名古屋グランパスエイト　Official Web Site

コメント

第７節：「コンサドーレ札幌戦」（瑞穂陸上競技場）　14：00開始
名古屋グランパスエイト：田中孝司監督
ハーフタイム	・ＤＦは安定しているので、前半と同じようにバランスを保っていこう。・攻撃はもっとリラックスして簡単にプレーする。・お互いに声をかけ、指示をかけあうこと。元気よくもう１点とろう。
試合終了時	早々と点を取る事が出来、リズムに乗れるかなと思いましたが、悪い癖で段々リズムが悪くなってしまいました。前半、ＤＦラインが比較的安定していましたが、後半になって長いボールやセカンドボールを取られたり、クロスボールに対して応対しきれなく失点してしまいました。相手の長いボールに対してのＤＦ自身のコンフィデンスが少し落ちてくると長いボールに緊張して上手く対応できなくなってしまいました。最終的には点を取って勝ちましたが、気の休まる時間が全く無いし、体に悪い試合ばかりで、もっと簡単に勝てるのではと思うかもしれませんが、チームの実力を考えたらやむをえないと思います。選手は、あきらめないで最後までやってくれるという点では、やってくれたと思います。前回の福岡戦よりはだいぶ間延びをしなくなったと思いますが、今回は逆にクオリティーが足りなくなってきて時間が経つにつれて意識が薄れてしまうという状況でした。修正しなければいけない事は沢山有りますが、次に向けてがんばりたいと思います。 ●ベストプレーヤー賞選出についてこのようなゲームは、どんなに良い選手がいたとしても、最後に決勝ゴールを決めたことが印象に残るだろうし、ピクシーが取ってくれたということで決めました。ピクシーは今日、ボランチ的なポジションでしたが？ボランチではなくセカンドストライカーの位置で使いました。ＭＦにした理由は？オフェンシブなＭＦの位置で起用しました。退場前まで、彼自身がシュートを２本しか打っていないがパスは出していた。前にスピードのあるアルーが居るとラストパスの出せる選手なので、それを期待しました。ユーゴスラビアでも３－５－２とシステムは違いますが、セカンドストライカーの位置でやっていますから、そういう意味も有ってそこで使いました。今日のポジションで起用していくのですか？そんなことはありません。しっかりとしたディフェンシブハーフがいれば、ピクシーは前で使った方が良いだろうし、望月あるいは外国人選手でも常にセカンドストライカーとして使いたいと思っている。ディフェンシブなプレーヤーの浅野もそんなに調子は良くないし、古賀は怪我をしている。ほかの選手もそれに見合った体の強いディフェンス的なプレーヤーも含めて、プレーが簡単に出来る選手が出てくれば、そう言うことは無いと思います。今までのゲームの中で満足したゲームはありましたか？今まで、本当に満足したゲームは無いです。勝つとどうしても選手に厳しくなるし、負けるといたわってあげなくてはいけない。得点をするパターンは、良い形で点をとれていますが、ただその後、続けてもう１点もう２点とたたみかけるようなプレーが出来ていない。いわゆる今のチームにはストライカーがいないというような事だと思います。シュートミスが多いし、点が取れていないというのが実際です。つきというか運の良いゲームが沢山あると思います。チームが成長してきている実感は？チームが成長してきているというか、勝っているから自信につながっていると思います。ただ、今の勝ち方だと自信になるというかどこかに不安を抱えながらプレーしていると思います。我々がやろうとしているサッカーは、全然出来ていないし、活動量もそうです。ＤＦも怖いから下がるという形になっている状況です。１つだけ満足していることは、あきらめず最後までやってくれると言うことです。結果的に勝ち点を拾ってくれているということでは満足していますが、プレー・戦術・技術含めてメンタルを、もう少し成長しなければいけないといつも思っています。浅野を起用した理由は？ピクシーがだいぶ疲れてきたので、重良を前に上げていつもの形に戻すという意味で入れました。投入前に得点があったので、交代は難しかったのでは？全然そんなことも考えていなかったです。１点勝っているから守りに入るという意味で入れたわけでは有りません。空中戦とか、前の選手の動きが減ってくれば、変えていこうと思っていました。アルー自身がコミュニケーション・コンビネーションの意味で、なかなか動けない意味もあるし、本来彼は、裏を突いて走るとかボールをはたいてそのままゴールを狙っていく選手なので、サイドに持っていくと、相手が３－５－２の場合、かなりの部分ディフェンシブになり、彼の持ち味が出てこないと思いました。逆に日本人の頑張る気持ちを大事にして、岡山をそのまま残しアルーを変えました。中盤のメンバーがなかなか固定されませんが？なかなか難しいのですが、日替わり定食みたいなもので、選手にはシーズンが始まる前から２つくらいのポジションをいつもやってもらわなければ困るし、誰がどこに出ても競争の原理のもとで、試合を進めると話しています。実際には誰が入ってもやろうとしていることはそんなにズレは無いと思います。ただ今の状況、例えば土・水・土と３試合続けてある場合も含めて、フィジカルな面・あるいは外国人を使うときのコンビネーションの問題、誰と誰が一番良いとか色んな事を考えなければならない。バウドにしても悪くは無いが、逆に３試合目で疲れが出てくるということもあるし、ピクシーをそのポジションに持っていったら重なる部分が出てくるだろうし、あとは日本人の選手たちを、何処にどう配置して戦うのが良いか考えています。固定したいのですが、まだまだ試している状況です。
コンサドーレ札幌：フェルナンデス監督
ハーフタイム	・相手にはほとんど攻められていない。こちらの方がゲームを支配している。・前半は消極的なプレーが目立っていたので、後半はいつも通り、前からプレッシャーをかけていって積極的にプレーしよう。
試合終了後	流れが良く、戦術面に関してもこの強い相手に引けを取らない非常に良い試合をやってくれたと思います。結局負けてしまいましたが、最後のちょっとした判定に疑問があるかもしれません。みんなの活躍に関しては、非常に良かったと思います。