10/29(日)「第一三共株式会社共催 Jリーグ選手協会ファミリーサッカークリニック」の模様

雲一つ無い秋晴れの空が広がり、スポーツ日和となった10月最後の日曜日。トヨタスポーツセンターの人工芝サッカー場で「第一三共株式会社共催 Jリーグ選手協会ファミリーサッカークリニック」が開催されましたので、模様をお伝え致します。

Jリーグ選手協会と第一三共株式会社は、社会貢献活動の一環として親子で参加できる“ファミリーサッカークリニック”を全国各地で開催しています。6回目となる今回は、東海地区在住の抽選で選ばれた小学4年生〜6年生100名と保護者100名を対象に行われました。子ども達にはJリーガーによる“サッカー教室”、保護者の方にはJリーグドクターによる“子供のスポーツと健康に関するセミナー”という2本立てのクリニックです。

名古屋グランパスエイトOBの小倉隆史氏がメインコーチを担当し、楢崎正剛、大森征之、中村直志、山口慶、吉村圭司、杉本恵太、本田圭佑の7選手もコーチとして参加しました。


サッカークリニックの青色ウェアーを着てグランドに現れた選手達。午後1時30分、クリニックが始まりました。開会式ではそれぞれの選手が「テクニックをたくさん身につけボールを使って楽しみましょう!」と挨拶をしました。

前半はサッカー教室です。子供達はグループに分かれてローテーションしながら4つのトレーニングを体験します。大森選手・中村選手のコートはドリブルシュート、小倉氏・吉村選手のコートはボールキープ、楢崎選手・杉本選手のコートはボレーシュート、本田選手・山口選手のコートはリフティング。子供達は、プロの技を見て学び実践して何か一つでも身につけようと、真剣に練習に取り組んでいました。コーチ陣を努める選手達も、動き方を一つ一つ楽しく丁寧に伝えていました。

サッカー教室と並行し、グランパスシニアチームドクター近藤精司氏による「健康クリニック」が保護者の方を対象に行われました。

午後2時30分、ミニゲームスタート!ボールを右へ左へ自由自在に操る選手から奪い取ろうと、子供達の一生懸命な姿が見られました。笑いを誘いながらも、真剣にゲームに臨む選手達。ゴールに突き刺さるようなシュートを目の前で見た子供達からは「すご〜い!」と溜息混じりの声が聞かれました。

子供達はもっとサッカーを楽しんでいたいという表情をしていましたが、閉会式の時間となりました。ミニゲームで活躍した各グループのMVP4名が表彰され、選手達のサイン色紙がプレゼントされました。

第一三共株式会社:東海第一支店長の森崎孝幸氏から「プロ選手とふれあい、スポーツの楽しさも実感でき嬉しく思います」という言葉を頂きました。楢崎選手から総評として、「コーチである僕らも楽しめました。みんなすごく頑張ってくれて嬉しかったです。これからもっと練習を重ねて、何年後かに、スタジアムで一緒に戦ってみたいです。応援していますし、期待もしていますので頑張ってください!」と、エールが贈られました。