7月25日(水) 天候:くもり
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サマーキャンプ2日目の起床時刻は午前7時過ぎ。しかしちびっ子達はとても早起きで、午前6時前から活動を開始します。旅館の中を探索したり、コーチ達の部屋を覗いてみたり。元気な足音と笑い声で、1日がスタートしました。

午前7時半。ユニフォームに着替えたちびっ子達は、朝の散歩へ出かけました。空は曇っていましたが、雨の心配はありません。名古屋より湿度が低く心地よい空気の中、歩みを進め、鯉のいる瀬戸川に到着しました。ちびっ子達は顔を水面に近づけて、ゆったりと泳ぐ鯉を少しでも近くで観察しようと試みました。川の中にどのくらい鯉がいるのか、みんなで「1匹、2匹・・・」と数えました。コーチからエサをもらい水面に投げ込むと、何匹かの鯉がすぐに寄ってきます。エサを丸飲みする鯉の大きな口に、ちびっ子達は驚きの声を上げていました。みんなそろそろお腹が空いてきたようです。コーチを先頭にお喋りしながら旅館へ戻り、約1時間の散歩を終えました。

旅館では朝ご飯の準備が整えられ、とても良い匂いが漂っていました。しっかりと手を洗って席に着き、大きな声で「いただきます」の挨拶をしました。用意して頂いた白いご飯やお味噌汁、おかずを、殆どの子が残さずに食べました。

美味しいご飯でお腹を満たしたちびっ子達は、部屋に戻り出発の準備に取りかかりました。忘れ物をしないよう慎重に荷造りをして、午前9時40分頃、旅館の中庭に集合しました。お世話になった「蕪水亭」の皆さんにお礼の挨拶をし、バスの待つ飛騨古川駅へ向かいました。運転手さんとガイドさんの助けを借り、大きな荷物をバスのトランクに入れ、トレーニング・グラウンドの杉崎公園(古川町杉崎)へ出発しました。

バスの中でちびっ子に、「どうしてあんなに早起きしたの?」と尋ねてみると、「今日はサッカーをやれるから。嬉しい!」と、笑顔で即答してくれました。10時半、みんなを乗せたバスは杉崎公園に到着。ツアーのメインイベントである、サッカーの試合が始められました。各スクールのコーチからチーム分けが発表され、ビブスを受け取りました。会場脇のテーブルにはたくさんのグランパスグッズが並べられ、上位チームから順に欲しい賞品を選ぶことができます。開会式でコーチから「頑張って1等賞を取ってください!」との言葉を受け、みんなで元気よく「お願いします!」を言いました。

1試合10分、1チーム6〜7人で交流ゲームは行われました。青空は見られませんでしたが、ピッチを駆け回るちびっ子達にとっては、気温があまり上がらない曇り空がちょうど良かったようです。ハーフタイムにはしっかりと水分を補給して、チームで力を合わせてゴールを目指しました。結果は、1位)春日井・港・豊山連合、2位)豊田[3]、3位)三好[2]、4位)豊田[1]、5位)瑞穂、6位)三好[3]、7位)三好[1]、8位)瑞穂・WEST連合、9位)豊田[2]の順となりました。

1位チームの最初の子が選んだ賞品は公式球でした。山口慶選手のスパイクやチームのユニフォームも人気でしたが、グランパスの文房具セットも人気度がとても高く、小学校に入学して最初の一学期を終えたばかりである、ちびっ子達の“1年生らしさ”が伺えました。

小学1年生の「サマーキャンプ in 飛騨古川2007」はこれで終了となります。みんなとても満足そうな表情でバスに乗り込み、帰宅の途に着きました。ちびっ子達にとっては、小学生になって初めての夏休み。色々なことを体験し、楽しい思い出をたくさん作ってくださいね!