Jリーガーズ・ウィーク2006“Jリーガーがやってくる”の模様
 7月14日(金)、「Jリーガーズウィーク2006」活動として名古屋グランパスエイト選手会(会長:吉村圭司)が、瑞穂区内の11小学校を訪問しました。
 Jリーグ選手会とクラブ主催のもと選手が主体となって地域の社会貢献を行うこのイベントですが、今年はグランパスエイトのホーム・瑞穂陸上競技場周辺にて行われました。
 瑞穂区は名古屋市南西部に位置する住宅街。この日は35度を超える真夏日となりましたが、Jomoオールスター出場のためチームを離れた玉田選手を除く全選手が瑞穂陸上競技場に集合、クラブから諸説明を受けた後、用意されたタクシーに分乗し、各校3名程度に分かれそれぞれの小学校を訪れ、サッカー指導や講演などをおこないました。
 なお、今回選手達が訪問した小学校は以下のとおりです。
弥富小学校 :吉村選手、平林選手、井上選手   井戸田小学校 :秋田選手、片山選手、内藤選手
御劔小学校 :川島選手、スピラール選手   穂波小学校 :杉本選手、高橋選手、中島選手
堀田小学校 :楢崎選手、増川選手、阿部選手   豊岡小学校 :高嵜選手、有村選手、須藤選手
汐路小学校 :中村直選手、津田選手、青山選手   陽明小学校 :大森選手、山口選手
高田小学校 :藤田選手、渡辺選手、和田選手   中根小学校 :本田選手、豊田選手、金選手
瑞穂小学校 :古賀選手、鴨川選手、竹内選手       
== 堀田小学校編 ==
 堀田小学校を訪れたのは楢崎正剛、増川隆洋、阿部翔平3選手。ここでは6年生2クラスを対象に、グランドを使用してのサッカー指導が行われました。
 まずは3選手が自己紹介をし、その後、鬼ごっこでアップを行いました。しかしこの鬼ごっこ、体の大きな増川選手、楢崎選手が「ウォー」と声を出しながら追いかけると、小学生たちは楽しみながらも、少し怖かったのか、必死に逃げる子供もいたようです。。。
 しっかり汗をかいた後は、3選手を相手にシュート練習を行いました。大人数のため1人1回のシュートとなりましたが、それでも、日本の守護神楢崎選手を相手にシュートを打てる貴重なチャンスに、中には気合いが入り過ぎている子供もいたようです。また、増川選手を相手にあのマルセイユ・ルーレットを決める子供や、ドリブルからしっかりとミートしたシュートをうつ子供もいて、3選手も驚いていました。
 続いては2クラスを4チームにわけ、楢崎チームvs増川&阿部チームによるミニゲームが行われました。小学生が相手であり、3選手ともリフティングでボールを運んだりと個人技を魅せ楽しませていましたが、それでも、増川選手が中央をドリブルであがったりと、本人たちも楽しんでいたようです。
 ミニゲームを終えトレーニングは終了。その後選手から挨拶、そして堀田小学校を代表した生徒からも感謝の言葉をいただき、みんなで記念撮影をしてイベントは終了となりました。
記念撮影の模様はこちら
【楢崎正剛選手】
こういうイベントにはしばらく出ていなかったのですが、今日は小学生の反応もとても良く、すごく楽しかったです。
大きな選手(大人)はセコいことばっかり狙ってきますが(笑)、小学生はすごく純粋にサッカーをするので、いっしょにやってて僕らも面白かったです。
== 井戸田小学校編 ==
 井戸田小学校を訪れたのは秋田豊、片山奨典、内藤友康3選手。ここでは体育館を使って屋内でのイベントとなりました。
 10時45分、3選手が体育館に登場すると「名古屋グランパス!」とのかけ声が一斉におこり、選手たちもびっくりした様子で迎えられていました。その後、壇上でそれぞれが自己紹介をかねた挨拶をすませると、さっそく実技を行いました。。片山選手がドリブルを披露すれば、負けじと内藤選手もセービングを披露。また、けがのため調整中の秋田選手は司会をかねたトークで子供たちを盛り上げました。
【Q&A】
Q:これまでで1番心に残っている試合は?
秋田:W杯・フランス大会で出場したアルゼンチン戦ですね。
片山:僕は今年の開幕戦(vsC大阪:3/5@瑞穂)ですね。緊張もしていましたが、アシストも決める事ができたし、すごく思い出に残っています。
内藤:僕はまだトップチームでの出場がありませんが、チームのユニフォームを着て初めて試合をしたときです。
 続いて、片山、内藤2選手が小学生を交えドリブル対決も行いました。「緊張して思ったほどできませんでしたが、それでも楽しかった」と話し、秋田選手が「サッカー選手が大変なのはわかった?」と小学生に問いかけ、実技披露は終了となりました。
 その後はおまちかね、クラスごとに分かれての記念撮影。最後に小学校から花束をいただき、この日のイベントは終了となりました。
記念撮影の模様はこちら

 ホームスタジアム周辺の小学校をまわった今回のJリーガーズ・ウィーク。日差しも強く暑い日のイベントとなりましたが、プロサッカー選手を見る小学生たちの純粋な目に、選手たちもこれから始まる後半戦で必ず応えてくれることでしょう。