11/19(日)「はんだふれあい産業まつり2006」の模様

11月19日(日)の午後、半田運動公園で「はんだふれあい産業まつり」が開催されました。グランパスサポートタウンの半田市商店街連合会主催によるサッカー教室とステージトークショーが行われ、名古屋グランパスエイトの高嵜 理貴選手と吉村 圭司選手が参加しましたので模様をお伝えします。

小雨の降る午後1時。半田運動公園内の陸上競技場にて、市内クラブチームの子ども達(小学校高学年・約100名)を対象としたサッカー教室が始まりました。軽快なBGMが流れる中、MFの吉村選手はボールキープとゲームの指導を、GKの高嵜選手はセービングやパンチングの指導を行いました。

さすが小学校高学年の子ども達。サッカーに対する身体の使い方は、みんなとても上手でした。少しでも上達できるように、目の前にいるプロ選手の話を真剣に聞き、一生懸命練習に取り組みました。この日2名の選手は、西加茂郡三好町のトヨタスポーツセンターで午前練習を済ませてから、会場に駆けつけました。忙しいスケジュールでしたが疲れの色は全く見せず、選手それぞれの得意分野を、分かりやすく熱心に指導しました。
サッカー教室終了後に記念撮影会を行い、トークショーが行われる運動公園内の野外ステージへ移動しました。

2選手の姿を見ようと、産業まつりの会場に訪れていたお客さんが続々とステージ前に集まり、賑やかな雰囲気の中トークショーがスタートしました。子どもの頃の話やサッカーというスポーツに出会ったきっかけ、プロの世界に入ってからなど、興味津々な話題が盛り沢山でした。最後に、未来のJリーガーを目指す子ども達へ、2選手から温かいメッセージが贈られました。

○吉村選手
「一緒にプレーをして可能性のある子がいると思いました。真面目に練習を重ね、勉強もしっかりしてください。数年後にプロ選手になってテレビで見られるかもしれないですね。その時は他のチームではなくグランパスの選手になってください。君達のことを一番考えてくれているのは、お父さんやお母さんです。言うことをよく聞いてくださいね。」

○高嵜選手
「上達はすぐに見えるものではなく、練習一日一日の積み重ねにより少しずつ見えてくるもの。身体が小さいから駄目と思い込んでしまうのではなく、ボールを上手く扱えるように、今自分が出来る練習を精一杯頑張ることが大事です。家族を大切に思い感謝して、学校の先生の言うこともしっかりと聞いてください。そして丈夫な身体を作るために、好き嫌いせずに食べること!いっぱい食べて、大きくなってください。」