今日も元気なちびっ子達。やはり、午前6時前から足音が聞こえてきました。2泊3日のキャンプ、最終日ですが疲れは全くないようです。
午前7時30分、朝の散歩の時間です。ちびっ子達が歩く道は交通量は少ないのですが、平日で通勤・通学の時間帯ということもあり地元の方々に出会う機会がたくさんあります。みんな元気な声で「お早うございます!」と言うと目を細めて挨拶を返してくださいました。瀬戸川には橙色や黒色、白色の鯉がゆったりと泳いでいました。昨年もキャンプに参加したことがある子供達からは「前より大きくなってない?」という言葉も聞かれました。川を覗き込み指を水面に漬けたりパチパチを拍手をしたりして、鯉を呼び寄せていました。鯉のエサは各スクールともコーチからキャプテンへ、キャプテンからみんなへと配られます。鯉のエサをもらうため、ちびっ子達は長い行列を作って自分の番を待っていました。もらったエサを大切に握りしめ、お目当ての鯉に向かって投げ入れます。500円玉よりもっと大きな口を開けエサを飲み込む鯉を見る度に「やったーっ、食べた!」という歓声を上げていました。
宿に戻ると朝食のお皿が並べてありました。栄養もボリュームも満点。この日も食べ物を残さずに、旺盛な食欲を見せていました。「コーチ、牛乳もう1本飲みたい!」というリクエストもありました。
朝食を終え、食器をまとめたちびっ子達。宿でみんなで寝泊まりすることはとても楽しかったのですが、そろそろ出発しなければなりません。荷物をまとめて外に出ました。そしてお世話になった『蕪水亭』と『のとや』方々に元気な声で感謝の挨拶をし、宿泊場を後にしました。
3日分の大きな荷物を抱えながら、飛騨古川駅までコーチに続いて歩きました。バスに乗り、昨日ドッジボールをした杉崎公園(古川町杉崎)のグランドへ向かいました。今日のトレーニングは、メインのサッカーです。乗車前からシンガード(脛あて)を装着してスパイクを履き、早くボールを蹴りたいという気持ちが抑えきれない様子でした。
お昼頃に雨が降るかもという天気予報で、水筒とタオル以外の荷物はバスの中に置いたままにして下車しました。グランドには既にサッカーコートのマーカーポイントが置かれていました。グランド入りした子供達は本部の木製テーブルに積み上げられた賞品を目の前にして、早速、“自分は何をもらうのか”の宣言大会を始めました。仲間と欲しい物が重なってしまい、ちょっとした口論が発生する場面も。一番人気はボールでした。賞品の中には本田圭佑選手のスパイクもあったようです。
10時35分、開会式が行われました。8人制サッカー、2グループに分かれてリーグ戦を行い、その後はトーナメント戦で順位を決定します。まずは各チームともコーチによるミーティングが行われました。先ほどとは全く顔つきが違う子供達。いよいよゲームスタートです。みんな精一杯、最後まで諦めずにグランドを駆け回りました。試合の結果は、1位)豊田校、2位)三好校(C)、3位)豊山校、4位)瑞穂校、5位)春日井校、6位)三好校(A)、7位)三好校(B)、8位)港校でした。閉会式後、お目当ての賞品を手入れた子供達は満足げな表情です。下位だった子も、サッカーができて嬉しいという表情でした。そして午後1時30分、帰りのバスに乗りこみました。
集団生活は楽しいのですが、ルールを守らない場合にはコーチに叱られました。コーチ陣がいつも心掛けて指導しているのは“分からないことが起きた場合に、自分で又は子供達同士でどうしたらよいのか考える”ということです。大人が全てのことに手を貸してしまうのではなく子供達自身で解決を。この姿勢をいつも崩すことなく凛と構えていました。小学3年生の「サマーキャンプ
in 飛騨古川」は今日で終了。家に帰ったら、キャンプで学んだことを忘れずにお父さんやお母さんの言うことを良く聞きましょう。まだあと1ヶ月ほどある夏休み。楽しい思い出をたくさん作ってくださいね!
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