10/24(火):Jリーグ・アカデミー コーチングワークショップの模様

社団法人日本プロサッカーリーグ主催による、Jクラブに所属する育成年代指導者のレベル向上を目的とした「Jリーグ・アカデミー コーチングワークショップ」が10月24日、トヨタスポーツセンターにおいて実施されました。

Jクラブ育成年代の指導者、育成担当責任者を対象とした「Jリーグ・アカデミー コーチングワークショップ」では、Jリーグで数多く来日している外国人監督が、その卓越した指導哲学や指導理論を所属クラブ以外で活かされる場が少なく、トップクラスの監督の考え方を直接聞いたり、指導を見学したりすることで指導者としての幅を広げてもらうことを目的として開催されました。今回、第1回として、フェルフォーセン監督を講師に迎えて実施されました。


午後3時からのトレーニング開始と共にスタートした今回の講習会。予定より早めにトレーニングがスタート。選手達にこの日の趣旨を伝えた監督は、ピッチ横で待ちかまえる指導者の前にやってくると、早速、簡単な挨拶のあと、この日のトレーニング内容について熱く語り始めました。参加された指導者の方々も、一言も聞き逃さないようにと、真剣な表情で監督やコーチの語る言葉に聞き入っていました。選手達も午前中にハードなトレーニングを行っていたにもかかわらず、熱い視線を送る指導者達の雰囲気に呼応するように、次第に内容が濃くなってゆくトレーニングに力が入っていました。

約1時間半に渡って行われたこの日の午後練習を見学し終えた指導者達は、練習を終えた監督による講演を聴く為、今度はスポーツセンター内の会議室へと移動しました。

午後5時から行われた講演では、この日の午後練習の内容のテーマでもある「ポゼッションプレーとその練習方法」についての詳細が語られた後、オランダでの取り組みを交えながら、若い世代の選手達をどうやって育ててゆくか等を、プロジェクターやホワイトボードを利用して、約1時間にわたりじっくりと語られました。そして、最後に、監督から“自分達のやっていることを疑わず、最後まで続けて欲しい”と、この日参加された指導者の方達に熱いメッセージが伝えて、この日の講習会は終了となりました。