今朝の指宿は朝方からの大粒の雨を降らしていた雨雲も遠くに去り、この時間はすっきりとした青空が広がり始め、1月とはいえ南国らしい日差しが顔を出し始めました。
午後からは南の季節らしく、強い日差しに恵まれ、汗ばむほどの天気となりました。そして午後2時、予定時間より早く、スタッフ・選手らはバス2台に揺られて、宿泊先に到着しました。
ホテルスタッフ全員に歓待を受け、笑顔で答えると、長旅の疲れを見せることもなく、この後の午後4時過ぎからの練習の準備のため、選手たちは慌ただしくチェックインへと向かいました。
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午後4時に真新しい練習着に着替えてホテルのロビーに集合した選手たちは全員で練習グランドへと向かう。この時間も西に太陽が傾き、日差しは弱まったもののまだ暖かい。そんな中、4時15分から、キャンプ第1日目の練習がスタートする。
はじめに監督から今回のキャンプについての説明を聞き終えた選手たちは、GKと別メニューの選手をのぞき、全員で軽いランニングで半周を流した後、ピッチ中央で円陣を組んでストレッチングを始める。その後、2人1組になると、対面でボールを蹴り合ったしながらコンディションを上げてゆく。この日は練習初日と言うこともあったが、選手全員のコンディションを管理するため、練習前には心拍数を測定するセンサーが身につけられて、そこから送られてくる選手全員の情報を、ピッチの横でコンディショニングアドバイザーの長谷川氏が厳しくチェックしていた。
□参加メンバー:藤田・古賀・有村・井上・中島・平林・豊田・須藤・津田・スピラール・深津・本田・秋田・山口・大森・高橋・渡邊・杉本・角田・吉村・中村・高嵜・川島・練習生・楢崎・増川・鴨川・玉田・内藤
☆4時40分〜
コート半面内に斜めに2つ配置されたゴールの間をポールの間をドリブルしてきた選手からのボールにGKの川島・高嵜が応対するという形でのフィジカルメニューを3セット行う。
5時からは、両サイドで、4対4にGKと、ボールを持った側に味方ができるというジョーカー2人のグループと、4対4にジョーカー3人を加えたグループでそれぞれ、2タッチでボールを奪い合う練習をスタートさせる。途中、水分補給と心拍数を整えさせる短い休憩を挟み込みながら、4分×3セットが実施される。
☆5時25分、それぞれのエンドを入れ替わり、さらに4分×3セットが引き続き行われる。
その一方で、別メニュー組の楢崎・玉田・内藤・増川・鴨川等はピッチの周りを何度かランニングした後は、独自のリハビリメニューやトレーニングに汗を流していた。
5時40分、フェルフォーセン監督自らが吹く、高らかな指笛の音が練習場にこだましたところで、この日の練習の終了が伝えられる。長旅やオフを挟んでいたこともあってか、どちらかといったらそれほど厳しい内容の練習ではなかったようだが、明日からは早速二部練習が控えており、選手たちにとっての“本当”意味での強化キャンプが始まると言ってもいいだろう。
この日は初日と言うこともあり、夕食後、午後8時30分からはホテル内でミーティングが行われ、キャンプ中の心得はもちろん、これからどうしてゆくか、監督自身の持つ考え方などをプロジェクターを利用して、約1時間近く行われた。明日からはタフになると練習後語っていた監督。果たしてどんな内容が行われるのでしょうか?楽しみです。
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