秋晴れの深い青空が広がる11月17日(土)の午後2時より、児童養護施設『中日青葉学園』(社会福祉法人 中日新聞社会事業団:愛知県日進市)にて名古屋グランパスエイトの若手選手参加によるサッカー教室が開催されました。
この青葉学園でのサッカー教室は、Jリーグボランティア研修の一環として毎年行われています。今回は、青山隼・巻佑樹・筑城和人・福島新太・新川織部の若手5選手が参加し、生徒達のコーチ役として指導にあたりました。ウォームアップからミニゲームまで、トレーニングメニューを考えることは全て選手達に託されます。80名以上の生徒を前に5選手は少し緊張気味に自己紹介を終え、2つのグループに分かれてサッカー教室が始められました。
先ずはウォームアップ。全員で楽しく“鬼ごっこ”をして身体を動かしました。生徒達とふれ合い、選手達も次第にコーチとしての要領が掴めていったようです。ドリブルやリフティングの得意技を披露し、生徒から歓声と拍手を受けました。シュート練習では青山選手・福島選手・筑城選手が交代でGKを担当。生徒からの激しいミドルシュートをセーブしようと奮闘を繰り返しました。
サッカー教室後半には、生徒達が一番楽しみにしていたミニゲームが行われました。前方から向かってくる生徒達のディフェンスを、巻選手や新川選手は速いドリブルで突破。あっという間に敵陣深くへ攻め入り、味方へパスを出してゴールに貢献しました。
笑い声が絶え間なく響き渡り、「もう終わり?まだゲームを続けたい!」と楽しい時を惜しむ声が聞かれる中、サッカー教室は終了。引き続き、サイン会が行われました。選手達は丁寧にサインをし、生徒達と握手を交わしてエールを受けていました。 |