先発メンバー

試合結果

コメント

Jリーグ第2ステージ第12節:「清水エスパルス戦」

瑞穂陸上競技場:19時キックオフ

名古屋グランパスエイト:田中 孝司監督

ハーフ
タイム

・サイドチェンジをもう少し早くして、サイドからの攻撃をしっかりする事。又、自分のポジション・マークをしっかり確認する事。
・グランドコンディションを考えて、バックパスには十分注意する事。

試合終了後

今日はエスパルスが非常に安定した戦い方をしていました。
ポジションチェンジの多いバランスのとれたチームなのでラインを4バックから3バックに変えて、ストライカー2人をマークしながら、後ろに大岩を置いて戦うと言う形を採用しました。
中盤に人数を多くしましたが、ミスから失点をしてしまいました。ボールが前に出ないと言うか、ストライカーのところにボールの入り方が非常に遅くて、エスパルスのほうが同じシステムでも非常にスムーズでバランスが取れていると思いました。結果的には、シュート5本ぐらいですから完敗と言われれば完敗です。
今、我々が戦う為には、もう少し動きの量も含めて考えて行かねばと思います。結果的にはオリバのマークで、若いCBが対応できなかったと言う状況でしたが、選手一人一人は一生懸命やっているし、その中でもう少しアグレッシブに戦えるチームにして行かねばと思います。

Q:トーレスが居ないから、今回のシステムを採用してのですか?
A:トーレスが居る場合では、4−4−2で戦うつもりでした。
若いプレイヤーがポジションチェンジにたいして少し不安がありましたので、特定のマークが出来るほうが良いと思いました。ただ、その場合でも中盤はダイアモンドでは無く4−4−2でやらなければと思っていましたが、ここ数試合を見てみるとDFラインとかボールの取られ方が悪い場合が多いのでそれに対応しました。
ミスは起こりうることだし、それをカバーすることは当たり前の事なのですが、なかなかそれ出来ない状態です。

Q:小倉選手については?
A:彼本来の力はまだまだだと思います。
3バックにした時にピクシーがどうしても下がって来てしまい、前にストライカーがいない状態だったので、小倉を入れました。
小倉の良い時と比べたらまだまだだとは思いますが、45分は出来るかなと思いましたし、スタートからが良いのか途中からが良いのかと言うことも含めて、動きの質をコンビネーションを含めてやって行かなければと思います。
シュートを打っていないのですが、それに絡めるような仕事がもっと多く出来たとは思います。まだ満足するところまでは行っていません。

Q:小倉選手は今後も今回の様な使い方でしょうか?
A:今の状況で考えると次はピクシーも出られないので、使う可能性は高いかもしれません。
もう少し戦って欲しいし、絶対ボールを取られないと言う姿勢を見せてくれれば、使う回数も増えてくると思います。
ストライカーとしてのシュートに行けば良いと思います。

清水エスパルス:アルディレス監督

ハーフ
タイム

・良いプレーができていたが、さらにレベルを上げて行こう。
・後半も0-0のつもりで守りに入らず、全員でプレスをかけてゴールを狙って行く事。
・相手は後半は押し上げてくるので、カウンターを狙おう。

試合終了後

エスパルスにとって良い日でした。
試合前は6位でしたが、試合が終わってみれば3位だと思います。
今日は、エスパルスが勝って当然の試合だったと思います。グランパスはビデオで見ていましたし、どう言う問題が起こるかも予測していました。
賢い形で試合に挑むことが出来たと思います。そして立ち上がりから試合が終わるまで、完全に試合を支配することが出来たと思います。
エスパルスがリードしている時間帯でも、相手のプレスがかかっていましたが、カウンターが巧く決められたと思います。
今日はフィールドの問題もあったと思いますが、パス回しは満足していません。エスパルスの2点目はカウンターから生まれたものでした。
そこでは巧くカウンターを利用できましたが、もっと巧く利用できた場面もあったと思います。結果的には選手達を誇りに思える結果だと思います。
今、安藤や沢登はけがを抱えているので、その点はチームにとって問題です。でも出場すれば100%戦ってくれますから、何も言うことはありません。
今日は、オリバの素晴らしい2ゴールをMVPに選びました。