8月22日(金) 天候:晴れ
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2日目の朝は7時15分からの散歩に合わせて起床・身支度となるのですが、ちびっ子達は早起きをしてしまい、待ちきれない様子で足音と笑い声を響かせ、旅館内の“探検”を始めていました。

時刻はやっと7時15分に。ちびっ子達はコーチに続いて朝の散歩へ出発しました。普通に歩いていると少し肌寒いのですが、友達と共に歌を歌ってはしゃぎ回るにはちょうど良い気温です。鯉のいる瀬戸川へ到着するとコーチからエサをもらい、川の中へ投げ込みました。“鯉を触りたい”と思ったのか指先を少しだけ水面に漬け、エサのように見せかける作戦を実行していましたが、いざ鯉が迫ってくると怖くなるのか、水面から指先をさっと上げてしまう姿があちらこちらで見られました。

「お腹が空いた」と言いながら旅館に戻ると、お待ちかねの朝食の支度が整えられていました。手を洗ってから席に着くと、ちびっ子達はどのおかずを食べようかと迷いながらお皿を空にしていきました。みんなで協力し後片付けをすぐに済ませ、畳の上に落ちているゴミもしっかり拾うことが出来ました。出発のため荷物をまとめて外へ出ると、朝の涼しさはどこへやら。湿度はないものの気温は上昇し、大荷物を持って蕪水亭の中庭に出たちびっ子達に強い日差しが注いでいました。バスの待つ古川駅まで歩いて移動しますが、路地を一本越えるたびに「コーチ、あとどれくらい?」の声。“もう少しだから頑張ろう”と励まし合いながらバスの元へ到着しました。

数名のコーチは、ちびっ子達よりも先にサッカー大会の会場の杉崎公園(古川町杉崎)に入り、準備を進めていました。サッカー大会の賞品であるグランパスグッズをテーブル上にきれいに並べると、そこはまるでグランパスショップのよう。グランド入りしたちびっ子達が「わぁ、スゴイ!・・・でも買えないや。」と言うと、コーチから「サッカー大会で1位になったチームから好きな物がもらえるよ」と説明され、再び笑顔を輝かせていました。

今回のサッカー大会はスクール毎の対決ではなく、ミックスチームで行われました。コートは6つ、ちびっ子達の11チームに加えてコーチ達もチームを組んで参加。12チームの熱い戦いが繰り広げられました。井森コーチから“シュートを必ず一本は打とう”という目標が話され、ちびっ子達は積極的にゴールへ向かいました。

順位は以下の通りです。
1)橙、2)青A、3)赤A、4)ピンク、5)白、6)緑、7)紫、8)青B、9)水色、10)黒、11)黄、12)コーチ軍団

この大会のサッカーコートはゴール2つの通常のコートではなく、ミニゴールが4つだったり三角形(コーン3つ)だったりと変則的で、ちびっ子一人一人に“どのようにプレーしたらゴール出来るのか”を考えさせるよう工夫されていました。コーチから“速くて強い選手も良いけれど、考えることが出来る選手はもっと強い”という言葉が贈られ、ゲームの前に出された“シュートを必ず一本は打とう”という目標をクリア出来た全員から満足そうな表情が見られました。

小学2年生の「サマーキャンプ in 飛騨古川 2008」はこれで終了です。ちびっ子のみなさん、夏休みも残り少なくなりましたが宿題は終わりましたか?サッカー以外にも様々なことを体験し、お父さんやお母さんの言うことを良く聞いて、楽しい思い出いっぱいの夏休みにしてくださいね。みんなの日焼け顔が見られる9月を、コーチ達は楽しみにしています。