7月24日(火) 天候:晴れ
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名古屋グランパスエイト・サッカースクール生の参加イベントとして、もうすっかりお馴染みになった「サマーキャンプ in 飛騨古川 2007」。元気なちびっ子達の夏休みをより一層彩るサマーキャンプが、今年も岐阜県飛騨市古川町にて始まりました。東海地方の梅雨はまだ明けていないようですが、この日は朝から爽やかな青空が広がりました。名古屋を出発して岐阜県に入りバスが山々のトンネルを抜ける度、空の雲が少なくなっていきました。今回は小学1年生のツアーです。ちびっ子達は「コーチ、あとどのくらいで着きますか?」と何度も尋ね、初日最初の目的地であるなかんじょ川(飛騨市河合町)への到着を心待ちにしていました。

なかんじょ川へ到着すると、ちびっ子達は勢いよく飛び出すようにバスを降り、コーチと一緒に食事をする場所へ向かいました。川遊びをする前に、先ずはお昼ご飯の時間です。持参したお弁当と地元の方に焼いて頂いた虹鱒を食べました。美味しいお昼ご飯を残さず食べるために、バスの中で食べるおやつを少し我慢したちびっ子達。大きな口で魚に噛みつき、口々に「美味し〜い」と満足げに唱えていました。

午後1時半からは、初日のメインイベント・魚取りの時間です。水着に着替え、勇み足でビーチサンダルの音を響かせながら川辺へ向かいました。そして、足下の岩に気を付けながらザブザブと小川へ入り、一目散に魚を追いかけ始めました。

川底の石と同じ色をした魚たちは右へ左へ自由自在に泳ぎ回り、なかなかちびっ子達の思うように捕まってはくれません。捕まえても魚が手の中から逃げ出してしまい、ちびっ子が残念そうな表情を見せる場面も見られました。コーチに捕まえ方のコツを教えてもらうとすぐに上達し、早々と魚を取り尽くしてしまったようです。「ここに魚がいる!」の声が聞こえるとみんながその場所へ行き、岩の隙間に手を伸ばして、一匹残らず捕まえようと頑張りました。

午後3時半、川遊びは終了となりました。“まだ川に入っていたい”という表情を見せつつも、コーチの指示に従って着替えを済ませ、古川町へ向かうバスに乗り込みました。飛騨古川駅のバスロータリーから宿泊先である「蕪水亭」まで、古川の街並みを眺めながら歩みを進めます。肩に掛けた荷物は大きくて重たいのですが、仲間同士で楽しく笑い合っていると、全く気にならないようでした。旅館到着後はコーチから緒注意を聞き、お世話になる方々へ大きな声で挨拶をしました。その後お風呂へ入りサッパリとしたちびっ子達は、夕食が始まるまでの自由時間を、旅館内の探索をして楽しみました。

午後6時半からは、中庭での夕食タイムです。テーブルに置かれた真っ赤なスイカを見て、ちびっ子達は「ヤッター!スイカ大好き!」と笑顔になりました。同時に、はしゃいで忘れていた空腹感を思い出したようで、「早く食べた〜い」の声もあちらこちらから聞こえてきました。飛騨牛の串焼きや焼き鳥、焼きそば、おにぎりにフランクフルト等、プレートに乗りきらないほど盛りだくさんの料理を用意して頂き、ちびっ子達は「いただきます」をしてから夢中で料理を頬張っていました。

満腹になり、後片付けも指示通りに済ませたちびっ子達。次は、花火の時間です。コーチの後に続き、花火会場へ移動しました。順序よく並んで花火をもらい、目を輝かせて緑色や赤色、オレンジ色の炎を楽しみました。最後はコーチの点火による打ち上げ花火。パーン!という音がして花火が一発ずつ上がるたびに、ちびっ子達からは歓声が上がりました。

ちびっ子達から聞かれる「お休みなさい」の声には、まだはしゃげそうな元気がありました。しかし実際にはとても疲れていたようです。消灯時間前に話し声は聞こえなくなりました。ぐっすり眠り、明日また元気な顔を見せてくださいね!