4月29日(火・祝):「スペシャルオリンピックス日本・愛知」
サッカーイベントに、井上・片山・青山・新川4選手が参加

スポーツを通じて社会参加を目指そうとアメリカで発足した知的障害者の活動団体“スペシャルオリンピックス”。サッカーだけでなく、陸上をはじめ、スキー、スケート等幅広いスポーツを取り入れ、世界に広く活動しています。日本の各地でもその活動の輪は広がっており、愛知県においては、2000年に発足されて以来、様々な活動が積極的に展開されています。

そして今回、4月29日(火・祝)の、J1リーグ第9節:川崎フロンターレ戦の試合前に、SON(スペシャルオリンピックス日本)・愛知の活動のサポートの一環として、昨年も行われたサッカーイベントが開催され、名古屋グランパスエイトから井上 渉・片山奨典・青山 準・新川織部の4選手が参加いたしました。

この日は、午前中こそ少し雲のある天気でしたが、お昼に向け気温が上がりGWの初日にふさわしく、汗ばむほどの暖かい、絶好のサッカー日和となりました。しかし、午後4時半からのイベント開催時には少し日が西に傾き始め、気持ちの良い天候中での実施となりました。

参加したアスリートの方達は、グランパスサッカースクールの菊地コーチの指導の下、4選手と一緒にリラックスした笑顔を見せながらウォーミングアップを行うと、17時からは3コートに分かれてミニゲームやPK戦を行いました。

緑鮮やかな瑞穂陸上の芝生の上で、気持ち良くボールを蹴りながらサッカーが出来るとあってか、アスリートの皆さんは明るい笑顔を見せながら、プロの選手のボールを奪ってゴールを陥れようと、元気にピッチの上を駆け回っていました。4選手は普段のトレーニングとは少し勝手が違うこともあって、始めは大人しめのプレイを見せていましたが、迫力充分のプレイを見せる参加者の勢いに乗せられて、時折「プロらしい」プレーでゲームに参加したアスリートの方々だけでなく、見学の方達を沸かせていました。
ゲーム終了後は、メインスタンドの前においてアスリートの方達に、望月取締役より川崎戦の観戦チケットの目録が手渡されたました。最後に、代表者の方からの感謝のお礼が述べられ、この日のサッカーイベントは無事終了となりました。参加者の皆さん、お疲れ様でした。