「サントリー・Jリーグ スポーツクリニック2006 in 豊田」の模様
5月28日(日)トヨタスポーツセンター第2グランドで、主催:社団法人日本プロサッカーリーグ、特別協賛:サントリー株式会社による「サントリー・Jリーグスポーツクリニック」が行われました。このクリニックは、子ども達に楽しみながらスポーツに取り組むきっかけを提供する、Jリーグとサントリーの共同企画です。サッカーは「名古屋グランパスエイト」、ラグビーは「サントリーラグビー部 サンゴリアス」(ジャパン ラグビートップリーグ)、バレーボールは「サントリーバレーボール部 サンバーズ」(バレーボールVリーグ)の協力により実施されました。ゲストの井原正巳氏と中西哲生氏、グランパスの平林輝良寛選手・山口慶選手・津田知宏選手が指導者として参加しました。

この日参加したのは一般公募で選ばれた小学生170名。Jリーグ技術・アカデミー部マネージャー山下則之氏から「一流選手の指導の下、サッカー・バレーボール・ラグビー、3種目全て体験して頂きます。大いに楽しんでください。」という激励の挨拶があり、クリニックが始まりました。“やったことがない種目は大丈夫かな?”と、やや不安げな子もいましたがボールに触れていくうちに笑顔になり、みんな元気いっぱいに芝生のグランドを走り回っていました。

デモンストレーションでは、一流選手の技が披露されました。サッカーでは華麗なリフティングや豪快なシュート。津田選手がオーバーヘッドを見事に披露し会場を沸かせました。バレーボールでは鋭いアタックと的確なレシーブ。目にも留まらぬ早さでボールが飛んでいきました。ラグビーでは息の合ったロングパスと激しいタックル。小学生がラインアウト(サッカーで言うスローイン)でボールを上手くキャッチし、拍手が起こりました。

楽しい2時間はあっという間に過ぎてクリニックは閉会式へ。どの子も皆“もっとボールに触れていたい”という表情でした。形・重さ・硬さの違う3種類のボール。使って良い身体の部分も違えば、ルールも全く違います。違うスポーツに触れることで“楽しさ”を感じ、“自分に合っていること”を発見できたら・・・。各種目のコーチやゲストの言葉から思いが伝わってきました。最後に子ども達はゲストや各種目の選手全員と握手をし、サインをもらい、クリニックは終了となりました。