11月11日(日)トヨタスポーツセンター・サッカー場にて『第一三共株式会社共催 Jリーグ選手協会ファミリーサッカークリニック』が開催されました。Jリーグ選手協会と第一三共株式会社は、社会貢献活動の一環として親子参加の“ファミリーサッカークリニック”を、名古屋や東京、福岡など全国6ヶ所で開催しています。この日は、東海地区在住の抽選で選ばれた小学4年生〜6年生100名と保護者100名が参加して、子ども達にはJリーガーによる“サッカークリニック”と、保護者の方にはJリーグチームドクターによる“健康クリニック”という2本立てで行われました。そしてサッカークリニックには、名古屋グランパスエイトOBの小倉隆史氏がメインコーチを担当し、藤田俊哉・吉村圭司・山口慶・阿部翔平・津田知宏・青山隼・吉田麻也・長谷川徹の8選手がコーチとして参加しました。
午後1時半、サッカークリニックはJリーグ選手協会会長・藤田選手の挨拶で開始となりました。子供達は、藤田選手から「今日はグランパスエイトの精鋭達とみんなで、楽しくサッカーが出来たらと思います。プロの選手とふれ合ってサッカーをもっと好きになり、将来1人でも多くのJリーガーがこの中から誕生してくれたらとても嬉しいです。最後にMVPの発表もあるようなので、自分をコーチ達にアピールしましょう!」と、熱いメッセージを受けて表情が更に明るくなりました。
その後、子供達はグループに分かれ、ローテーションをしながら4つのトレーニングメニューを体験。それぞれのコートで、津田選手・長谷川選手はボールコントロール、山口選手・吉田選手はドリブルシュート、藤田選手・青山選手はボールキープ、吉村選手・阿部選手はボレーシュートのコーチを担当しました。子ども達はコーチから技を伝授され、難易度の高いプレーにも積極的に挑戦していました。クリニック後半にはミニゲームが行われ、子供達の熱戦が繰り広げられる中、コーチである選手達も一緒に楽しみながら身体を動かしました。
サッカークリニックと並行して屋内では、保護者の方を対象にグランパスシニアチームドクター大島裕之先生の“健康クリニック”が行われました。クリニックでは、大島先生の成長期の子供達とスポーツの関わりについての講演後、質疑応答が行われました。保護者の方からは、様々な質問が飛び出しとても熱心に取り組まれている様子が伺えました。
そして午後3時半、子供達の笑い声が絶えない中でミニゲームは終了となりました。引き続き行われた閉会式では、MVP賞の発表後、吉村選手が「みんなととても楽しくサッカーができて、また一生懸命試合に臨めると思います。みんなもこの思い出を日頃の練習に活かし、これからも頑張ってください!」と、子ども達へエールを贈りました。更に、第一三共株式会社・東海支店長の三好克明様からは「何より、皆さんの笑顔が素晴らしかったです。サッカーの楽しさや身体を動かすことの楽しさが十分に感じられたと思います。サッカークリニックのことを話題に、一家団らんを図って頂けたら、とても嬉しく思います。」とのメッセージを頂きました。そして最後は、子ども達から選手達へこの日一番大きな「ありがとうございました!」という挨拶でクリニックは終了となりました。 |