6/1(木):練習試合「vsHONDA FC」の模様 |
6月1日(木)、午後12時より行われた、HONDA FCとの練習試合の模様についてお伝え致します。
空から燦々と、眩しい太陽が照りつける、午後12時。正に暑さ真っ盛りのこの時間に、HONDA FCとのトレーニングマッチが執り行われることとなった。先日行われた大学生との練習試合と比較すると、社会人チームの強豪と言うこともあり、また違ったチームの課題とかが見えてきそうだ。
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【結果】名古屋:1-1(前半:1−0):HONDA FC
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前半は、左エンドの名古屋のキックオフで試合開始。先発は、GK高嵜、DFは右から高橋・須藤・練習生の3バック、MFは杉本・中村・金・片山・阿部、FWは鴨川・平林の11人だ。対するHONDA FCは、DF4人が綺麗に横一列に並ぶ、4バックで挑んで来る。
この日久し振りのトップ下でプレイした中村が立ち上がりから、両サイドのスペースを使って杉本や阿部、片山を走らせてチャンスを演出してゆく。また、FWの鴨川がキープ力を見せ、これに中村や平林が絡むという形もあり、立ち上がりから良い攻撃パターンが見える。しかし、相手もDFラインが高く、全体をコンパクトにして中盤で厳しいプレスを掛けてくるため、決定的な場面までは持って行かせてもらえない。
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7分、中央で相手DFの間を片山がドリブルで勝負にいったところで倒され、PKを得ると、これを鴨川が落ちついてゴール右に沈めて、先制点が決まる。このゴールで名古屋が試合の主導権を握るが、HONDAもその後は早い位置でボールを持った選手を潰しに掛かってくるだけでなく、両サイドの上がったスペースを使って早い攻撃を仕掛け、逆に押し込まれる場面債で始める。
それでも、前半はこの日冴えたプレイを見せていた片山がサイドではなく、中央にドリブルで仕掛けたり右に開いたりを見せ、しっかりとアピールを見せていた。前半終盤には、阿部も加わって、左サイドから厚い攻撃が繰り返されるが、HONDAの厚い壁もあって、追加点を奪うことなく、1-0で試合を折り返す。 |
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エンド入れ替わり、後半は左から攻め上がるHONDA FCのボールから試合が再開。開始3分、右に抜け出してきたHONDA FCの選手かエリア内へと持ち込むと高嵜と1対1に。しかし、ここで相手の放ったシュートを高嵜が正面で阻止、しっかりとゴールを死守する。5分、メンバー交代:練習生→中島。
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前半は、片山の元気にお株を奪われる形で攻め上がりの少なかった杉本だったが、後半は彼の足を活かした攻撃が目立ち始める。中村だけでなく、最後尾の高橋からも相手のDFの裏へのボールが放り込まれると、杉本が幾度となく俊足を飛ばしてこれを拾ってゴール前へボールを供給したり、自らチャンスと見るとシュートを狙ってゆく。また、この日の暑さも相まってか、途中からは相手の運動量が落ち始め、早い杉本や片山を止めるために、ファウルが増え、相手陣内深くでのFKやクリアによるCKを貰う場面も増える。23分、メンバー交代:阿部→井上。
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しかし、29分。自陣右寄り深くの位置でFKを与えてしまうと、HONDA FC:石井(3)に、ジャンプした壁の足下を抜くボールを直接決められ、同点に追いつかれてしまう。その後も、足の止まった相手DFの裏へのボールを盛んに出して、これを拾った片山・杉本が勝負を仕掛けてゆくが、暑さから両チーム選手共に運動量が落ち、足が止まり始め、味方のフォローも少なくなってしまい、相手の守備を崩す迄には至らず、追加点を奪う事は出来なかった。そして、1-1のまま試合は終了を迎えることに。
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