2/29(金):JFAこころのプロジェクト「夢の教室」

2月29日(金)、JFAこころのプロジェクト「夢の教室」(主催:日本サッカー協会、主管:名古屋グランパスエイト・愛知県サッカー協会、協力:名古屋市教育委員会)が名古屋市立港楽小学校(名古屋市港区)にて開催されました。

「夢の教室」は、元日本代表選手や現役Jリーガーを“夢先生”として小学校へ派遣し、子ども達の心の教育に貢献していくプロジェクトです。名古屋市内では初の試みとなった今回は、名古屋グランパスの藤田俊哉・山口慶の2選手が“夢先生”となりフェアプレー精神や助け合うことの重要性を教え、夢を持つ事の大切さを児童に伝えました。この日、藤田先生と山口先生の授業を受けたのは、卒業を間近に控えた6年3組の児童26名でした。

前半の授業は、午前9時45分から体育館で行われました。集まった児童達は“夢先生”2人を拍手で迎えましたが、少し緊張した様子。しかし『しっぽ取りゲーム』が始まると児童達の緊張は次第にほぐれ、元気いっぱいの笑顔になりました。藤田先生・山口先生もチームのみんなと協力しながら、児童達との交流を深めました。

後半の授業は午前10時35分から6年3組の教室で行われました。藤田先生は、教壇に立ちこれまでの体験を熱く語りました。そして最後には、もうすぐ小学校を巣立ち中学生になる子ども達へ「可能性は無限大だから、自分の好きなことや夢を大切に持ち続けて!」と心に響くメッセージを贈りました。

6年3組の教室を出て“夢先生”からサッカー選手に戻った藤田選手は「みんなが大人になっていく課程で“夢先生”の授業を少しでも思い出してくれたら嬉しいと思います。」と、ホッとした表情でコメント。山口選手は「子ども達は元気で素直ですね。今後もこのような授業を続けられたら良いと思います。」と笑顔を見せていました。“夢先生”として夢を持つ事の大切さを伝えに来た2選手は、サッカーを続けられる喜びを改めて感じたようです。目を輝かせ将来の夢を語る児童から、たくさんのエネルギーをもらったようでした。