多くの日本人選手の活躍と感動のドラマが生まれた北京オリンピック。閉幕から一週間の8月30日・31日、名古屋市栄の都市型公園「オアシス21」にて『感動のオリンピック・トークライブ』(主催:中日新聞社・中部日本放送、共催:栄公園振興、協力:共同通信社)が開催されました。中部地区ゆかりの選手達がオリンピックの熱戦を振り返るトークライブですが、31日の午後には、男子サッカー日本代表の名古屋グランパス・吉田麻也選手とシンクロナイズドスイミング日本代表の松村亜矢子選手が出演。司会のCBCアナウンサー石井氏からインタビューを受け、それぞれの思い出話や秘話が語られました。
家族連れも大変多く会場の“銀河の広場”には1,500名以上が観覧に訪れ、旬なトークを聞くだけでなく併設された報道写真を見たりふれあいコーナーでアスリートの凄さを実感したりしながら、夏休み最後の日曜日を楽しく過ごしていました。
日本代表公式ウェアー姿の松村選手と吉田選手が盛大な拍手でステージへ迎えられトークライブは始まりました。北京五輪の感想を聞かれると、吉田選手は「オランダと対戦しヨーロッパの強豪チームでプレーしている選手と戦えたことはとても良い経験でした。サッカーだけでなく様々な環境を経験でき、人間的にも成長出来たと思います。」と語り、凛とした表情に。松村選手と吉田選手から北京での食事面や滞在先での体験が披露されると、会場からは驚きの声と笑い声が交互に聞かれました。トークライブの後半には直筆サイン入り写真パネルがプレゼントされるジャンケン大会や、松村選手と吉田選手、サッカー少年によるリフティング対決が行われました。
トークライブの最後、松村選手からは「地元を始めたくさんの方に応援して頂き、とても心強かったです。ありがとうございました。」と笑顔でメッセージが贈られました。吉田選手は「オリンピックは残念な結果となりましたが僕のサッカー人生はまだまだ続きます。先ずはJリーグで良い結果を出してみなさんと一緒に喜びを分かち合いたいと思います。・・・今日は松村さんとシンクロ出来て良かったです(笑)。」とメッセージを贈り抜群のトークセンスで会場を笑いの渦に巻き込むと、この日一番大きい、割れるような拍手が湧き起こりました。 |