11/9(日):『第一三共株式会社共催 Jリーグ選手協会ファミリーサッカークリニック』
11月9日(日)午後1時半より、トヨタスポーツセンター内サッカー場にて『第一三共株式会社共催 Jリーグ選手協会ファミリーサッカークリニック』(主催:第一三共株式会社・Jリーグ選手協会)が開催されました。Jリーグ選手協会と第一三共株式会社は、社会貢献活動の一環として親子参加の“ファミリーサッカークリニック”を全国各地で開催しています。この日は、東海地区在住の抽選で選ばれた小学4年生〜6年生100名と保護者100名が参加し、子供達にはJリーガーによる“サッカー教室”と、保護者の方にはJリーグチームドクターによる“子供のスポーツと健康に関するセミナー”という2本立てで行われました。
サッカー教室は、名古屋グランパスのOBで日本サッカー協会特認理事の中西氏がメインコーチを担当し、中村直志・吉村圭司・増川隆洋・竹内彬・西村弘司・小川佳純・吉田麻也の7選手がコーチ役を務めました。開会式では名古屋グランパス副選手会長の吉田選手が「寒いですがたくさん走って、中西コーチや選手達と思いっきり楽しみましょう!」と挨拶。憧れのサッカー選手を目の前にして、「はい!」と子供達全員から大きな返事が戻ってきました。
その後子供達は4つのコートに分かれ、中西コーチの合図でトレーニングが始められました。各コートでは選手達が“お手本”を披露。すると子供達は1プレー1プレーを見逃さないよう真剣な表情で選手の足下を見つめ、ボールが吸い付いているような柔らかい足さばきに驚きを隠せない様子でした。プロ選手からボールを巧みに操るテクニックを教わった後はミニゲームが行われ、コートでは熱戦が繰り広げられました。一方、屋内ではサッカー教室と並行して保護者の方を対象にグランパスシニアチームドクター大島裕之先生の“子供のスポーツと健康に関するセミナー”が行われました。講演後には保護者の方から、子供達のトレーニング後のケアやけがの予防など様々な質問が寄せられました。
そして楽しかった2時間があっという間に過ぎ、閉会式の時間となりました。まずはミニゲームで活躍したMVP・4名が選ばれました。MVPの子供達には、選手のサイン色紙がプレゼントされ、会場に大きな拍手が響きました。竹内選手が整列している子供達へ「楽しかった人!」と声をかけると、全員が高く手を挙げ、サッカー教室に大満足の様子でした。増川選手からは「僕達もとても楽しめました。思っていた以上にみんなサッカーが上手で、驚かされることも多かったです。一生懸命練習して今以上に上手くなれるよう頑張ってください。」と温かいメッセージが贈られました。更に、第一三共株式会社・東海支店長の三好克明氏からは、「何より、皆さんの笑顔が素晴らしかったです。サッカーの楽しさや身体を動かすことの楽しさが十分に感じられたと思います。サッカークリニックのことを話題に、一家団らんを図って頂けたら、とても嬉しく思います。」との言葉を頂きました。そして最後は、子ども達から選手達へこの日一番大きな「ありがとうございました!」という挨拶でクリニックは終了となりました。