毎年、恒例の岐阜県飛騨市古川町で行われる、名古屋グランパスエイトのサッカースクール生の参加する「サマーキャンプ in 飛騨古川 2006」。7月に行われた第1回目に引き続き、今日からは小学1年生の第2回目が始まりました。名古屋市内を出発する頃は前回のツアーの時と同様に曇りの天気でした。岐阜県内に入ってからは細かい雨が降り始め、ひるがの高原を抜ける頃には濃い霧に包まれ、最初の目的地である、なかんじょ川(飛騨市河合町)に到着した時も雨は降り止まず、午後の天気が心配されましたが、虹鱒の塩焼きや持参したお弁当を食べ終える頃には、雨も収まり、この日のメインイベントでもある、川遊び・魚つかみが始まる時には、青空が広がり始め、夏の強い日差しが川面を輝かせていました。
しかし、午前中しっかりと雨が降ったこともあって、川の水が少し濁ってしまい、ちびっ子達はなかなか魚を見つけることが出来ません。そのため時間を持て余し始めたところへ管理の人が川の中に“大物”を放り込んでくれたことで騒然とした雰囲気に変わり、ちびっ子達は再び目を輝かせながら、水中に隠れている魚を捜し始めました。ところがこの日は天気が不安定、2時を回った頃に、突然強い雨が降り始め、ちびっ子達は一旦、建物の中に避難することになってしまいました。真剣に川遊びを楽しんでいところでの中断でがっかりするかと思われましたが、雨の中へ水着で飛び出すと、頭を洗ったり、滝に打たれるマネをして楽しんでいました。そして、約15分程でまとまった量を降らした雨が止むと、再び明るい表情で川の中へと飛んでゆきました。
途中で雨による中断があったものの、タップリと納得ゆくまで川遊びを楽しんだちびっ子達は、晴れ間が戻って再び広がった青空の下、着替えを済ませてバスに乗り込むと、飛騨古川駅へ向かいました。ところが、駅に到着する頃に再び強い雨が降り始めてしまい、残念ながら、徒歩で古川の街並みを楽しみながらの宿へ移動することは叶いませんでした。止む終えず「蕪水亭」のご主人の運転するマイクロバスに乗り込み、宿泊先へと向かいました。
宿に到着後は、早速お風呂に入って汗を流しました。そして、午後6時からは雨が上がって涼しくなり始めた中庭での夕食です。川遊びでしっかりと体を動かして、おなかがすいていたちびっ子達。用意して頂いた焼きそばやおにぎり、飛騨牛の串焼き等、みんなで楽しげに語り合いながら、みるみるうちに平らげてゆきました。
食事の後に待っていたのはサマーキャンプの人気イベント・花火の時間。コーチ達と食事の後かたづけをきちんと終えると、真っ暗になった川縁まで移動したちびっ子達は、コーチからの言いつけを真剣な表情で聞き終えると、あちこちで花火を手に手に楽しみ始めました。そして、最後の締め括りとして、コーチが立て続けに点火した派手な花火や打ち上げ花火を楽しむと、満足げな表情を見せながら宿へと戻ってゆきました。さあ、今夜はゆっくりと休んで、明日のサッカーにみんな備えよう〜!
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