7月28日(金) 天候:晴れ時々曇り
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今日は朝から曇りがちで、午後からは雨の予報が出て、先行きが心配な日となりました。しかし、ちびっ子達はそんなことはお構いなく、朝早くから起き出し、午前6時前から宿の中には彼らの元気な声が響き渡り、今日も元気一杯のようです。

午前7時30分、ユニフォームに着替えをすませたちびっ子達は朝の散歩に出発します。朝から雲が多いことが幸いして、気温はそれほど高くも無く、日差しも柔らかくて、心地良い中での散歩となりました。昨年のキャンプにも参加したちびっ子達が多いこともあり、この朝の散歩は2回目という事で要領も心得ている子も多かったようですが、瀬戸川に到着して大きな鯉を目にするとまるでこの日初めて目にしたように「すげー!」と大きな声を上げ、驚きを隠せない様子でした。その後、コーチから手渡されるエサを手に川の袂へと走ってゆくと、川の中に待ち受ける鯉に向けて投げ入れながら、時間の経つことも忘れて川面を眺めていました。

帰り道、白壁の間を抜けながら来た道を戻ってゆくと、宿には待ちかねた朝食が待っていました。昨夜も用意された食事が殆ど無くなる程の勢いで平らげたちびっ子達でしたが、朝もその勢いは残っていたようで、ご飯のお代わりに立つ子が後を絶ちませんでした。

充実した朝食をタップリと摂り、おなかを満腹にしたちびっ子達は、部屋に戻って荷造りを済ませると、9時45分、お世話になった「蕪水亭」の皆さんにお礼の挨拶を済ませ、足早に飛騨古川駅まで徒歩で向かいました。そして、バスに分乗すると、この日のメインイベントであるサッカーを行う為、グランドとなる杉崎公園(古川町杉崎)へと向かいました。

宿を出発前にコーチからのチーム分けを済ませていたちびっ子達は、到着するとすぐさまボールを使って軽いウォーミングアップを開始し、この後に行われるゲームに向けてコンディションを上げてゆきました。昨日は、川での魚取りや花火で楽しんだ彼らでしたが、やはりこの日のゲームを最も楽しみにしていたようで、ボールを蹴る表情はこのキャンプ中で一番輝いていました。

午後から天候が崩れるかも、と言う予報通り、時折、黒い雲が太陽を隠してしまう不安定な天気でしたが、4カ所に分かれたコートでは、全く天気を気にしないちびっ子達による熱い戦いが繰り広げられました。今回の、2年生の試合の結果は、1位)三好校(C)、2位)三好校(A)、3位)港校、4位)豊田校(B)、5位)豊田校(A)、6位)豊山・WEST校連合、7位)三好校(B)、8位)瑞穂校の順となりました。

試合終了後は、上位となったチームの順に好きな賞品を選ぶことが出来るのですが、今回も1位チームの1番最初の子が選んだのはサッカーボールでした。しかし、1年生の時と違うのは、その後に続くちびっ子達はしっかりと選手の使用したスパイクを手にし、満足げな表情でした。心配された雨も降ることなく、タップリとゲームを楽しんだちびっ子達はバスに乗り込み、コーチからお弁当を受け取ると、帰宅の途に着きました。

これで「サマーキャンプ in 飛騨古川2006」:小学2年生編は終了です。心配された天気も、何とかゲーム終了まで持ちこたえ、ちびっ子達は2日間を満足して終えて帰ることが出来たようです。みんな、本当にお疲れ様でした。

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