8月23日(水) 天候:晴れ
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名古屋グランパスエイトサッカースクール生の参加する「サマーキャンプ in 飛騨古川 2006」。今日からは今年度の最終日程、小学2年生の第2回目が始まります。昨日の夕方、東海地方では雷を伴った大雨が降りました。その影響もあり「今日の飛騨地方は雨かもしれない」という残念な天気予報が伝えられていました。ちびっ子達はバスに揺られてトンネルを抜け、1つ1つ山を越えていくたびに「あの山の向こうも晴れてるといいな」と、仲間と話していました。

午後12時、予定通りの時間になかんじょ川(飛騨市河合町)に到着。ちびっ子達の願いが通じたのかどこを探しても雨雲は見当たらず、空は夏休みに似合う色をしています。みんな元気よくバスから降り、コーチと一緒に昼食会場へ移動しました。相当お腹が空いていたのでしょうか。持参したお弁当を広げながら「コーチ、食べてもいいですか?」という質問があちらこちらから聞こえてきました。キャプテンの挨拶に続いていただきますをした後、焼いて頂いた虹鱒とお弁当を嬉しそうに口に運んでいました。

昼食を終えてお腹を満たしたちびっ子達。これから楽しいイベントがたくさん待っています。先ずは“魚つかみ”です。水着に着替え「10匹捕まえる!」と意気込み、ザブザブと川に入って行きました。その思いとは裏腹に、魚は右へ左へ足の間をすり抜けていきます。最初は捕まえるコツが掴めず苦労していたちびっ子達ですが次第に慣れて、「捕まえた!」という声が頻繁に聞かれるようになりました。自分達で捕獲作戦を練っていたようで、終わりを迎える頃には、川の至る所に石で作った罠が出来上がっていました。

午後4時30分、飛騨古川駅に到着しました。ここから今日泊まる「蕪水亭」へは、歩いて移動します。身体が傾きそうなくらい重そうなカバンを掛けながら、背中からはみ出しそうなくらい大きなリュックを背負いながら。しかし疲れた様子は見せることなく仲間とはしゃぎながら歩き蕪水亭に到着、お世話になる宿のみなさんに元気よく挨拶をしました。

お風呂と夕涼みの散歩を終えたちびっ子達は、夕食が待ちきれない様子でした。漂ってくるバーベキューの匂いに誘われるようにテーブルに着くと大声で「に〜くっ!に〜くっ!」というコールを始めました。いただきますの挨拶をした後は順序よく並び、用意して頂いた食事や飛騨牛の串焼きをお皿に入れてもらいました。再び席に戻り楽しそうに仲間やコーチと語らいながら、満足げに飛騨牛の串にかぶりついていました。

すっかり辺りが暗くなった午後7時30分。夕食の後片付けを終え研修生2人組のコントで大笑いした後、花火会場へ移動しました。コーチから花火をもらい、色とりどりの光を楽しみました。最後に打ち上げ花火を見て、今日のイベントは終了となりました。

旅館に戻ったちびっ子達。消灯まで時間は少しですが、はしゃぐパワーはたっぷり残っているようです。今日は各地でJ1リーグ第19節が行われました。あいにく、グランパスの試合はテレビ中継がありませんでしたが、ガンバ大阪 vs サンフレッチェ広島の試合中継があり、コーチの指示により旅館のテレビで観戦できたちびっ子達もいました。コーチも、プロ選手のプレーを熱心に解説していました。明日はサッカートレーニングがあります。自分のプレーをイメージすることが出来たかもしれないですね!

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