11/9(日):名古屋市介護予防「第2回シニアサッカー健康教室」の模様

名古屋市立豊岡小学校(名古屋市瑞穂区)において、今年度2回目の名古屋市介護予防事業のイベント「シニアサッカー健康教室」が午前10時より行われ、シニア・児童併せて23名の方が参加されました。今回も名古屋グランパス育成普及部から、大島・狩野・菊地3コーチが市の職員の方や千種高校サッカー部員と共に、サポート役として参加しました。

前回は生憎の雨模様のため、体育館で実施されたこのイベントでしたが、今回は雲に覆われ陽差しがあまりなく少し肌寒い天候でしたが、赤く彩られた木々が“秋らしさ”を演出してくれる校庭での実施となりました。

シニアの方達は、気温があまり高くないと言うこともあってか、準備運動をスタートさせた当初は動きが固く、なかなか体が解れてきませんでしたが、市の保健師の方から次々と出される、体と共に頭を使うメニューをこなしてゆくうちに、次第に表情も柔らかさが見えるようになり、名古屋グランパスのコーチ陣によるボールを使ったメニューでは、華麗なボールコントロールやリフティングの“テクニック”を披露、高校生やスタッフを驚かせていました。

11時からは、子供達と共にサッカーボールを使って、人やハードル、コーンといった障害物をかわしながらシュートを狙うゲームが行われました。ここでは、すっかり体が温まったシニアの方達は、スピードに乗った軽妙なドリブルを見せたり、強烈なシュートをゴールに突き刺すなど、正に「アスリート」と呼ぶに相応しいほどの軽快な動きを見せていました。

約30分、しっかりと体を動かした参加者は、その後、体育館へと場所を移動すると、中央に敷き詰められたマットの上で、入念なクールダウンを行ってハードに動かした筋肉を癒した後、健康管理にまつわる「クイズ大会」に参加、体だけでなく、頭の中もリフレッシュされました。