7月27日(木) 天候:晴れ
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岐阜県飛騨市古川町にて行われている、名古屋グランパスエイトのサッカースクール生が参加する「サマーキャンプ in 飛騨古川 2006」が今年もスタートしました。今日は小学2年生のグループです。前日の猛暑が今日も続き、朝から厳しい暑さの中で、名古屋を出発したちびっ子達。逆に飛騨地方は朝から小雨がぱらつく変な天気でしたが、最初の目的地である、なかんじょ川(飛騨市河合町)にちびっ子達が到着する前に雨も止み、午後12時にバスを降りた時には、一面に青空が広がる、最高の天気が迎え入れてくれました。しかも午前中に軽く雨が降ったことで、気温もほどほどで、涼しい風が吹く最高の天候に恵まれました。

早速、2階へと上がると、“お弁当タイム”です。朝早くに起きて、バスで長い距離を移動してきたこともあってか、ちびっ子達は相当におなかを空かせていたようで、「頂きま〜す!」の合図を待ちきれずに、コーチから配られた虹鱒の塩焼きかじり付く子も。この前の1年生とは違い、さすが2年生。殆どのちびっ子が骨をガリガリとかじりながら、美味しそうに魚を食べると、見る見るうちに持参したお弁当を平らげてゆきました。

お弁当を食べて、しっかりとおなかの中を満たした後は、待ちに待った“魚取り・川遊び”です。食べ終わったものを全員で片づけると、慌ただしく水着に着替え、魚たちが待ち受ける川へと一目散に飛んでゆきました。1年生の時は川が浅い箇所で、しかも魚が少々疲れ気味だったこともあってか、見る見るうちに魚を捕らえ上げていたちびっ子達でしたが、今日はやや下流で流れも速く、魚もちびっ子達同様に元気一杯で簡単には捕まえさせてはくれません。

魚取りが始まって30分しても、今日はなかなか大きな声が上がらず、夏の日差し中で、セミの声だけが山間に大きく響き渡っていました。しかし、やがて子供達の元気に根気負けしたのか、次第にあちこちで元気な声が上がるようになり、またしても「いけす」の中は見る見るうちに魚で一杯になってゆきました。それでも午後3時の終了時間一杯まで逃げ切る魚もいて、最後までちびっ子達を楽しませてくれたようです。

魚取りをタップリ楽しんだちびっ子達は、着替えを済ませるとバスに乗り込み、一路、古川の町へと向かいました。ほんの短い時間の移動でしたが、古川駅前でバスを降りてきた顔は殆どのちびっ子が眠たげで、バスの中でグッスリと眠り込んでいたようです。大きな荷物を抱えながら、徒歩で宿泊先の「蕪水亭」まで向かう足取りがちょっと重そうでした。

夕方になると心地よい風が吹き始め、外での食事には最高の天気となりました。今日も相変わらず豪勢なメニューが並び、飛騨牛の串焼きあり、焼き鳥に焼きそばあり、フランクフルトにホタテ貝ありと、コーチ陣の方が大喜びするような料理を盛りだくさん用意して頂きましたが、夕食を待ちわびていたちびっ子達は、目を輝かせながら隣り合わせた友達と賑やかに談笑を交わしながら、プレートに盛られた料理を勢いよく口の中へと放り込んでいました。

食事の後は、楽しみにしていた花火の時間です。薄暗くなった川縁まで移動してゆくと、各校のコーチからの注意に耳を傾けてはいるものの、その目はコーチの手にした花火を見ることに夢中でした。最後、コーチの点火による打ち上げ花火に向けて大きく掛け声を上げて楽しむと、大人しく土手の横で線香花火を楽しんでいる女子を残し、ちびっ子達は満足げな表情を見せて宿へと戻ってゆきました。これで今日の催しは全て終了。部屋に帰ったら早く寝てくれることを願ってます。明日も朝は早いぞ〜、早く寝ろよ〜!f(^_^;)

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