2/16(木):「平林・津田2選手、コンテンツ作成に協力」

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2月16日(木)、名古屋グランパスエイトの平林輝良寛・津田知宏の2選手が名古屋大学(工学研究科・IB電子情報館)に於いて、谷本正幸教授とSky株式会社の共同研究である、自由視点テレビ技術を用いた学校教育用の教材開発の一環としまして、スポーツコンテンツ作成の調査資料作りに協力しました。

昨年度のSky株式会社の調査の中で、スポーツコンテンツ作成について検討された結果、プロサッカー選手のボールの蹴り方やドリブル等の動きが必要と言うことで、今回、特別に設定された複数のカメラの前での撮影に参加した2選手ですが、将来的に学校での体育の研究授業などで使われる生徒達の教材になるかも、と言うこともあり、予想も付かない中、相当のプレッシャーでの撮影参加となりました。

「自由視点映像」と呼ばれる映像を作る技術は、DVD等で使われている、視聴者が複数の視点を選んで切り替えてみることが出来る「マルチアングル」とは異なり、カメラの視聴範囲内であれば、視聴者が選択できる視点の数が無限な上、視点も連続して変えることが出来るという新らしい技術とのこと。この難しげな説明に不安タップリで臨んだ2選手でしたが、複数のカメラとPCに囲まれた部屋にトレーニングウェアに着替えて入った時は、案の定、頭の中が真っ白の状態に。

それでも、そこはプロ選手。教授や生徒達の見つめる中でのプレイという特殊な状況でしたが、ボールを操る内に体の緊張もほぐれたようで、時間が経つに連れ、持ち前の器用さと明るさを発揮。最後は周りを唸らせるほどのテクニックを披露して、今回の撮影を大いに盛り上げました。

この後、複数のカメラによる様々な角度から撮影された映像は「光線空間法」と呼ばれる計算手法を利用してコンピュータで処理され、全く新たな画像として完成するとのことです。どんな2人のプレイができあがるのか楽しみですね。2選手も最後は、「緊張したけど、良い勉強でした。あとでできあがった映像絶対欲しいです」(平林)、「最初は訳分かんなかったですが、最後は楽しい撮影でした」(津田)と、充実した表情で大学を後にしました。