2月6日(月) 天候:雨時々曇り
≫指宿・フォト日記はこちら
今日は、指宿キャンプが始まって、7日目。はじめての完全オフの日となりました。2日間の練習試合を消化し、 疲労もピークに達していた選手たちには、恵みのオフとなりました。残念ながら、朝から強い風と雨となりましたが お昼頃には、天気も回復してきました。選手たちは、オフを思い思いに過ごしていたようです。そんな中、バスツアーが企画されました。このバスツアーは、自由参加となりましたが、12名の選手とフェルフォーセン監督・スタッフが参加しましたのでその模様をオフ企画としてお届けいたします。

□バスツアー参加選手
藤田選手・吉村選手・内藤選手・和田選手・阿部選手・片山選手・竹内選手・青山選手・ユース選手3名・練習生

☆「知覧特攻平和会館〜池田湖・バスツアー」
13::00〜ホテル出発
14:00〜知覧特攻平和会館
15:30〜池田湖 大ウナギ見学
17:00 ホテル着

13時、ホテル前に集合し、バスに乗り込みホテルを出発した選手達。バスガイドから鹿児島や指宿市の話を聞きながら、バスに揺られること1時間ほど、最初の目的地である「知覧特攻平和会館」に到着しました。今は、サッカー場、野球場などの スポーツ施設と共に、平和公園となっている。この知覧特攻平和会館は、太平洋戦争末期の沖縄決戦に、爆弾を積んだ飛行機もろとも敵艦に体当たりした陸軍特別攻撃隊員の遺影、遺品、記録などの貴重な資料が展示してあり、後世に当時を正しく伝えるために設立されました。

約1時間ほどの見学時間の中で、様々な戦争の資料を目の当たりにし、神妙な表情を見せる選手達。それもそのはず、戦争ということだけではなく、自分達と同じ年代の青年達が特攻隊員として、ここを飛び立っていったからである。この作戦は、昭和20年から終戦までの間、約1400名におよぶ若い命を海と空に散らしていった。平和会館を出た選手たちは、口々に「すごい・・・。」という言葉が聴かれました。命の大切さや自分を見つめる、きっかけになったかもしれません。

知覧特攻平和会館を後にした選手達は、バスに乗り込み次の目的地である池田湖へ出発しました。
池田湖までは、山道をおよそ30分走りました。あいにく天気が悪く、霧が出ていたこともあり、開聞岳も雲に見え隠れしていました。15時半ころ、池田湖に到着した選手たちは、池田湖にいるという「大ウナギ」を見学に行くことに。

池田湖は、水深233mで九州最大の大きさを誇っている。昔、池田湖のネッシーこと「イッシー」がいると言われていました。売店の中の水槽には、大きなウナギがいました。体長は、大きいものになると2mにもなるそうです。寿命は、50年近くあるそうで、選手たちもびっくり。鰻丼にすると約150人分になるそうですが、泳いでいる大ウナギを見るととても美味しそうには見えませんでした。実際、油が多くあまり美味しくないようです。その後、菜の花が咲く、池田湖を見に行きました。天気が良ければ、美しい景色だということが想像できます。

池田湖を見学した後は、開聞岳のすそのを見ながら、ホテルへ戻ることに。道路沿いには、菜の花畑や指宿が産地であるソラマメの畑が続いていました。短い午後のバスツアーでしたが、それ以上に感じることが多かったはずです。選手の皆さん、バスガイドさん、お疲れ様でした。

≫指宿・フォト日記はこちら