7月26日(水) 天候:晴れ時々曇り
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例年、サマーキャンプの2日目の朝は、午前7時過ぎに起床すると、朝食前に近くの公園まで、朝の涼しい空気の中を散歩に出掛けるちびっ子達。しかし、いつもその時間まで待ちきれず、早朝から目を覚まして動き回って、コーチ達を悩ましていましたが、今回、川遊びと花火でしっかりと疲れたため、いつになく早く眠りについた子供達が、やはり早くから起き出して宿の中を探検していました。

午前7時30分、ユニフォームに着替えをすましたちびっ子達は、古川の町に朝の散歩に出発しました。昨日までは天候が心配された1年生の日程でしたが、今朝は抜けるような青空に恵まれると共に、朝から、ちびっ子達に負けじと早起きした太陽の厳しい日差しが照りつけ、気温はグングンと上がってゆきました。

古川町の古い町並みを抜け、鯉の泳ぐ瀬戸川までたどり着くと、その鯉の大きさにみんな驚きの声を上げていましたが、すぐさまその辺の石や葉っぱを投げ込む等、いたずらっ子の表情を見せていました。帰りも白壁の間を抜けながら、この後に待つ朝ごはんに向け、しっかりとおなかを空かすため、元気に歩いて宿に戻りました。朝食は、普段、朝からこんなに沢山食べないようなちびっ子達でしたが、サマーキャンプでは周りに仲間がいることで気が大きくなったのか、みんなパクパクとお美味しそうに頬ばっていました。

朝食を済ませたちびっ子達は部屋に戻ると、すぐさま荷造りをして、午前9時45分には玄関前に集合し、短い間でしたがお世話になった「蕪水亭」の皆さんにお礼の挨拶を済ませ、飛騨古川駅まで徒歩で向かいました。そして、駅前でバスに分乗すると、トレーニング・グラウンドの杉崎公園(古川町杉崎)へ出発しました。

10時30分、今回のツアーの一番のメインイベントである、サッカーをするための最終目的地、杉崎公園(古川町杉崎)に到着したちびっ子達は、緑の芝に包まれたグランドに足を踏み入れると、一気に表情が明るくなりました。コーチからチーム分けを聞き終えたちびっ子達は、早速、ボールを使って軽いウォーミングアップを開始。すると、それまで上空に広がっていた青空が怪しい雲に覆われ、急に小雨が降り始めますが、そのお陰で日差しが柔らかくなり、ちびっ子達にとっては絶好のサッカー日和に変わってゆきました。

試合は時折表情を変える天気を全く気にすることもなく、4カ所に分かれたエリアにおいて、ちびっ子達が激しい熱戦を繰り広げました。天候の方もちびっ子達の元気一杯のプレイに遠慮したのか、次第に明るさを取り戻し、途中、水分補給を何度か挟みながら、約2時間に渡っておこなわれました。 結果は、1位)春日井校、2位)三好校(B)、3位)三好校(C)、4位)豊田校(A)、5位)豊田校(B)、6位)三好校(A)、7位)瑞穂・港校連合、8位)WEST校の順となりました。

試合終了後は、上位チーム順に好きな賞品を選んでゆくのですが、今回の1位チームの1番最初の子が選んだのは、楢崎選手のスパイクでもなく、W杯で使われたものと同じデザインのサッカーボールでもなく、グランパスのロゴの入ったサッカーボールでした。表彰を終え、しっかりとサッカーを楽しんだちびっ子達は、会場で昼食を終えると、バスに乗り込んで帰宅の途に着きました。

これで「サマーキャンプ in 飛騨古川2006」:小学1年生編は終了となります。心配された天候も、ちびっ子達の元気に追い払われる形で回復し、2日目は朝から強い日差しの中でサッカーが出来ました。ちびっ子達は前日の疲れを見せることもなく、最後まで目を輝かせてサッカーを楽しむと、満足げな表情でバスに乗り込でゆきました。みんな、本当にお疲れ様でした。

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