9/11(月):練習試合「vs FC刈谷」の模様 |
9月11日(月)、午後4時よりトヨタスポーツセンター第1グランドにて行われた、FC刈谷との練習試合の模様についてお伝え致します。
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【結果】名古屋:3-1(前半:0-0、後半:3-1):FC刈谷
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9月半ばとは思えぬ、強い日差しがアップを行っている選手達に容赦なく照りつけている。この日は午後4時からFC刈谷とのトレーニングマッチ。それでも上空の雲は秋らしくなり、季節が移り変わり始めていることが分かる。しかし、選手達は残されたシーズンの中でのアピールの機会である、トレーニングマッチに向け気合いが入っている。
前半は、左にエンドを取ったホーム・名古屋のボールで試合開始。この日の先発は、GK川島、DFはベテラン秋田を挟んで、右に竹内、左に渡邊という3バック。MFは右に津田、左に片山、中盤の底の位置に高橋、その前を須藤と井上が入り、FWは平林と橋本という11人でFC刈谷戦に臨んだ。
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立ち上がり10分までは、相手の出方を見ると言うこともあってか、試合の流れを掴むことの出来なかった名古屋だったが、すっかりトップチームにも馴染んできた須藤がバランス良くボールを散らし始めることで、徐々にリズムを掴み始める。対する刈谷も名古屋の攻撃を自陣深くで受け止めると、相手の押し上がったDFの裏へ早めにボールを放り込み、スピードのある選手を使ったカウンター攻撃を仕掛けてくるが、ベテラン秋田が、若い竹内や渡邊をしっかりと統率、落ち着いた守備で、相手の攻撃を潰して行く。
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名古屋は、片山・津田が両サイドを持ち上がり、相手ゴール前に詰めてくる平林・橋本を狙ってボールを入れてゆくが、相手GKの好セーブやDF陣の堅い守りもあって、なかなかゴールを奪うことが出来ない。ロスタイムには、中央をパスを受けて持ち込んでゆこうとした須藤がペナルティ近く、やや左の好位置でFKを得ると、井上が得意の左足から直接狙っていったが、これはボールが曲がりきらず、クロスバーの上を抜けてしまう。そして、前半は両チーム共に0-0の無得点で試合を折り返してゆく。
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エンド入れ替わり、後半は左から攻め上がる、刈谷のボールで試合が始まる。名古屋は、右サイドにいた津田をFWの平林と入れ替えて臨むと、これが見事に機能。縦のスペースを使った平林とのコンビネーションを良さを津田が発揮、これに橋本が絡み始め、名古屋が立ち上がりから試合の流れをガッチリと掴んでゆく。そして10分。その平林が右サイドを持ち上がっていったところで倒され、FKを得ると、井上の左足からのボールを秋田が頭でゴール前へ流し込んだところにきっちりと走り込んだ橋本が詰め、見事な先制点を決める。
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更に18分には、左にポジションを変えていた津田がスピードに乗ったドリブルで持ち上がってゆくと、寄せてきたDFを落ち着いてかわして、中央を上がってきた橋本にラストパスを送ってゆく。そしてこれを、落ち着いて右足で相手ゴールに流し込み、2-0とする。この2ゴールで相手DFがすっかり動揺してしまうと、21分にも、今度は右サイドをドリブルで持ち上がった津田からの折返しを、DFを振り切って中央にフリーでしっかり走り込んでいた橋本が、この日3得点目となるゴールを決め、刈谷を突き放してゆく。29分、名古屋メンバー交代:橋本→アルベス(ユース)。
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この後も、津田・橋本・平林に、井上が絡んで、刈谷ゴールを脅かすが、30分過ぎからは刈谷も何とかゴールを奪おうと、早いパス回しで名古屋陣内へと攻め上がってくる。32分、名古屋メンバー交代:川島→高嵜。33分。自陣深く右の位置で刈谷にFKを与えてしまうと、刈谷・小林(7)のボールをニアに詰めた、刈谷・練習生(28)が頭で押し込むゴールで3-1とされてしまう。
その後も、前半の暑さからの消耗もあってか、名古屋の選手の足が止まったところを狙って、DFの裏へボールを入れてスピードのある選手が鋭い飛び出しを見せ、名古屋ゴールへと迫ってくる。しかし、秋田を中心に、DF陣が最後まで粘り強く刈谷の攻撃に対し高い集中力を発揮、セットプレーからの失点のみに刈谷を押さえ込み、3-1で試合を勝利して終える。
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