講演では、自分が名古屋にやってきたことについての当時の心情を険しい顔で話していました。しかし、今は家族も自分も名古屋に来たことをとても喜ばしく思うとちょっと誇らしげでした。途中、参加者の方からの、「これまでキャプテンの機会が多いですが、どんな苦労がありましたか?」という質問に応えては、「これまでにいろんなキャプテンを見てきましたが、自分はチーム全体を見て、ポジション修正や戦術などの環境を整える役と、選手達を叱ったり褒めたりしながら鼓舞してゆく役の両方が出来ることを目指してきました。」と熱く語っていました。また、「自分は仕事で結果が出ることが一番と思っています。なので若い選手たちの意見を聞き入れることが出来ないといけないと思っています。また、仕事には生き甲斐を持ってやりたいです。」と語ると、この日参加された人達も満足げにうなずいていました。
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