サマーキャンプの2日目は、朝の散歩から始まります。早起きして既に準備を整えてしまったちびっ子達は、中庭に出てコーチ達と楽しくおしゃべりしていました。午前7時半、鯉の待つ瀬戸川へ出発!通勤途中の地元の方々に「お早うございます!」と元気よく挨拶しながら進みました。
瀬戸川へ到着し川の中を覗き込んでみると、ちびっ子の予想を遙かに上回る大きさの鯉が何匹もいました。流れに逆らいながら、ゆったりと泳いでいます。ちびっ子達は、昨日の魚取りで掴んだ魚とは比べ物にならない迫力に驚きを隠せない様子で、鯉にじっと見入っていました。どのちびっ子も、コーチから鯉のエサをもらい川へ投げ入れることを楽しみにしていたようですが、あいにく現在は地域の都合により、エサの販売は休止となっていました。「エサは無いの??」と、最初はショックな表情を浮かべていましたが、別の方法で鯉を呼び寄せようとチャレンジしました。
コーチを先頭に、古川の町並みを眺めながら旅館へ戻ります。ちびっ子達の赤いユニフォームは、地元の方々に、飛騨地方でお馴染みの“さるぼぼ”を連想させたようです。「さるぼぼちゃんみたいで、とてもかわいいねぇ。」との声が、頻繁に聞かれました。
旅館に到着すると、朝ご飯の支度が整えられ良い匂いが漂っていました。用意して頂いた食事は栄養満点でとても美味しく、ご飯やお味噌汁のお代わりで席を立つ子が後を絶ちませんでした。後片づけやゴミ拾いもみんなで協力して行いました。
午前9時半過ぎ、そろそろ出発の時間です。ちびっ子達は部屋へ戻り、荷造りをしました。忘れ物をしないように、コーチと一緒に何度も確認してから中庭に出ました。お世話になった「蕪水亭」の皆さんにお礼の挨拶をし、大きな荷物を肩から提げて飛騨古川駅へ向かいました。待機していたバスのトランクに荷物を預け、サッカー大会の会場である杉崎公園(古川町杉崎)へ向けて出発しました。
このツアーのメインイベントでもある交流戦。ちびっ子達はこの大会をとても楽しみにしていました。駐車場から少し離れたところにある芝生のグランドを見て、大はしゃぎしながらバスを降りました。試合会場に足を踏み入れたちびっ子達の興味は、テーブル上に並べられた豪華なグランパスグッズに集中しました。一番人気はボール。文房具も人気度が高いようでした。コーチから受け取ったビブスを着て整列。みんな引き締まった表情で、開会式が行われました。
交流戦は1チーム7〜8人、予選リーグは8分×1本、順位決定戦は8分ハーフで行われます。青空が広がり強い日差しの中でのゲームとなり、ちびっ子達はしっかり水分補給をしながら戦いに臨みました。結果は1位)今井チーム、2位)加藤チーム、3位)浅野チーム、4位)下河チーム、5位)菊地チーム、6位)大島チーム、7位)井口チーム、8位)磯村チームの順となりました。ちびっ子達はみんな、大好きなサッカーが出来て楽しかったという表情でグランドを後にしました。
小学1年生の「サマーキャンプ
in 飛騨古川2007」(第2回)はこれで終了となります。キャンプを通じて、他スクールの子やコーチと仲良くなり、新しい友達が出来ました。ちびっ子のみんな、家にコーチはいませんが、お父さんやお母さんの言うことをよ〜く聞いて、あと10日ほどとなった夏休みを楽しんでくださいね! |