてしまう。
19分、今度は左から同じようなシーンがあったが、ここはガンバDFがクリアする。
20分、左からのCK。ピクシーの蹴ったボールは相手GKの上を抜け、遠いサイドの選手の頭にあたるがガンバのDFが体を寄せたため相手ボールに。
21分、原が相手ゴール前でDF陣を切り返しで抜けると、右足でシュート。このボールが相手DFに当たって見事にゴールネットを揺らすと、これが原選手J初ゴールとなり、1−0に。おめでとう原選手!
24分、藤田が右から早いボールを入れると、これを福田が頭で落とすとまたも原がこれを相手DFとせりながらシュートに行くが、ここはガンバDFが踏ん張って足に当てる。グランパスは1点先取して俄然、動きが良くなってきた。
26分、相手陣内深くの左サイドでファウルを得るとセットプレーのチャンスとなるが、ピクシーの蹴ってたボールは、ミスキック気味になりゴールを大きく越えてしまった。
27分、相手ペナルティすぐ外でパスがゴール前にでると福田が走り込んでシュートに行くがこれは相手GKが一度は弾くが、なんとかボールをキャッチする。う〜ん、惜しいチャンスだった。

〜前半終了

ガンバは優勝へのプレッシャーなのか、中盤での動きがあまり良くない。というか今日はグランパスが中盤でのディフェンスに対する統率がとれており、各選手動きも良く相手ボールを奪うシーンが目立っている。
32分、大森が前線の福田に長いボールを出すとこれを右足でピクシーの前に落とそうとするが、意志が会わずうまくピクシーの前に落とすことができなかった。
34分、左からのスローイングから右サイドの選手にクロスを上げられるがこれは平岡が頭ではじき返す。
35分、右に抜けられゴールまえに折り返されるがここもDF陣が競り合いに勝ちクリアする。
36分、左サイドを突破されてゴール前にいいクロスを入れられるがここも守備陣が踏ん張り何とか凌ぎきる。
38分、ガンバが右サイドから攻め込んでくるが、ここではピクシーも戻ってきてディフェンスに回りガンバの攻撃を防ぐ。
40分、右サイドで原、ウリダと渡り、岩田が右からゴール前に上げてゆくが、これは相手GKが手を伸ばしてキャッチしてしまう。
42分、右から岩田がゴール前に入れると原が頭で落としてチャンスを作るがなかなか誰もシュートに行くことができずクリアされたボールが中途半端に転がったところを山口がミドルシュートをはなってゆくが相手選手に当たってしまった。
43分、原が左サイドをえぐりタッチラインぎりぎりから左足で折り代えそとしたがこれはミスキック気味になり相手ボールに。
44分、またも左サイドを原がボールを持って走ると今度は相手DFに当たりCKに。ピクシーの蹴ったボールはゴール前の絶妙の位置に行くが惜しくも相手DFに弾きされてしまう。
ロスタイム、ほとんどボールは大きく動くこともなくこのまま終了。圧倒的にボールを支配していた今日のグランパス。これまでの試合が嘘のように良い動きを見せています。このまま一気にガンバを負かして欲しいものです。

後半の試合の流れ

〜後半15分

前半を終始支配しながら、1−0で折り返すことができたグランパス。後半もこの調子でG大阪に良い試合をさせず、押し切っていって欲しいです。

開始早々、右サイドから攻め込まれゴール前に抜けられそうになるが、DFが落ち着いてこれを処理する。
2分、右から吉原・柳本とわたり、これがゴール前に上がるが、ウリダが最後処理したボールを拾われると、そのままミドルシュートを放たれるがkれはGK楢崎が弾いてCKに逃れる。右からそして左からとCKが続くが、この場面の凌ぎきる。今日はDF陣が落ち着いていて守備の意識が高いため安心して見ていられる。
5分、左で福田がボールをもらうと相手DFの裏に自分で抜けようとしたが、ここはボールを奪われてしまった。
7分、ガンバが左からのCK。相手の蹴ったボールはは走り込んだ選手に頭で合わされるがこれをGK楢崎が脅威の反応でこのボールをキャッチ。
10分、相手ゴール前にピクシーが抜けるが戻ってきたDFに寄せられシュートまで持ってゆけなかった。
13分、藤田が右サイドから上がってクロスを入れようとしたが、これはミスキックになりゴールマウスの上を大きく飛んでいってしまった。
14分、ゴール前で頭で上げられたボールに、右サイドに抜けた選手が足で合わせてきたが、これはゴールラインを割る。

〜後半30分

右から攻め込み早いクロスを入れると、福田が一度足に当てて、中央の原に流す、このボールはトラップが大きくなってしまい相手に奪われてしまった。
17分、ガンバメンバー交代(二川→小島)。
18分、相手のミスから右サイドを藤田が抜け出ようとしたが足を滑らせてしまいボールを出してしまった。
19分、左サイドを福田が上がると中央に一度戻し、山口とワンツーを決めようとしたがタイミングが合わず逆になってしまった。惜しい場面だった。
20分、ガンバがゴール前でのこぼれ球を再三シュートにくるが中盤の選手が守備の意識が高く、集中しているため、ガンバにゴールを割らせない。
22分、ガンバの右からのスローインを頭で繋がれ、シュートされるが、最後ボールはクロスバーの上を越えていった。
23分、右からガンバがゴール前にクロスを上げてくるが、これは精度が悪くゴールを越えてゆく。
24分、またも右サイドから折り返されると、今度はDFの選手を抜け空いたスペースにでるが走り込むガンバの選手が無く得点されるまでに至らなかった。まさに危機一髪といったところ。
25分、ガンバは2人目のメンバー交代(吉原→松波)。
26分、相手ゴール前での競り合いから山口が左サイドの空いたスペースにパスを出すが、だれも反応する選手が無く、相手ボールにしてしまう。
28分、右から攻め込もうとガンバがするがDFの寄せにいったん戻すと、これを稲本が直接打つもゴール右横に。
29分、ゴール前での競り合いからシュートを打たれると、これがバーに当たりゴールを割らずにでるかと思ったところを、最後小島に頭で押しこまれてしまい同点にされてしまう。

〜後半終了

ついに同点に追いつかれてしまったグランパス。しかし、ここまでいい形で凌いできただけに残念だが、まだまだ今日は守備陣がしっかりしているので、ここで落ち込まずに攻め込んで欲しい。

33分、原に代わって滝澤が入る。
34分、相手ゴール前での競り合いから藤田が抜けようとしたところを倒されたように見えたが、相手ボールになってしまう。こちらのボールで有れば絶好の場所でのセットプレーのチャンスだっただけにおしいところだ。
36分、ゴール前に上がったボールを福田がシュート。しかしこれがバーに当たると、こぼれ球をピクシーが相手選手の頭を抜けようと上げてゆくが、相手選手に当ててしまった。
同点に追いついたガンバは追い風という有利な立場もあってか、積極的に長いボールをDFの裏に入れてゴール前に攻め込んでくる。
38分、藤田に代えて石川登場。
40分、DFの裏に抜けたガンバの選手が戻して、走り込んだ選手がシュートを放つがこれはオフサイド。
41分、代わって入った滝澤がピクシーとのワンツーに抜け出して、一気にゴール前まで相手DFを抜いてゆく。最後GKと1対1になってシュートを打つが相手GKに体で止められてしまった。
43分、ガンバに右からのCK。ゴール前の選手の頭に合わされシュートされるが、これはGK楢崎の正面に。
ロスタイム1、ウリダが自陣でガンバの選手をたおしてしまい、ファウルを取られる。
この場面で稲本が豪快に右足でシュートを放ってくるが、GK楢崎は落ち着いて体の正面でキャッチ。
ロスタイム2、石川が右から落ち上がりゴール前に折り返すと、待っていた福田がボレーシュートを打とうとしたがこれは当て損ないシュートできなかった。
ロスタイム3、ゴール前に長いボールがでてピクシーが抜けると、ウリダとのワンツーでゴール前に行こうとしたが相手DFに阻まれ、ウリダもこぼれたボールをシュートできず惜しいチャンスを逃してしまった。ここで後半が終了。試合は延長戦へと続くことに。

延長前半の試合の流れ

試合は1−1のまま延長戦に入り、ますます目の離せない展開になってきました。

グランパスは左からの攻撃。
1分、中央から山口、左の滝澤と渡るが最後ボールを奪われてしまう。
2分、中央ハーフライン際から浮き球がでたところを、福田が走り出ようとしたがこれはオフサイド。
3分、集中力が途切れた一瞬をボールを拾われ、ガンバ・ブーレがドリブルで仕掛けてくると、DFが振り切られてしまい、GK楢崎も飛び出したところを抜けられ、最後落ち着いてこのボールを無人のゴールに決められVゴールとなってしまう。残念ながら、良い試合を今日は展開していただけに惜しまれる負けとなってしまった。最後まで応援ありがとうございました。