先発メンバー

試合結果

コメント

Jリーグ第1ステージ第13節:「浦和レッズ戦」

瑞穂陸上競技場:19時キックオフ

名古屋グランパスエイト:田中孝司監督

ハーフ
タイム

・後半開始15分は、特にバランスを保ち、集中すること。
・カウンターに注意して、ポジショニングをしっかりすること。サイドチャンジをもっと多くすること。
・シュートチャンスには、もっと積極的にシュートを打つこと。

試合終了時

日本人選手ばかりで戦って非常に良く頑張ってくれて、良いプレッシングもかけれたし、時間的にも良いタイミングで得点できたと思います。後半、野口があの時間帯に取ってくれたので、DFが安定して行けたと思います。最後の失点はいただけないですが、とにかく日本人選手が凄い意地を出してくれて、グランパスにとってとても良い試合だったと思います。

Q:ベストプレイヤー賞の選出理由は?
A:前半、ボールを奪われるケースも有りましたが、精力的に動いてくれたし、DF面でも非常に良く貢献してくれたし、あの時間帯に点を取ってくれたと言う事で選びました。

Q:平野選手のプレーが良くなかったと思いますが?
A:今の選手の中で出来は良くなかったですが、あの場所で何かをやってくれと言う要求が多いと思います。そう言った状況で変えてしまうと、日本人だけでやっているときに、そう言う形でやるよりは、残り5分と言うタイミングもありましたが、リズム的にはそんなに変える時期じゃないと思いましたし、代表から帰ってくると3試合
ぐらいあまり良くないので、彼の為にも90分やってもらうと言う事で、滝沢と変えるつもりはありませんでした。

Q:伊藤卓選手の評価とこれからの課題は?
A:今日は非常にアグレッシブにDF面も飛び出しもやってくれました。やはり課題はと言われれば、フィジカルな面です。後半途中から足がつっているような状態ではレギュラー定着は難しいと思います。ただ、ユースの時から言っているのですが、何か持っていると言う部分で見ている段階です。どうしても岡山の右サイドと比較するとまだボールがキープできるかなと言う感じです。良い意味でサイドで起点が出来る形になれば良いと思いますが、まだまだ45分で終わるような事では困ると言うことです。

Q:古賀選手については?
A:先行して点が取れて、安定してきたと思います。練習等ではどうしてもミスが多くて下向いていたりするケースが沢山ありますが、今日は自分からロングボールを蹴って相手の背後に落とすボールが上手く蹴れたと思います。ポジション的にもそんなに悪くなかったと思います。今の段階では良かったと思います。トーレスが居ますので、そのあたりをどのようにやっていくか問題があると思いますが、チャンスがあればまた使っていきたいし、違うポジションでも合うところがあれば使っていきたいと思います。

Q:パス自体は回っているように見えますが、最後につまってしまうのは?
A:今日のミーティングでも言いましたが、「横パスばかりのサッカーではしょうがない」「縦に入れなければしょうがない」有る意味では、ゴール前にリスクを侵さなければならないと言いました。相変わらず、球回しが多すぎるかなと思います。今日なんかはDFラインから縦に裏側に入っていましたから、それを皆が感じてプレッシングをかけて行くとか、2枚3枚とオーバーラップとかの形が出来れば良いかなと思います。外国人選手が入ってきたら、また違ったバリエーションが出てくると思います。今の段階では、あれが精一杯かなと思います。

Q:小野選手については?
A:今日のレッズ戦で一番要注意しなければならないのは、3枚です。ペトロビッチ・ベギリスタイン・小野で、その3枚をどうやって押さえるかと言う事を指示しました。小野については、望月と浅野でしっかりマークしなさいと、もし相手のDHが上がってこなければ2人で、ボールを奪いに行けば良いと、上がってくれば浅野を中心にしながらと指示を出しました。彼も才能のある選手なのでそれなりの事はやってくると思いますが、どちらかと言うと我々のDF組織の方が崩されることも無く、良いまとまりを見せていたと思います。

Q:浅野選手のプレーについては?
A:非常に良いDHとしての役割を果たしてくれたと思います。特に難しい事をしようとしなかったし、出来るだけ近くにさばいて、DFでは前に出てプレッシングをかけており、非常に満足しています。

浦和レッズ:原 博実監督

ハーフ
タイム

・前線とディフェンスラインの間が少し開いているので、ラインを上げ、コンパクトにしよう。
・1点取られたが、チャンスは作れているので、そのチャンスを生かすこと。

試合終了時

今日の試合は結果をご覧のとおり、内容的には前半1点取られる迄は結構良い立ち上がりをしていたと思います。
1点取られて新しい外国人と日本人とコミュニケーションが、練習はしていましたが実際の公式戦でコミュニケーションが悪い場面が何度かあって、ラインが下がってしまい、間があいた所をグランパスにやられてしまったと思います。
0−1で、前半はチャンスも有ったので後半に行くとき、必ずチャンスがあると話ていたのですが、逆に1点取る前にミスから2点目を取られ、少し全体がバラバラになってしまった。ある意味では、私が監督に就任してから一番悪い試合だったと思います。
救いといえば1点取れたと言うことです。2点取られた後は、バラバラになってしまい、サポータの方にブーイングされても仕方のない試合でしたと思います。何とか立て直して次の準備をしたいと思います。