名古屋グランパスエイトサッカースクール生の参加する「サマーキャンプ
in 飛騨古川 2007」。今日から小学2年生・第2回目のツアーが始まりました。バス会社の都合で出発が少々遅れましたが、ちびっ子達はまるで100%以上の元気さを証明するかのようにはしゃぎ回り、他スクールのちびっ子やコーチ達とすぐに仲良しになっていました。
名古屋は晴れていましたが、飛騨古川の天気予報は残念ながら雨。目的地へ向かう途中、バスのフロントガラスを叩き付けるような激しい雨に見舞われ、ちびっ子達が楽しみにしている魚取りが出来るか否か、とても心配されました。午後1時過ぎ、コーチ陣の判断で予定通りなかんじょ川(飛騨市河合町)での魚取りを行うことが決定され、ちびっ子達は大喜び。みんなの願いが通じたのか、驚いたことに現地では雨が降っていませんでした。バスから降りたちびっ子達は、コーチに続いて昼食会場へ移動。持参したお弁当と地元の方々に焼いて頂いた虹鱒を食べました。
水着に着替えてビーサンダルの音を響かせながら、ちびっ子達は川岸へ集合しました。コーチの合図で魚取りスタート。猛スピードで逃げ回る魚を、一生懸命追いかけました。時折、通り雨のような激しい雨が降り、その度に全員川から出て近くのテントで雨宿りをしました。ちびっ子達は魚取りが終わってしまうのではないかと心配し、コーチに「もう終わりなの?」と何度も尋ねていました。太陽が出て雨脚が弱まると「もう大丈夫だよ!」と大声で言い、勇み足で再び川に入りました。
午後3時半、魚取りは終了となりました。ちびっ子達は飛騨古川駅までバスで移動し、そこから宿泊先の「蕪水亭」まで、通常は荷物を持って徒歩で移動します。しかし、またしても大粒の雨が降り出したため、徒歩ではなく旅館の方に送迎をお願いしました。
旅館の方に挨拶し、ちびっ子達はお風呂へ入りました。午後6時半からは、お待ちかねの夕食タイムです。中庭にテーブルセットを用意して頂き、ちびっ子達は席について夕涼みをしていました。「蕪水亭」のご主人に飛騨牛の串を焼いて頂きました。ちびっ子にステーキのお肉であることを伝えると、「本当?ヤッター!!」と歓声を上げていました。「いただきます」をしてから順序よく並び、プレートにたくさんの食べ物を入れて頂きました。「昼の魚も美味しかったけれど、このお肉もすごく美味しい!」と言いながら、ちびっ子達は満足げに笑い合っていました。
夕食を終えて、後片づけも協力して終えた頃。とうとう本格的に大雨が降り出しました。残念ですが、この後に予定されていた花火大会は中止。がっかりしているちびっ子達を少しでも楽しませようと、コーチ達が一肌脱ぐことになりました。花火職人となり、屋外に打ち上げ花火を並べて点火します。ちびっ子達は灯りを消した旅館の中からガラス越しに“花火ショー”を楽しみました。最後に、ちびっ子達は外でずぶ濡れになっている花火職人達へ感謝の拍手を贈りました。
就寝前の自由時間、ちびっ子達は旅館のテレビで日本代表戦を観戦しました。ゴールシーンのリプレイを見ながらコーチの解説を真剣に聞いていました。
ちびっ子達が寝静まっている真夜中、この地方では雷を伴った激しい雨が降りました。明日は大好きなサッカーの試合が予定されています。天候が心配ですが、最後まで頑張って走り抜きましょう! |