7月30日(日) 天候:晴れ
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岐阜県飛騨市古川町で行われる「サマーキャンプ in 飛騨古川」。毎年参加しているちびっ子達も、今回の3年生で最後となります。今日7月30日、東海地方で梅雨明けが発表されました。楽しい夏休みと共に夏も本番を迎えるようです。午後12時20分頃、子供達を乗せたバスが“なかんじょ川”に到着しました。ゴツゴツした岩と川底が見えるほど透き通っているきれいな水。バスから降りた子供達は早速川を覗き込んで魚を探すのかと思いましたが、さすが3年生です。各校のキャプテンを中心にコーチの指示を待つ姿勢を整えていました。

昼食は持参したお弁当と焼きたての虹鱒です。魚の尾にかぶりつき「骨まで食べられるよ、頭は苦い」などと言いながら豪快に食べていました。食べ物の好き嫌いが少なくなったことも成長の証と言えるのでしょうか。魚が苦手という子は殆どいないようでした。

昼食後はお待ちかねの魚取りです。待ちきれない、という表情でコーチの後に続いて川まで行き、歓声を上げながら水の中へ足を入れました。炎天下で顔も肩も熱いのに、足は水の冷たさで痛いくらいでした。ちびっ子達の足下を右へ左へすり抜けていく魚を、仲間との連係プレーで捕らえようとしている場面も見られました。1時間ほど過ぎた頃だったでしょうか。「もう魚はいない」と言いながら水かけ遊びを始めてしまう姿も所々で見られました。その時コーチから「さっき1匹逃げていったから、1匹は必ずいるよ。」という言葉が。みんなサッカー少年です。試合で最後の1秒まで諦めません。サッカーに当てはめるように、どこかにいるはずの1匹を諦めずにみんなで協力し探し始めました。

午後3時、魚取りは終了しました。着替えを済ませてバスに乗る前に、少しだけ川を眺めていました。泳いでいる魚を見つけて残念そうな顔をしながらも、出発の時間が迫りバスへと移動していきました。次の目的地は『林昌寺』です。

午後4時20分頃、お寺に到着しました。本堂に入った子供たちはみんな緊張した様子で、「騒いではいけない場所」ということを察知したような表情をしています。和尚様からの説法を聞き、座禅の説明も受けました。いよいよ自分達が座禅を組む時になりましたが、慣れない足の組み方に苦労をしてしかめっ面になってしまう子もいました。休憩を挟んで約50分間、子供達は無心になり座禅を頑張りました。その後、バスに乗り、宿泊場所へと移動しました。

明日もたくさん楽しいことが待っています。「全然疲れていないよ!」とはしゃいでいた子も、今夜は早く寝ましょうね。

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